作家としての原点から遺作まで、多くの人々に愛され続けるそれぞれの物語に秘められたテーマを、取材内容や創作秘話をはじめ数千点に及ぶ膨大な資料や映像をもとに検証し、その魅力に迫る。
オープニングセレモニーに参加した山崎豊子文化財団事務局で山崎さんの甥にあたる定樹氏(56)は「原作の入り口をみていただいて、もう一度作品を読んでいただければ」と呼びかけた。
山崎さんの秘書として52年もの間、支えてきた野上考子氏は「ある意味で先生の“お葬式”だと思っています」と感慨深げ。
「先生の足跡をご覧いただける、こんなにうれしいことはありません」と話し「お葬式はあくまで限られた方へのもの。今回は愛読者の方にさようならをいただける会。先生にとっても幸せなこと」と語った。
同展は日本橋高島屋を皮切りに、来月14日には横浜高島屋など全国4ヶ所で順次、開催される。
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