26日にユヴェントスがナポリに敗れたことで、27日に首位攻防戦を戦うインテルとフィオレンティーナは気持ちに熱がこもることだろう。
それでもインテルのロベルト・マンチーニ監督は慎重だ。
『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、マンチーニ監督は現状でも優勝候補はユヴェントスだと述べ、序盤戦で首位に立っても意味はないことを強調した。
しかしチームの出来には満足しているようで、守備的や暴力的といった批判には不満を述べている。
「我々のやり方を汚く、荒いと言う者もいるが、そう言われながらも前進していくことを願っている。周囲の言葉に関心はない。インテルが良いスタートを切ったのはファイトできているからだ。我々は常にトップを目指している」
「イタリアには偏った考えがあるんだ。フェリペ・メロが暴力的といったようなね。私は選手にダーティーなプレイをしろなんて言ったことはないよ。我々は常にポゼッションしているし、チャンスも作っている。まだ改善は必要だけどね」
「連勝に意味はない。最後に勝たないとね。優勝候補はユヴェントスに変わりない。彼らは4連覇中の王者であり、まだまだ大きな差がある。スクデットとは2位に勝ち点差14をつけるようなものだ」
こう語ったマンチーニだが、仮に27日のフィオレンティーナ戦に勝利すればユヴェントスとの勝ち点差は13に開く。
同監督の語った14には足りないが、今季も優勝候補筆頭だったユヴェントスにかなりの差をつけることになり、勝てば非常に有利にリーグ戦を進めることができる。
ユヴェントスの4連覇を止めるためにも、フィオレンティーナ戦ではさらなるファイトが必要だ。
いまだ無失点の要塞サン・シーロでどこまで激しく戦えるのか、序盤戦の大きな山場となる。
【このカテゴリーの最新記事】
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image
- no image