四国電力は26日、気温上昇による冷房需要の増加などから、電力不足のおそれがあるとして、同日午後5時30分から同10時まで、中国電力から最大50万キロワットの電力融通を受けた。
全国規模の電力融通を調整するために4月に発足した「電力広域的運営推進機関」が四電の要請を受け、中電に送電を指示した。四電はこれまでも応援融通を受けたことがあるが、同機関発足後は初めて。
四電によると、同日の四国の電力需要予想はピーク時の午後6〜7時が当初の想定を大きく上回る340万キロワットとなり、供給力の303万キロワットを超える見込みとなった。中電から50万キロワットを受電することで、ピーク時の供給力は353万キロワットまで上がり、予備率3・8%を確保した。
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