ボーカロイド楽曲で火がつき、中高生の定番卒業ソングとなった楽曲をベースに実写映画化した『桜ノ雨』。本作の主演を山本舞香が務め、共演に浅香航大、広田亮平、久松郁実らが参加することがわかった。
『桜ノ雨』は2008年にhalyosyが歌声合成技術・応用ソフトウェアVOCALOIDを使用し、ニコニコ動画で発表した楽曲。ボカロオリジナル曲でミリオンを達成している曲の一つで、同曲の関連動画再生数は3,000万超を記録。2009年、2010年春と合わせて200を越える中高校の卒業式で合唱された。
2012年には小説版「桜ノ雨」(PHP研究所 刊)が刊行され、20万部を超える大ヒットを記録。
小説は楽曲の制作者halyosy自身が原作・原案として参加し、以前から構想していたVOCALOIDキャラの学園生活を軸に「音浜高校合唱部」を舞台に、学園の四季を綴る青春群像劇。実写映画化はこの小説版を基に進行している。
主演の未来役は、2011年「三井リハウス」14代目リハウスガールでデビュー、映画『劇場版 仮面ティーチャー』『暗殺教室』『Zアイランド』と立て続けに話題作に出演を果たし、今後もドラマ「南くんの恋人〜my little lover」『暗殺教室』の続編が控えている注目の若手俳優・山本舞香。本作が映画初主演となる。
また、未来が想いを寄せるハル役を、『桐島、部活やめるってよ』『悪の教典』『カノジョは嘘を愛しすぎてる』やNHK連続テレビ小説「マッサン」で注目され、2015年もドラマ「破裂」や舞台「AZUMI」など多数出演が控える大活躍中の浅香航大が演じる。
その他、『20世紀少年 最終章 ぼくらの旗』『おしん』『魔女の宅急便』など数々の大作に出演をしている広田亮平が蓮役を。
ドラマ「GTO」「ごめんね青春!」、映画『青鬼ver.2.0』『東京PRウーマン』などに出演、CanCam専属モデルの久松郁実が瑠華役を演じ、フレッシュな新世代キャストが集結した。
監督は、第24回ゆうばり国際映画祭のオフシアター・コンペティション部門で北海道知事賞を受賞した青春映画『リュウグウノツカイ』で劇場デビューを果たした新鋭・ウエダアツシ。
今回原作に惚れ込んで挑んだのは、あたたかく、にぎやかで、ちょっと切ない“青春ドラマ”。
四季折々のオール静岡ロケを敢行し、雄大な自然を背景にした抒情的な映像美で、郷愁を呼び起こす温かな物語を紡ぎだす。
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