集まった200人を超えるファンを前に約1時間、進行役の行司・木村銀治郎とともに会場を何度も笑いの渦に包んだ。
最も会場を沸かせたのが入門して間もない1992年8月にモンゴル大使館へ脱走して逃げ込み、母国に帰った話。
「入門して大阪、東京、名古屋に行って、ディズニーランドにも行ってもういいんじゃないかと思った」。
大島親方はモンゴルから来日した仲間の力士と共に深夜2時頃に部屋から脱走し、始発の電車に乗って都内の大使館に駆け込んだことを懐かしそうに振り返った。
親方として初めての場所を迎える秋場所(両国国技館)初日の13日は41歳の誕生日。
「とうとう41歳になっちゃったな」。
後進の指導のため今でもまわしを巻いて土俵に下りている大島親方だが「今までは場所の前日はピリピリして体と気持ちを作っていたけど今は毎日ポカーンとしている。すごい不思議な感じ」と胸中を吐露していた。
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