2024年07月05日
564.アンビションレコード
おはようございます。あるへです。
本日はこちら「Ambition Record」のレビューです。
ちょっと記憶があやふやなのですが(汗)、キャラモデルからマップから戦闘シーンまで全てが3Dで作られたExe-Create製のゲームは、セフィロティックストーリーズ以来かと思います。
キャラモデルが二等身のころころしたデザインで、ねんどろいど?っていうのかな、あんな感じで案外可愛いんですよね。
世界観もストーリーも、ドブに投げ捨てたくなる出来ですが、このキャラの見た目の可愛さでなんだか全部許せそうです(笑) カワイイは正義って本当だったんだ。
ゴーストシンクやエルピシアなど胸を打つストーリーで、ようやく脂が乗ってきたと思ったらだいぶ時代が遡りましたね。全てを3Dで作り切った努力は評価しますが、やはりPS1しかもだいぶ黎明期の、「3Dポリゴンが熱いらしいから触ってみた、作ってみた」のような無名3D作品感がすごいです。
非常にしょぼく、ボリュームも薄く、プレイフィールも快適とは言えないし、ついでにストーリーも世界観も酷いものですが、やっぱりキャラモデルだけはよく出来ていて、可愛くて許せました。
国が内乱に遭っていて、金で動く傭兵団が活躍するって内容なのですが、大勢vs大勢の迫力のスペクタクルシーンなど到底作れるはずもなく、ではどうやってそんなシーンを描いたかといえば……、実況です(笑)
バックで安い世界地図に、今どこにいるかを光点で示して、通常会話のようにお互いの司令官が実況するわけです。そんな三文芝居が本作の名物になるかと思いきや、山場を抜けて終盤の展開に差し掛かると、この実況もなくなって寂しくなっちゃいました。バカバカしすぎてなにげに気に入ってました。
そういえばドラゴンシンカーやドラゴンラピスの作品説明で、堂堂とライトアップされていた有名作曲による楽曲提供が云々って、本作にもあなたさらっといるじゃないですか! ピコピコ音じゃないと世のゲーマーは認知してくれないのかしら。圧の強いピコピコより本作のようなテイストの方がよっぽど好きですけどね。
ってことで、終わり! 閉廷! 君帰っていいよ、とは言わないよ。どうぞこちらからお帰りください。
さ、つぎつぎ。
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