2023年07月06日
529.Army of Ruin
おはようございます。あるへです。
本日はこちら「アーミー オブ ルイン」のレビューです。
一世を風靡したヴァンパイアサバイバーズをオマージュした作品です。スマホやSteamを中心にこの手の類似ゲームが氾濫していましたが、ついにXboxにも来たかって感じです。
すでに元祖がXboxにあるんですけど、私はまだ触ったことがなく、PCやスマホでのゲームもほとんどやらない私は、実はずっと興味津々だったのです。
ようやく、心行くまで堪能したかな、ご馳走様って感じでした。
時間を忘れて熱中できましたし、遊び心地も快適でした。翻訳が機械翻訳なので、意味や言葉がおかしいのはご愛敬としても、原文でのキーワードが抜けてまったく意味がわからなかったり、未翻訳だったりする部分も多々あったのですが、タイトルやゲーム中でも設定から簡単に言語を切り替えられるので、一度英語に戻して確認すると理解が捗ります。
また、元祖をプレイしたことが無いので違いなどはわからないのですが、アップグレードや進化による装備の強さや派手さががんがん上がっていくので、見ていて楽しく、キャラやMOB、ステージなども3Dで作ってあるにも関わらず、とんでもない量のわらわら感や攻撃エフェクトとともに、無数のダメージ表記まで、描画の引っ掛かりなくスムーズに表示されるので、素直にすげぇと感心してしまいました。
素人考えですけど3Dって処理的に重いんですよ。大量にコントロールしたら絶対どっかでラグったりひっかかったり、最悪フリーズするじゃないですか。半分偏見だけど(笑)、某狩りゲーで死ぬほどフリーズに悩まされながら続けてますしね……。
タイムカウントをよく見ると、処理が重くなるにつれ実際の1秒とゲーム内の1秒がずれていってるなぁとは思うものの、プレイ中の感覚で遅延やひっかかりなどはほぼ感じず、フリーズや不具合などもありませんでした。
そして武器のサウンドやテンション高めのBGMの中でもしっかりと聞き取れるような「音」のバランスがセンスいいなと。どういうことかというと、そういったある意味騒音の中で、生死や攻略に関わる要素が埋没しちゃうと、理不尽なクソゲーになっちゃうと思うんですけど、ここで、回復アイテムを取った音、マップの向こうで宝箱が出現した音、みたいなのがはっきりと聞き取れるんです。
あるいは自キャラ周りの空間は透過処理がなされて、どれだけ攻撃エフェクトが重なろうと、障害物が邪魔しようと、ちゃんと足元が見えるんですよね(画面外のアイテムには矢印が付くんでわかりやすいですけど、画面内に収まると表示が消えるので、便利アイテムなんか途端に見失うこともありますけど笑)。
こういった細かい所に配慮がなされている感じがして、このゲームのルーチンの快適性やゲーム制作に対する姿勢、熱量などに好感を持てました。
実際のところ、元祖がこうだから単に真似をした、だけなのかもしれないけれど、私はそれを知らないので、遊んでいて楽しいゲームだなと、素直に思えたのでした。
実績の数が100近くあり、ゲーム内チャレンジもその数倍あるので、一つステージをクリアするごとになにかしらポコンポコンしたり、新しい武器や要素がアンロックされたりして、「よし、もう一回」が止まりませんよ。非常にお勧めです。
実績コンプした後も、まだまだキャラや装備が出そろってないのでもうしばらく楽しめそうです。