今回は、日本スノーボード協会 JSBA バッチテストのことを何回かにわたって書いてみたいと思います。
今シーズン、JSBA バッチテストにチャレンジしてみました。
何度も書いてますが、20年振りの復活、TOTALで5~6年くらいのスノーボード歴(当時は4~50回/年で自己流)、
40代前半です。
今シーズン復活して、30日目くらい(2~3時間/日)の2/15、2級のバッチテストにチャレンジしました。
この時点で何度かホームのゲレンデのスクールにも入って、自信もありです。
場所は隣県のジャングル・ジャングルです。年末に1日だけ滑りにいきましたが、どのバーンで検定やるかも
わからないです。まぁ、2級だからってなめてましたね(笑)
さて、当日ですが、ものすごい降雪&吹雪!!視界がすさまじく悪い!どのくらい悪いかっていうと
最後のフリーランの時なんか、ゴールにいる検定員とスターターがお互い見えず、中間に中継者を立たせて
連絡を取るというくらいです(笑)
バーン状況も新雪のモフモフで、パウダーとコブ状態・・・これを視界不良で滑るという最悪の状態です。
かなり不安になってきました。
さて、受付を済ませ、事前講習開始です。検定員の方は2名でアルペンとフリースタイルの方です。
受験者は同じ2級を受ける方と2名だけでした。予想ではやる種目(ロング、ショート、フリーラン)を模擬形式で
やって指導されるのかなと思っていましたが、まずノーズドロップからです。これには面喰ってしまいした。
ここまでの基礎連は最近やってなかったのもあって、ぎこちない・・・
さらに、かなり抜重の立ち上がりを前にしろとの指定も。もう後ろ足の膝が伸びるくらい。なんなら後ろよりに
乗って前へ移動しろ!とのこと。
あとでネットで情報を探してみると、そういったかなりはっきり前に乗る運動を求める検定員の方もいるようです。
特にアルペン乗りの検定員の方がお手本をしてくれたのですが、足首が固定されていて運動を表現しずらいはず
なのに、きれいに前に立ち上がる運動を表現されていてちょっと感動しました。
次にいよいよ種目のロングです。思った以上の斜度があり、距離も長い!ここを4ターンでいくにはかなりのスピード
がでます。しかも視界は悪くちょっと脇にいくとパウダー、中間はガタガタ・・・正直本当にこのバーンでやるのか?
って感じでした(笑)
次にショートです。バーンはロングと同じです。斜度もあるしバーンもあれているのですが、テールスイング気味に
なっているのを指摘され、それを直そうとすると後ろに乗ってしまい暴走気味になってしまいました。
フリーランはなかなかいいです といわれ、ここで事前講習は終了です。
いよいよ午後の検定開始です。
ここで驚いたのが、検定を行うのは2名だけと思ってたのですが、集合場所に現れたのはインストラクター6名!?
これはスターターや旗を立てたり、検定員の模擬検定だったりするので結構な人数がきます。
初検定ではこれがかなりのプレッシャーになりました。上級者のインストラクター大勢に見られながら検定される
わけですよ・・・嫌な感じです(笑)
検定は1級の方1名(事前講習なし)と2級2名です。
2級からスタートで、私は1番目スタートになってしまいました。
まずはロングから検定開始です。4ターンを目指して滑りましたが、バーンの荒れ&視界不良で転倒を恐れ、
深廻りになってしまい、5ターンでGOAL。まぁ、転倒しないようにするのがいっぱいです。
次はショート。ここでやらかしてしまいました。中盤でコブに足元を取られてしまい、転倒!!すぐ止まらずに再スタート
できましが、これは減点を免れません・・・・がっかりです・・・
最後のフリーラン。この時点で視界は最悪に。もうゴールにいる検定員が完全に見えません。
抑え目に滑っていまいちスピードも乗せれず終了です。
あとは1時間弱で結果発表です。ショートで転倒してしまっているので、なにかで加点が取れないと不合格です。
フリーランは事前講習でなかなか良いという評価だったのでどうかな?
結果・・・・・・
ロング 70 ショート 69 フリーラン 70 1点足らず不合格!
検定員からはショートで転ばなければ合格でしたね と言われました。
しかし、今思えば、ロングの運動もできてないし、ショートもぜんぜんダメだったと思います。
頼みの綱のフリーも消極的になってしまい、スピード&メリハリがなかったといわれました・・・
この時点ではバーンの状況さえ良ければ!!と思ってましたが(笑)
課題としては、
・ショートでテールスイング気味にならないようにする。
・ショートで後ろ乗りになり暴走しない。切り替えは前足でコントロール。
・ロングでターン数を合わせるイメトレが必要。
その他の駄目なところはまだ気がついておりません。
でも、ホームではないゲレンデで、しかもバーンコンディションがかなり悪い中での検定を経験したことは
とても身になったと思います。検定の全体的な雰囲気もつかめました。
あのプレッシャーは一度受けないとわかりませんね。
わかったことは、
・検定員2名だけじゃなく、インストラクターが大勢ぞろぞろ来る。その中で見られながらやらなければならない。
・相当バーン&天候がかなり悪くても滑らなければならない。(状況はある程度考慮されてジャッジされるけど転倒したら減点)
・各種目1本だけの1発勝負なので、プレッシャーに負けていつもの滑りができない。
・検定員が求めるものも多少は個人差があるので、それにあわせたものを表現できなければならない。
・思った以上に斜度のあるバーンを使う。
・事前講習ではかなりダメだしを喰らうけど、本番にひきづられ過ぎない(急に指摘が直せるわけない)
次は2週間後のホーム、スプリングバレーで検定開催です。
続く
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