随分前からジャーナリストたちが問題提起していた。
にもかかわらず、日本政府はだんまりで。何の抗議もしていない。
この自治区は、イスラム教徒のウイグル族の地域だ。
元々、中国ではなく、東ヨーロッパ文化に近い。
それを強制的に中国に編入してしまった。
植民地である。
チベットに関しては、様々な情報が流れているが、このウイグル族の
自治区に関する情報は、ほとんど流れてこない。
自治区内に、大量の中国人を移住させていわゆる「同化政策」として
交配を進めているのだ。
トルコ政府は、そこを非難している。
同じイスラム教徒だからでもあるが、本来は、国連が
この中国の行為を非難しなければならない。
「人類の恥だ」トルコ政府が中国を批判
2/11(月) 21:45配信 日テレNEWS24
中国の新疆ウイグル自治区で行われているウイグル族らの強制収容について、トルコ政府が「人類の恥だ」と批判し、中国が猛反発している。
中国の新疆ウイグル自治区では、テロ対策を名目に住民を強制収容して思想教育を行う政策が行われていて、組織的な民族弾圧ではないかとの批判が高まっている。
ウイグル族の亡命者を多く受け入れているトルコは9日、 「中国当局の同化政策は人類の恥だ」と批判し、収容所の閉鎖を求めた。
これに中国が猛反発し、中国外務省の報道官は11日、トルコ側に厳正な抗議を行ったと明らかにした。さらに、トルコ側がウイグル族の著名な詩人が「拘束されたのち死亡した」と主張していることについて、「彼の映像が公開された。健康そのものでトルコ側がウソをついている」と反論した。
中国国営メディアが公開した映像では、詩人とされる男性が「10日に撮影された」と話し、「中国の法律に違反した疑いで捜査を受けていて、虐待を受けたことはない」などと述べている。中国当局が批判をかわすために映像を公開した可能性がある。
この件については、ジャーナリストの櫻井よしこさんも
随分前から非難している。
2013.11.09 (土)
「 中国政府のウイグル族弾圧が苛烈さを極めていくのは明らか 」
『週刊ダイヤモンド』 2013年11月9日号
新世紀の風をおこす オピニオン縦横無尽 1009
中国の最も政治的な場所、天安門広場に10月28日、車が突っ込み毛沢東の巨大な肖像画近くで炎上、車中の3人が死亡した。翌日、中国当局は共犯者としてウイグル人5人を逮捕し、北京のウイグル人約3,000人の監視のために「ローラー作戦」を開始した。中国政府のウイグル族弾圧がさらに苛烈さを極めていくのは明らかで、事態はおぞましい。
記事掲載ページへ>
櫻井よしこオフィシャルサイト >
当時、中国国内でウイグル人によるテロが頻発していた。
テロだが、彼らのは独立戦争と呼んでいいものだった、
植民地からの独立である。
にもかかわらず、世界は、中国利権に目がくらみ、表立った抗議は
していない。
当時の中国は、経済大国に驀進中であったからだ。
もとより、日本などでは、マスコミでさえほとんど取り上げなかった。
唯一、ネットの世界で専門チャンネルが取り上げた程度だ。
言論TV
これも桜井さんがメインのネットTVチャンネルである。
中国には多くの少数民族の自治区がある。
ウイグル族
チベット族がよく知られているが、南部にもたくさんある。
雲南省も漢民族ではない。
漢民族エリアの周辺の少数民族国家を、吸収して成り立っているのが
今の中国であることを、日本人は認識してほしい。
中国3000年と言うが、その大半は他民族国家であり、
漢民族国家の歴史など、大したことはない。
それに比べて、日本は、単独国家として2000年以上の歴史を
営んできている。
もっと、強く出てもいいようなもんだが、何せおとなしい国民性である。
革命すら嫌う国民であるから、なんともはや・・・であるが・・・。
世界は、中国国家の分断にもっと力を入れてほしい。
今のままでは、わがまま国家の中国にしてやられる可能性が高い。
最近、ドイツがようやく気が付いたようだが・・・。
BY いいとこどり
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