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佐賀県鳥栖市に拠点をおく「短歌文学会」を紹介するブログです。短歌の楽しさ・魅力をみなさんと共有できたらと思っています♪管理者は、3代目主宰者の娘であり、文学会会員のaquaです。
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2014年11月30日

団栗・どんぐり

ドングリ

公園の樫の並木の下にどんぐりがいっぱい転がっています……と、事務局から写真が届きました。

「どんぐり」

食べて渋味の少ないスダジイ、マテバジイ、イチイガシ、渋いものがシラカシ、アカガシ、アラカシ、渋味の強いクヌギ、コナラ、ミズナラ、などが上げられ……特に、クヌギを指して「どんぐり」と呼ぶ例が多いとも言われています。

日本人は縄文の時代からドングリを食料としてきた歴史をもっていて、渋味の多い、すなわちタンニンの多いものは水にさらしてアク抜きし、団子にして食べていたのでしょうね。
(参考:『広辞苑』『ブリタニカ百科事典』『農林水産研究情報』)
ドングリ

では、短歌を二首あげておきます。

諸永まさ子(『姫由理』2008)
何故(なにゆゑ)か心の弾み八十路われドングリ一つを拾ひ帰れり
うらら陽の温もりもてるドングリの掌に懐かしく幼日淡し


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