南米ペルー原産のナス科の野菜。わが国へは江戸時代初期に鑑賞用として入ってきていて、 「唐柿」(からがき)
と呼ばれていたという。本格的に食用として使われはじめたのは、明治時代以降です。(ブリタニカ百科辞典)
明治初め生まれの大祖父母たちは、畑にできたトマトを赤茄子(あかなす)と呼んでいて、食卓では御飯のおかずとして砂糖をつけたり、ソースをかけたりして食べていたそうです(父の談)
今は多くの栽培品種があり、事務局の菜園にはミニトマトの 「アイコ」
が植えられ、赤く熟れたものから順次収穫しているとのことです。それでも篭いっぱいになったと満喫の様子です。
では、短歌を二首上げます。(植物短歌辞典)
斎藤茂吉
(『つゆじも』)
さ庭べにトマトを植ゑて幽かなる花咲きたるをよろこぶ吾は
北原白秋
(『桐の花』)
驚きて猫の熟視(みつ)むる赤トマトわが投げつけしその赤トマト
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2014年08月12日
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