短歌文学会が毎月発行している 歌誌「姫由理」
のタイトル。
このタイトルは、日本最古の和歌集「万葉集」におさめられている歌が、由来になっているそうです。大伴坂上郎女(おおとものさかのうえのいらつめ)という女性歌人の恋の歌です。
↓ ↓ ↓
夏の野の繁みに咲ける 姫百合
の知えぬ恋は苦しきものを(そ)
(巻8-1500)
意味:夏の野の繁みにひっそりと咲く姫百合(ひめゆり)のように、ひっそりと心に秘めた恋は、苦しいものです。
「姫百合」は、 ユリのお花の名前
だったんです。でも、漢字が違いますよね。
「万葉集」の原文は、万葉仮名といって、下記のように全部漢字で書かれていました。
↓ ↓ ↓
夏野乃繁見丹開有 姫由理
乃不所知戀者苦物乎
なつのののしげみにさけるひめゆりのしらえぬこひはくるしきものを
歌誌「姫由理」
は、原文の万葉仮名を使っていたんですね。
鳥栖市にある事務局の庭には、このヒメユリが植えられているそうです。どんなユリの花か、気になります!お花が咲いたら、写真アップしますね。お楽しみに〜♪
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2014年04月30日
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