審査が甘い消費者金融ってどういう意味?誰でも借りれるのか?
審査が甘い消費者金融という言葉があります。そのまま考えれば、貸出(融資)するかどうかの審査基準が低い、借りやすい消費者金融という意味になります。
確かにお金を貸す・貸さないは貸付する側の審査基準になり、その審査基準は消費者金融会社によって違っているのは事実です。
もし仮に、すべての消費者金融が同じ審査基準だったとしたら、1社審査が通らなかったら、他のどの消費者金融に申込しても断られることになります。
しかし、現実はそうではありません。1社に融資を断られたとしても、他の消費者金融に申込すると普通に借りられることもあるのです。
一般的に審査基準が低い(借りやすい)消費者金融の事を、審査が甘い消費者金融と言いますが、どこの消費者金融が具体的に審査が甘いのか?また、なぜ審査が甘いと分かるのか?そのことについて書いていきたいと思います。
(最終更新日:平成30年9月6日)
審査が甘い消費者金融は危険なのか?
「審査が甘い消費者金融=怖いサラ金」このイメージが多くの人にあると思います。なぜ審査が甘いと怖いのか?それは、普通の消費者金融の審査に通らない人(多重債務者や延滞歴などがある人)が申込に来て、その人達に融資をするわけですから、ハイリスク層に貸付することになります。
貸金業者は貸したお金を回収することが業務です。まだ上限金利が40.004%だった頃は、3年間利息を払い続ければ元本は回収しているため、長く取引をしていくことも重要でした。
今でももちろん、短期の利用よりも3年~5年利用してもらった方が利息収入が多いため、取引の長さは重要なことです。しかし、以前と比べると上限金利は20%まで下がり、10万円以上100万円未満は18%の金利でしか融資ができません。
昔は3年間利息だけ払えば元本が回収できましたが、今の金利だと5年以上払い続けなければ回収できない金利になっています。
そのため、今の時代はいかに元本の回収率を上げるかが収益に大きく関わっています。審査が甘い消費者金融の場合、ハイリスク層=貸し倒れになる可能性が高いことから、多少強引にでも取立てをすることになり、怖いイメージが付くようになったのです。
しかし、今は貸金業法はかなり厳しい法律になっており、特に取り立て行為の規制は事細かくいろいろな規制があります。
貸金業登録している正規の金融業者であれば、この厳しい貸金業法を遵守しているはずなので、今は審査が甘いからと言って、怖い消費者金融ではないのです。
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