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Let'sNote CF-J10 にWindows10 TPをVHDインストールしてみる

2015年04月25日

pic0058.jpg

CF-J10 に Windows10 TP を入れてみる


こんにちは、ハニービーンです。
前回 は、我が家のメイン機、Lenovo G500 (Windows8.1) にインストールしたWin10 TP環境で、ハードとソフトの動作確認を行いました。



VHDブートを使って安全に、かつ動作確認に適したアップグレードインストールで Win10 TP 環境を作れました。

Windows8.1機だったので、いろいろ相性がよく、うまくいきましたが、Windows7機だと、少し大変そうです。
我が家のサブ機である、Let'sNote CF-J10 でも同様に動作確認をしたいのですが、同じ手順ではできそうにありません。

今回は手始めに、Windows10 TP が、このマシンで動作するかどうかを試すために、VHDに新規インストールしてみました。

光学ドライブなしのVHDインストール


今回の対象マシンである CF-J10 は、光学ドライブがついていません。外付けドライブも持っていません。

Windows10 TPインストールDVDのisoファイルはダウンロードしてあります。

このisoファイルを使って、VirtualBoxでVHDにインストールすることにします。
インストールの準備(1) VHDの作成

まず、インストール先となるVHDを作成します。

コンピューターの管理>ディスクの管理から作成します。
img58_01.jpg

今回は、インストールして起動できるか確認するだけなので、固定容量20GB、ファイル名はC:\Win10.vhdにしました。
img58_02.jpg

作成したら、切断しておきます。
img58_03.jpg
インストールの準備(2) 仮想マシンの作成

次に、VirtualBox で仮想マシンを作ります。

名前は適当に、今回は Windows10 TP にしました。バージョンはWindows8.1またはWindows10にします。
img58_04.jpg

メモリーは、Win10TPのインストールには2GB以上必要です。
img58_05.jpg

先ほど作ったVHDを使うので、仮想ハードドライブを追加しないで進めます。
img58_06.jpg

ストレージに、Win10TPインストールDVDのisoと、VHDをマウントします。
img58_07.jpg
VHDへのインストール(1) ファイルのコピー

準備した仮想マシンを起動します。
img58_08.jpg

インストールDVDが起動します。
img58_09.jpg

今すぐインストール。
img58_10.jpg

ライセンス条項です。次へ。
img58_11.jpg

カスタム:Windows のみをインストールする、を選択します。
img58_12.jpg

ドライブ0の割り当てられていない領域を選択したまま、次へ。
img58_13.jpg

インストールが始まります。
img58_14.jpg

このあと、最後までインストールしないで、途中で止めることになります。

ここまで来たら、この直後に仮想マシンが再起動されます。
img58_15.jpg

再起動する前に、強制的に仮想マシンを止めます。
img58_16.jpg

ここまででVHDがどうなっているか、マウントして中を見てみます。
img58_17.jpg
E:ドライブにマウントされました。

すでに必要なファイルがあり、起動できる状態であることがわかります。
img58_18.jpg
VHDへのインストール(2) インストール処理

この段階でVHDブートし、インストールは実マシン上で続けます。

VHDをマウントしたまま、ブートエントリーを作成するために、コマンドプロンプトを管理者として起動します。

念のため、現在のブート環境をバックアップします。
bcdedit /export c:\bcdbackup
img58_19.jpg
あとで不要になったら、c:\bcdbackup は削除して構いません。

VHDがE:としてマウントされているので、以下のコマンドを入力します。
bcdboot e:\windows /l ja-jp
img58_20.jpg

VHDを切断して、PCを再起動します。

今までのWin7な起動から、Win8な起動に変わっています。
img58_21.jpg

ブートメニューに Windows Technical Preview が表示されます。
img58_22.jpg

Windows Technical Preview を選択して起動します。
img58_23.jpg

起動すると、インストール処理が継続されますので、しばし待ちます。
img58_24.jpg

少し時間がかかりますが、手順に従ってインストールを進めていきます。

そして・・ 起動しました!
img58_25.jpg
なんだか、横長ですが・・

インストールした結果


CF-J10 に Windows10 TP を無事インストールすることが出来ました。

この機種でも Win10 TP がちゃんと起動することが確認できました。

ついでにVHDブートができることも確認できました。

しかし、OSの起動が確認できただけで、ドライバーやソフトウェアの検証は、できません。

ディスプレイドライバーが適切で無いため、画面の縦横比もおかしいですし、WiMaxもこのままでは使えません。

ドライバーやソフトウェアの検証については、これから、別途手順を考えていきたいと思います。

VHDブートを削除する手順


VHDブート環境は、簡単に削除できます。

Windows7の方を実行した状態で、「ファイル名を指定して実行」から msconfig を起動します。
img58_26.jpg

ブートの項目から、削除するブートエントリーを選んで削除します。
img58_27.jpg

VHDファイルを削除します。
img58_28.jpg

これで元通りです。VHDブートは元に戻すのが簡単なので、安全に試すことができます。



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posted by ハニービーン at 23:12 | 動作報告
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