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2015年11月19日
大阪の南と北
大阪は本町をはさんで、南側と北側で異なります。南北の違いをいくつか上げてみます。
北側は阪急、阪神、京阪の沿線で、南側は南海、近鉄の沿線です。
明治の初めの頃は、大阪南部と北側は別の県で、大阪南部は今の奈良県と一緒で、今の北と南の違いそのままです。
大阪に住んでいると、北側と南側で天気が異なることも多いです。大阪平野を取り囲む山のせいで、風向きが北側と南側の違いで、大阪の中心部あたりで雲の切れ目がよくできます。
高校(旧制中学)では、大阪で最初に作られたのが、今の北野高校で、二番目に作られたのが今の天王寺高校。大阪の北側の人間は北野、南側は天王寺というように分かれていました。
お寺としては北の方に本願寺別院の北御堂が、南の方には真宗大谷派の南御堂があります。
住宅地の開発を主導したのは、北部が阪急電鉄、南部が南海電鉄で、阪急は南海より広めの宅地を供給したので、南部は北部のように街並みがきれいではない、と以前はよく言われていました。
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