黒岩重吾は大阪市生まれで、大阪らしい波乱万丈の人生を送った作家です。一時期、釜ヶ崎のドヤ街に住みトランプ占いやキャバレーの呼び込みなどをして生計を立てていたこともあります。
釜ヶ崎を舞台にした小説『背徳のメス』で直木賞を受賞し、「西成モノ」の作品を数多く発表しました。
後年は主に歴史小説を執筆し、1980年に『天の川の太陽』で吉川英治文学賞を、1992年には菊池寛賞を受賞しています。
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