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☆子育てに優しい市内全域に

 市内全域が子育てに優しい地域となることを、お願いします。

 韓国は、経済における貿易依存度が極めて高くなっています。
 そのため、どうしても経済政策が、内需よりも外需を重視することとなります。

 日本は、一定の人口を有しているため、現時点では「内需による安定的な経済運営」が一定程度は可能だと思います。
 しかし、少子化がすすむことで、韓国に近い経済運営を余儀なくされることになりかねません。
 ここでは、韓国経済の是非を論じているのではなく、「内需による安定的な経済運営」がより望ましいという立場です。

 少子化になる理由は様々であり、対策も幅広いものが必要だと思います。
 可能なものから取り組んで行くことが現実的だと思います。

 全国で、保育園(保育所)に入ることのできない待機児童が大きな問題となっています。
 この点において、十日町市は恵まれていると思います。これまでの努力のたまものによるものです。

 現在の保育園では、3才から6才までの通年保育の他にも、3才未満の子供、普段は通園していない子供をあずかる一時保育など、様々な役割を期待され、そして、担っています。

 転勤で十日町市に赴任する場合、どこに住もうと考えるでしょうか。
 職場に近いことは大きな要素ですが、子育て世代の場合、保育園が近くにあることが重視されると思います。
 保育園が遠い地域にとっては、子育て世代や若いカップルを住民として迎え入れることは大きな困難があります。
 保育園に通うのは小さな子供たちであり、通園バスがあるから遠くでも構わないということにはならないと思います。

 少子化で子供たちが減っているのは、多くの地域で共通していると思います。

 保育園はきめ細かく配置しながら、より特色ある保育を実践することを提案します。

 集団保育による協調性が必要であれば、例えば、特定の期間(週に2日など)に限って、いくつかの保育園が合同で保育を実施するという方法があります。

 北欧諸国で先進的に取り組まれている「森の幼稚園」のような、特色のある保育園づくりに積極的に取り組み、市営住宅等も整備し、積極的に地域外から子育て世代を地域に迎えることは無理なのでしょうか。
http://www.morinoyouchien.org/modules/tinyd07/

 保育系の専門学校や大学等とも連携し、より充実した保育に取り組む先進地になるべく、取り組みを進めてはいかがでしょうか。
 これからの社会は、一人ひとりが客観的に物事を判断し、たくましく生き抜く力が、一層求められます。
 少し大きな話になりますが、このような人間に育てるために、家庭教育、保育園教育がどうあるべきか、これを基本に社会システムを改善していくことが求められます。

 保育環境を整備することで、市内全域が子育てに優しい地域となるよう、お願いします。

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