今の住まいから実家までは、車で2時間半くらいかかるのですが、週末の金曜日の火葬というスケジュールだったので、金曜日をまるまる仕事を休ませてもらい、顔を見る事も出来ました。
数年前から病院で寝たきりだった事もあり、ある程度の覚悟はあったのですが「いつ」なんてのは、当たり前ですが意識していませんでした。
コロナ禍でずっと会えていなかったので、顔が見れてよかった。実家では初めての仏様となり、葬儀屋さんにあれこれ聞きながら父親が対応に追われている所に自分は到着しました。
もちろん悲しみもありましたが、それよりも迷わずに極楽へ到着して欲しいという気持ちで葬儀を行いました。
そんな中で、お葬式と言えば定番のおまんじゅうについて、葬儀屋さんに聞いたんです。
「このサイズですし、捨てるわけにもいかないので、饅頭自体を美味しく出来ないんですかね」
「そのまま食べるのに飽きましたら、油で揚げるとおいしいですよ!」
なに!揚げまんじゅうか!
3個くらいある葬式まんじゅうのひとつで試しました。油が高くなっているのも忘れて、これだけの為にあげてみたんです。
おいしかった、、、うまい、、、でもまるまる食べるには、罪悪感が勝ってしまう。そんなお菓子に仕上がりました。
中のあんこが強力なんだよなぁ。。。
おいしかったので、祖父にも揚げまんじゅうにしてお供えしました。「コレ知ってた?じぃちゃんの葬儀あったから発見した食べ方だよ。ちゃんと極楽着いたらまたお供えするから」って。
まだ、仮の仏壇ですが来週にはちゃんとしたモノが届くので、その時まで我慢してくれって。
もし、この手のまんじゅうが手に入ったら是非、試してみてください。
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