日清食品の「完全メシ」について、その活動から「江崎グリコ」の冷凍食品について報告します。
日清食品は、5月から33種類の栄養素とおいしさの完全なバランスを追求した「完全メシDELI」を、設置型の社食として「完全メシスタンド」の展開をスタートさせました。
イメージは、人間の栄養素を補給する「ガソリンスタンド」みたいな感じでしょうかね。
ご存じの「完全メシ」の展開は常温家庭用から始め、昨年から冷凍食品を追加いています。
CMも積極的に展開しており、2,300万食を超える販売数になっているという事です。この話題性をもって設置型の社食に進出しだしました。
実際、設置型の冷凍食品社食サービスは増加傾向にあるようですが、メーカーとして家庭用で気づいたブランドからの参入は初めてとの事で新しいビジネスモデルになるかもしれません。
同じころ、江崎グリコも動きを見せています。糖質は40g、食塩相当量1.5gとした冷凍生パスタ「SUNAO ごろっと具材の生パスタ」の販売をオフィス向け食サービス「オフィスグリコ」で開始しました。
こちらの冷凍食品は、アイス用の冷凍頃活用して展開するようです。
ちなみに、江崎グリコの冷凍食品の発売は8年ぶりとなり、再挑戦といったところでしょうかね。
こうした健康価値の高い冷凍食品のオフィス向けの展開の背景には、日常食として継続的に取り入れられるという点で、調理も最低限で済む簡便さから、社食との相性の良さが挙げられると思います。
スーパーやコンビニでも冷凍食品売り場の充実度を見ると「ここ」に健康への配慮を加えて活路を見出す、というか、我々の生活の質を上げてくれるものだとも感じます。
ちょっと話が大きくなるかもしれませんが、置き型冷凍社食って企業における健康経営への意識の表れだったりしそうじゃないですか。
従業員の健康的な食生活に、いかに貢献できるか?が問われているのかもしれませんね。
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