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2020年10月06日
どう違うの?早煮昆布と昆布 おだし用と食用?
昆布だしっておいしいですよねぇ。「かつお」と「こんぶ」の黄金比ってご存知でしょうか。 かつおと昆布は8:2
がめちゃうまい比率だそうです。
気にして作った事はないですけどね。
さて、今回「 早煮昆布 」の商品選定をしていて、その違いをちょっと調べたのでご紹介します。
昆布の長さは、折りたたんで袋に入れているか?そのままか?の違いで約15cmの違いがありました。
一方は、50cmも長さがあるので問屋としてはピッキングする際に入れ物からはみ出てしまうんですよね。注文商品をいろいろ詰め合せてひと箱にするので。
そんな現場サイドの選定基準は今回判断基準としては低くしましたが、基本的にはkg単価で安い方に使用と思っています。
実際に調理してみてという事も必要ですが、調理冷食と違って調理方法によっていかようにでもなるものだと思って、原料の違いなど大きな差が無ければよいという考えです。
裏面の一括ラベルを見てみると「棹前昆布(さおまえこんぶ)」と一方には記載されていました。
???
同じ北海道産ですが、やっぱりなにか違うんじゃないだろうか?どちらも「早煮昆布」と言っているのに?
そもそも早煮昆布は棹前昆布を指しており、出汁取り用と比べて食用に適した昆布だそうです。食用とは、昆布巻きや結び昆布とかです。
煮上がりが早い事と、煮くずれもしにくいという特徴がある為です。
この特徴は、収穫時によって現れたものです。
ここで昆布漁について説明しますが、北海道では本格的な昆布漁を「 棹入れ(さおいれ)」 と呼び、長い竹棹を海中に入れて昆布をすくい上げて収穫します。
この本格的な漁となる「棹入れ」は7月〜9月に最盛期を向かえるのですが、その前の6月に間引きの目的で採取します。
そう、棹入れ前に間引きの目的ではありますが収穫があります。これが「棹前昆布」になります。
本格的な収穫出ない為、希少性があり「新昆布」「青昆布」などと呼ばれることもあります。
若い為、繊維質が少なく1分ほど水に浸すだけで柔らかくなり、簡単に昆布巻きや結び昆布をつくる事が出来ます。
野菜や肉類の煮ものにも利用も出来ます。
念の為、表示には「昆布」としか記載されていなかったメーカーにも、ちょっと知ったかして「御社の早煮昆布は原料は棹前昆布ですか?」って聞いてみました。
北海道の工場からの解凍は「棹前ですよ」と言う事で、まぁ同じなんだな!という認識で確認終了になりました。
早煮昆布の原料は棹前昆布ですか?って質問は、「この牛乳の原料は牛の乳ですか?」って聞いてるようなものだったのかな?と、後で少し恥ずかしくなりました 。
気にして作った事はないですけどね。
さて、今回「 早煮昆布 」の商品選定をしていて、その違いをちょっと調べたのでご紹介します。
昆布の長さは、折りたたんで袋に入れているか?そのままか?の違いで約15cmの違いがありました。
一方は、50cmも長さがあるので問屋としてはピッキングする際に入れ物からはみ出てしまうんですよね。注文商品をいろいろ詰め合せてひと箱にするので。
そんな現場サイドの選定基準は今回判断基準としては低くしましたが、基本的にはkg単価で安い方に使用と思っています。
実際に調理してみてという事も必要ですが、調理冷食と違って調理方法によっていかようにでもなるものだと思って、原料の違いなど大きな差が無ければよいという考えです。
裏面の一括ラベルを見てみると「棹前昆布(さおまえこんぶ)」と一方には記載されていました。
???
同じ北海道産ですが、やっぱりなにか違うんじゃないだろうか?どちらも「早煮昆布」と言っているのに?
そもそも早煮昆布は棹前昆布を指しており、出汁取り用と比べて食用に適した昆布だそうです。食用とは、昆布巻きや結び昆布とかです。
煮上がりが早い事と、煮くずれもしにくいという特徴がある為です。
この特徴は、収穫時によって現れたものです。
ここで昆布漁について説明しますが、北海道では本格的な昆布漁を「 棹入れ(さおいれ)」 と呼び、長い竹棹を海中に入れて昆布をすくい上げて収穫します。
この本格的な漁となる「棹入れ」は7月〜9月に最盛期を向かえるのですが、その前の6月に間引きの目的で採取します。
そう、棹入れ前に間引きの目的ではありますが収穫があります。これが「棹前昆布」になります。
本格的な収穫出ない為、希少性があり「新昆布」「青昆布」などと呼ばれることもあります。
若い為、繊維質が少なく1分ほど水に浸すだけで柔らかくなり、簡単に昆布巻きや結び昆布をつくる事が出来ます。
野菜や肉類の煮ものにも利用も出来ます。
念の為、表示には「昆布」としか記載されていなかったメーカーにも、ちょっと知ったかして「御社の早煮昆布は原料は棹前昆布ですか?」って聞いてみました。
北海道の工場からの解凍は「棹前ですよ」と言う事で、まぁ同じなんだな!という認識で確認終了になりました。
早煮昆布の原料は棹前昆布ですか?って質問は、「この牛乳の原料は牛の乳ですか?」って聞いてるようなものだったのかな?と、後で少し恥ずかしくなりました 。
2018年09月19日
製油各社の思惑・・・・決算資料
特にトピックスがあるわけでもないですが、製油各社の第一四半期の数字の裏側を国内油脂の状況と合せて報告します。
油の値段は原料価格などの影響も吹けますが、結局は需要と供給のバランスで決まってきます。大豆、菜種の主力原料の下げ相場に対して、価格据え置きの構えを崩していない製油各社。
儲けに走っているのか!と思いますが、前期からの価格是正の積み残し分や、物流費・包装資材の値上げなど周辺を取り巻くコスト環境がある為、単純に原料下げを反映できない・・・という理由から、流通、ユーザーからの下げ圧力に耐え抜いてきました。
少し前、7月についても国内業務用と缶相場は横ばいのまま、現在も続いていますが、前期は大豆・菜種の種原料の相場高と円安のダブルパンチにより、一部メーカーを除き、決算は大幅な減益となりました。
その回収も含めての強気な姿勢であくまでも価格維持をつらぬきながら、機能性油やアマニ油、エゴマ油など高付加価値油の販売に各社しのぎを削っています。
原料が下がった時にしか利益を残せない・・・そう言った体質も残しながら、新たな戦略も見せています。
ここ三年間の可食油の出荷と在庫の推移は年間で見るとほとんど違いなないように思います。しかし、昨年17年8月以降ほとんどの月が適正レベル(具体的には7万トン欠ける数字)の在庫で推移しており、これは某製油会社の菜種搾油停止が影響しているのも大きな理由と考えられます。
大豆、菜種の両原料を比べると、間違いなく大豆のほうが採算が良いわけですが、某社のとめた菜種搾油分の数量は図らずも他の製油各社に降りかかり、結果として過剰在庫にも繋がらないという今日の製油各社の搾油体制にも好影響を及ぼしたと思います。
各社の思惑はあるにせよ、しばらくはこうした状況が続くものと思われます。安易に安売りをしない、出来ない環境なんですね。その結果の第一四半期の数字は・・・・
ボーソー油脂は苦戦しているみたいです。かどや製油は数値見つけられませんでした。
増収増益の各社、コスト環境は大きく好転しています。意識されているのも「適正価格の販売」「価格改定に努めた」「採算重視」そんな発表でした。
相場だけでは交渉しても崩れない価格があるわけですね。かといって、言い値で買いたくないのが商売。競合よりも有利な交渉に努めたいと思います。
油の値段は原料価格などの影響も吹けますが、結局は需要と供給のバランスで決まってきます。大豆、菜種の主力原料の下げ相場に対して、価格据え置きの構えを崩していない製油各社。
儲けに走っているのか!と思いますが、前期からの価格是正の積み残し分や、物流費・包装資材の値上げなど周辺を取り巻くコスト環境がある為、単純に原料下げを反映できない・・・という理由から、流通、ユーザーからの下げ圧力に耐え抜いてきました。
少し前、7月についても国内業務用と缶相場は横ばいのまま、現在も続いていますが、前期は大豆・菜種の種原料の相場高と円安のダブルパンチにより、一部メーカーを除き、決算は大幅な減益となりました。
その回収も含めての強気な姿勢であくまでも価格維持をつらぬきながら、機能性油やアマニ油、エゴマ油など高付加価値油の販売に各社しのぎを削っています。
原料が下がった時にしか利益を残せない・・・そう言った体質も残しながら、新たな戦略も見せています。
ここ三年間の可食油の出荷と在庫の推移は年間で見るとほとんど違いなないように思います。しかし、昨年17年8月以降ほとんどの月が適正レベル(具体的には7万トン欠ける数字)の在庫で推移しており、これは某製油会社の菜種搾油停止が影響しているのも大きな理由と考えられます。
大豆、菜種の両原料を比べると、間違いなく大豆のほうが採算が良いわけですが、某社のとめた菜種搾油分の数量は図らずも他の製油各社に降りかかり、結果として過剰在庫にも繋がらないという今日の製油各社の搾油体制にも好影響を及ぼしたと思います。
各社の思惑はあるにせよ、しばらくはこうした状況が続くものと思われます。安易に安売りをしない、出来ない環境なんですね。その結果の第一四半期の数字は・・・・
数値は昨年対比<純利益>
日清オイリオG 101.7%
J-オイルミルズ 257.6%
昭和産業 140.8%
不二製油 103.8%
上場企業 18年4〜6月決算
日清オイリオG 101.7%
J-オイルミルズ 257.6%
昭和産業 140.8%
不二製油 103.8%
上場企業 18年4〜6月決算
ボーソー油脂は苦戦しているみたいです。かどや製油は数値見つけられませんでした。
増収増益の各社、コスト環境は大きく好転しています。意識されているのも「適正価格の販売」「価格改定に努めた」「採算重視」そんな発表でした。
相場だけでは交渉しても崩れない価格があるわけですね。かといって、言い値で買いたくないのが商売。競合よりも有利な交渉に努めたいと思います。
2017年11月17日
アジア圏で多い!?牛乳が苦手な理由
「牛乳」
といえば栄養価の高い飲み物で、大概の家庭の冷蔵庫に入っているのではないでしょうか?スーパーでも数種類のブランドを並べ、かつカルシウム強化などの機能性牛乳も増えています。
牛乳と言っても、無調整・加工乳と分類もありますが、ここでは「 牛乳でカルシウム不足を補う」という認識についてモノ申してみたいと思います。
7大アレルゲンのひとつでもある「 乳」ですが、栄養価は非常に高く、成長盛りの子供たちは給食で毎日摂取しているわけですが、乳アレルギーを持つ人は、卵に次ぐ数と言われていて、卵・乳で食物アレルギーの半数を超えるとのデータもあります。
「だからカルシウム不足の人が多いのだ!」と関連付ける事もできますが、日本人の生活環境の変化によって慢性的にカルシウム不足が生じています。
カルシウム不足については、その補給の為に「煮干し」のある商品をお勧めしています。
「煮干し de Cooking」は→こちら
本題ですが、牛乳でカルシウム不足を補うという事について、全く悪いことではありません。ですが、牛乳に含まれるカルシウムを吸収する為には、「 ラクターゼ 」と呼ばれる酵素が必要なのです。
カルシウムの補給に無理に飲もうとしたり、飲ませようとしてもアレルギーの問題やおなかを壊してしまう可能性があります。
「 牛乳でおなかがゴロゴロ・・・」って経験は無いでしょうか?日本人は欧米人に比べて、このラクターゼの働きが弱いという国民性があるからです。
*「日本人若年女性における牛乳、小魚、野菜のカルシウム吸収率」栄養学雑誌 参照
この件を聞き、やっぱり古くからの煮干しで手軽に摂取できるものがいいなぁと感じたわけですが、このラクターゼって何なのか?
まず、おなかゴロゴロの原因は「 乳糖(ラクトース) 」という多糖類の仕業です。多糖類のままでは人の腸内で消化・吸収をする事が出来ないからです。
消化・吸収する為には、多糖類から単糖類へ分解する必要があります。この分解酵素が「ラクターゼ」という乳糖分解酵素なのです。
ラクターゼが腸内にどのくらい存在しているかが「牛乳でおなかゴロゴロ」やあるはそれ以上の症状に影響してきます。「乳糖不耐症」と呼ばれる症状です。
実は、日本人を含めたアジア圏での乳糖不耐症の人・・・なんと95%もいるという事。マジすか?って数値ですが、下痢などの症状は出なくとも、ラクターゼの活性が落ちている「予備群」なども含めるとこうした数値になるそうです。
*ガールズクリニック サイト様 参照
基本的に足りていないという事ですね。では、牛乳を飲まなければよいのか?ラクターゼを増やせばよいのか?どちらかを選択せざるを得ない・・・となると、ラクターゼを増やす方を選択しましょう。
牛乳って栄養価が高いし、義務教育期間中、毎日飲ませられていましたから。いまさら否定できません!!
ラクターゼを増やす為に必要なのは 「乳酸菌」 です。乳酸菌自体がラクターゼを持っているという事もありますが、乳糖が一部分解されている為、腸内での乳酸菌やビフィズス菌が増える為の餌ともなります。
ヨーグルトがわかり易い例ですね。さらにはカルピス、ヤクルト、バターやチーズもOKです。
しかし、乳酸菌の取り方について、胃酸に弱いという事を考えると、これまた工夫が必要にはなります。簡単に乳酸菌だけを取ろうと思う場合はサプリメントを飲むという手が手っ取り早いですね。
自分もそうですが、サプリメントと言うと「薬」という印象が強く、あまり進んで摂取しようとは思えないものでした。しかし、生活習慣、環境というすぐに変えられるものではない以上、サプリという摂り方も効率がよい考えだと思います。
牛乳と言っても、無調整・加工乳と分類もありますが、ここでは「 牛乳でカルシウム不足を補う」という認識についてモノ申してみたいと思います。
7大アレルゲンのひとつでもある「 乳」ですが、栄養価は非常に高く、成長盛りの子供たちは給食で毎日摂取しているわけですが、乳アレルギーを持つ人は、卵に次ぐ数と言われていて、卵・乳で食物アレルギーの半数を超えるとのデータもあります。
「だからカルシウム不足の人が多いのだ!」と関連付ける事もできますが、日本人の生活環境の変化によって慢性的にカルシウム不足が生じています。
カルシウム不足については、その補給の為に「煮干し」のある商品をお勧めしています。
「煮干し de Cooking」は→こちら
本題ですが、牛乳でカルシウム不足を補うという事について、全く悪いことではありません。ですが、牛乳に含まれるカルシウムを吸収する為には、「 ラクターゼ 」と呼ばれる酵素が必要なのです。
カルシウムの補給に無理に飲もうとしたり、飲ませようとしてもアレルギーの問題やおなかを壊してしまう可能性があります。
「 牛乳でおなかがゴロゴロ・・・」って経験は無いでしょうか?日本人は欧米人に比べて、このラクターゼの働きが弱いという国民性があるからです。
*「日本人若年女性における牛乳、小魚、野菜のカルシウム吸収率」栄養学雑誌 参照
この件を聞き、やっぱり古くからの煮干しで手軽に摂取できるものがいいなぁと感じたわけですが、このラクターゼって何なのか?
まず、おなかゴロゴロの原因は「 乳糖(ラクトース) 」という多糖類の仕業です。多糖類のままでは人の腸内で消化・吸収をする事が出来ないからです。
消化・吸収する為には、多糖類から単糖類へ分解する必要があります。この分解酵素が「ラクターゼ」という乳糖分解酵素なのです。
ラクターゼが腸内にどのくらい存在しているかが「牛乳でおなかゴロゴロ」やあるはそれ以上の症状に影響してきます。「乳糖不耐症」と呼ばれる症状です。
実は、日本人を含めたアジア圏での乳糖不耐症の人・・・なんと95%もいるという事。マジすか?って数値ですが、下痢などの症状は出なくとも、ラクターゼの活性が落ちている「予備群」なども含めるとこうした数値になるそうです。
*ガールズクリニック サイト様 参照
基本的に足りていないという事ですね。では、牛乳を飲まなければよいのか?ラクターゼを増やせばよいのか?どちらかを選択せざるを得ない・・・となると、ラクターゼを増やす方を選択しましょう。
牛乳って栄養価が高いし、義務教育期間中、毎日飲ませられていましたから。いまさら否定できません!!
ラクターゼを増やす為に必要なのは 「乳酸菌」 です。乳酸菌自体がラクターゼを持っているという事もありますが、乳糖が一部分解されている為、腸内での乳酸菌やビフィズス菌が増える為の餌ともなります。
ヨーグルトがわかり易い例ですね。さらにはカルピス、ヤクルト、バターやチーズもOKです。
しかし、乳酸菌の取り方について、胃酸に弱いという事を考えると、これまた工夫が必要にはなります。簡単に乳酸菌だけを取ろうと思う場合はサプリメントを飲むという手が手っ取り早いですね。
自分もそうですが、サプリメントと言うと「薬」という印象が強く、あまり進んで摂取しようとは思えないものでした。しかし、生活習慣、環境というすぐに変えられるものではない以上、サプリという摂り方も効率がよい考えだと思います。
タグ: カルシウム