そこで使わせていただいた「ワタミ」のネタで行きます。
ワタミは連結の子会社としてある3社を合併したのは記憶に新しいですよね。介護業界に参入したときは少々話題になりましたが、今回はそうでもないですかね。ワタミフードサービス、ワタミタクショク、ワタミ手づくりマーチャンダイジングの3社です。
存続会社の社名をワタミフードシステムズと変更し、グループ会社の代表取締役と役員の移動を発表しています。
ワタミHP
3月1日発動!ですね。
しかし、外食業界見事に苦戦ですよね。仕事柄そういった数字を見ることが多いのです。で、昨年度と比較した売上推移の表があるのですが、こちらを見ると減収が続き今なお下げ止った感のないカテゴリが「居酒屋」です。
レポートを別にも書いたんですが、そこでは「テンアライドの動きに期待する」なんて書きましたけど、「 テンアライド 」を分析してみると「客単価(お客様あたりの購入金額)」の下落が深刻なんです。基本的にお店の売上 = 客数 × 客単価 ですから、お客さんを沢山呼んでも、客単価が下がっているのであれば売上は変わらない。逆にお客様の数だけコストは増えるわけですから。
「和食れすとらん 天狗」のように食事性の高い業態の展開もありますのでグループ全体で見ると、客数の減少は歯止めが掛かったかのように見えます。しかし、リアル資料では2009年に1700円後半だった客単価が、2014年同月で1500円と15%も下がっているのが事実なんです。
それに対してどんな手を打つんだって話ですけどね。テンアライドは自己資本比率が70%くらいだったはずですので、その体力で巻き返しをどうしていくのかを見ていこうと思っています。
その話題でもワタミさんのお名前ださせていただきました。なかなか厳しい環境ではありますが、業界で知名度を上げた唯一の存在として「和民」があるじゃないの!ということで。????
古い話かもしれませんが、良い意味ではなかった知名度アップですが。もちろんワタミグループとしても不本意だったと思います。しかし、世間一般に浸透しつつある影響を考えると
そんな空気になってしまったと思います。現に、ただでさえ採用難の状況だった事に拍車が掛かっている現状があります。
ワタミだけでなく、「天狗」を展開するテンアライドも同じ業界の有名チェーンの一社として、悪評の影響を受けていると考えるのは容易ですよね。
でどちらの話か収拾つかなくなったので、また。
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