2014年09月09日
☆重陽の満月
昨夜は十五夜でしたが、今夜も見事な満月が東の空に上がっています。
ところで、今日は9月9日で重陽です。
重陽だということは知っていましたが、あまり意味はわかっておりませんでした。
そこで、今日はとても気になったサイトがありましたので、ご紹介します。
……………
本当は重要!?重陽の節句はひな祭りや七夕と並ぶ大切な季節の節目
http://suumo.jp/journal/2012/09/09/28370/
江戸時代に祝日として定められた、年中行事を行う季節の節目「五節句」。1月7日、3月3日、5月5日、7月7日、9月9日の5日がそれにあたる。明治6年に制度自体は廃止されたが、現在でも5つの内4つは国民の生活に深く根付いている。
古代中国の陰陽思想では奇数が“陽”とされ、特に月と日が同じ陽の数になる日付が重要視された。その考え方が奈良時代に日本へ渡り、五節句の元となったという。ただし、1月1日の元旦は別格として扱われ、代わりに1月7日が「人日の節句」となり、七草がゆをいただく風習が浸透している。
またひな祭りでお馴染み3月3日の「上巳(桃)の節句」、こどもの日でもある5月5日の「菖蒲(端午)の節句」、織姫と彦星が再会するとされる7月7日の「七夕の節句」とメジャーな記念日ばかり。しかし本日、9月9日の「重陽の節句」はほとんど語られることはない……。
重陽を“じゅうよう”と読み違う方もいるが、正式な読み方は“ちょうよう”。日本文化を発信するサイト「日本文化いろは事典」には、このように紹介されている。
「『重陽』とは9月9日にあたり、菊に長寿を祈る日です。陽(奇数)が重なる日そして、奇数の中でも一番大きな数字という意味で重陽といわれています。日本では奈良時代から宮中や寺院で菊を観賞する宴が行われています」
つまり本日は、一桁の奇数で最も値が大きい“陽の極まった数”である9が2つ重なる吉日。“ちょうよう”はある意味、“じゅうよう”でもあったのだ。旧暦では菊が咲く季節だったため「菊の節句」ともされ、江戸では菊を絡めたイベントが盛んに行われたという。
ここ数年、そんな重陽の大切さが再認識されてきたのか、Twitterではこんなつぶやきも。
「今週の日曜は重陽の節句。菊酒を飲むさかずきを新調しよう」
「菊など飾ってみたら、涼しく感じられそうですね」
「今年もお店で菊酒をだしますー」
「菊香薫る月の今年の最後の節句です。皆さんで一足先に重陽の節句をお祝いしました」
一時は廃れていた、延命長寿の願いを込めて「菊酒」を飲む習慣も復活しつつあるよう。「菊酒」は、梅酒のように食用菊を日本酒や焼酎に長期間漬け込んだものでも、または日本酒のさかずきに菊の花びらを浮かべただけのものでもOK。みなさんも菊の香りを楽しみつつ、風流な気分で一杯味わってみてはいかが。
……………(引用ここまで)
重陽がそんなに大切な季節の節目だとは知らなかったですね。
しかも菊酒を飲んでお祝いするとは。
今年は間に合わなかったので、来年はぜひ、菊酒でお祝いしたいと思います。
でも、今年は十五夜の翌日の満月、十五夜よりも月は丸いとも言われています。
今夜のビールは最高ですね。
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