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posted by fanblog
2017年12月25日
藤田まこと主演「はぐれ医者 お命預かります!」が放送されています。
先日より、CSの時代劇専門チャンネルで「はぐれ医者 お命預かります!」が放送されています。
「はぐれ〇〇」というタイトルをみて、「はぐれ刑事」シリーズ」を連想した人もいると思います。「はぐれ刑事」と名の付くドラマのうち、「はぐれ刑事 純情派」というシリーズは藤田まことさん主演です。
実は、この「はぐれ医者」というドラマも藤田まことさんが主役を演じているのです。
タイトル名が示すように、藤田まことさんが演じているのは医者です。江戸の下町に診療所を構える蘭方医という設定で、相良淳道という名前です。
医者ではありますが、以前は武士で、道場一の剣の使い手と言われるほどの腕前だったということ。それが藩の実権争いに巻き込まれ、武士の身分 を捨てて、長崎へ旅立ち、長崎にて西洋の医術を学んだ。
その淳道が江戸にもどり、様々な騒動に巻き込まれ、江戸にはびこる悪を見るにつけ、もう剣を使わぬと誓ったにもかかわらず、悪を消し江戸の膿をなくすために正義の刀を抜く、という話です。
表では医者として人助け、裏では悪を凝らす。勧善懲悪の話で、時代劇にありがちですが、おもしろいのは、舞台が江戸後期で、勝海舟という歴史上の重要人物の実の父親である「勝小吉」という人物が主人公の親友として登場するということ。
架空の設定の主人公を実在の人物とからめるというのも面白いもので、勝小吉がこれまで描かれてきた小説や歴史資料から分かる人物像とはかけ離れていたら「つまらない」ものになるのですが、「はぐれ医者」では勝小吉の自伝から見える人物像や、子母澤寛氏の小説などに閲かれている通りなのです。
相良淳道と勝小吉のからみはなかなか面白いです。