タイトル: カルダノ(ADA)はKYCを追加すべきか。チャールズ・ホスキンソン氏の見解
Alex Dovbnyaさん
「カルダノの創案者は、KYCの導入についていくつかの懸念事項に触れました。」
カルダノとIOHKの創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏は最近、カルダノブロックチェーンのレイヤー1に本人確認(KYC)のサポートを追加することに関して、twitterのやりとりのなかでその議論の的に触れた。
議論の発端となったのは、SundaeSwap LabsのリードエンジニアであるCalvin Koepke氏のツイートで、L1でKYC対応のチェーンを使いたくないユーザーもいるかもしれないが、大量導入に向けて必要になるだろうと主張したものだった。
Koepke氏のツイートに対し、カルダノの愛好家のAlexander Monad氏は、「L1にKYCを置くなんてあり得ないし、そんなことをしてもオープンなパーミッションレスシステムに希望は持てない。」と述べ、中央集権型システムの可能性について懸念を示した。
これに続いてホスキンソン氏は、分散型プロトコルでは、規制するものとしないものについてそれぞれのニーズに合わせてソフトウェアを書くユーザーが存在するようになるだろうとの考えを擁護した。
同氏は、規制されたシステムと規制されていないシステムという誤った二分法は必要ないと主張した。
その後も議論は白熱し、Monad氏はホスキンソン氏がカルダノを中央集権的な方向に持っていきたがっていると非難し、ホスキンソン氏は、そのユーザーに対し、その解釈は誤っていると返答した。
この議論は、大量導入には規制が必要だと考える人々と、分散化とプライバシーを優先させる人々との継続的な緊迫感を浮き彫りにしている。
カルダノコミュニティが成長を続ける中、このプラットフォームが先に挙げた複雑な問題をどのように乗り越えていくのかが注目されるところだ。
(記事は以上です。)
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