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渡辺水華
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2022年11月25日

【第一回】IO ScotFestでのチャールズ・ホスキンソン氏による基調演説「Voltaire時代」〜05:41 〜カルダノの古き良き時代から現在に至るまで〜



IO ScotFest Keynote with Charles Hoskinson

2022年11月18日配信の上記の動画の内容です。



(以下、講演内容)

皆さん、こんにちは。
ここに来れて嬉しいです。

6年前、私たちはここエジンバラ大学の人々とともに旅をスタートさせました。
研究所を立ち上げましたが、とても小さく、費用はわずか25万ドルでも、当時の私たちには高額で、実際、皆、エコノミーで移動して、十分なお金もなく、格安(←激安から修正)ホテルに相部屋で泊まっていました。

6年前、私たちはここエジンバラ大学の人々とともに旅をスタートさせました。
研究所を立ち上げましたが、とても小さく、費用はわずか25万ドルでも、当時の私たちには高額で、実際、皆、エコノミーで移動して、十分なお金もなく、格安(←激安から修正)ホテルに相部屋で泊まっていました。

でも、カルダノやカルダノが必要としていたものに向き合ってみると、とても大掛かりな仕事で、当時は夢でしかありませんでした。奥深い研究が必要でした。合理的とは思えない量の研究が必要で、合意に至るには新しいやり方を考えなければなりませんでした。まったく新しいアカウンティングモデルを発明し、独自のプログラミング言語を書くか、少なくとも既存の言語にバリエーションを加えなければなりませんでした。ガバナンスや相互運用性についても考える必要がありました。基本的に科学者軍団を育てる必要があり、それ自体が大仕事でしたが、その後は実際にコードを書いて実行する必要がありました。

そして、それは信頼性の高いコードでなければならず、Windows、Mac、Linuxサーバーなど、多くの種類の異なるコンピューター上で機能させなければならず、長い旅でした。

作業量が多く、実際、相応しいエンジニアもおらず、当時の私たちは正しいアイデアが出揃っているわけでもありませんでした。

だから、Byronリブートのようなことがあるのです。あの良き時代を覚えている人はいますか。だから、途中でミスもしたし、あなたがたも調べれば私たちがしてきたことや、やろうとしていたことが全部見れると思いますが、そのプロトコルは過去の遺物のようです。

これでも、人生で多くのことをやり直すのは好きな方です。
でも、ただただ前進し、前面に出て行かなければならない状況は、なかなかわかっていただけないと思います。

この6年で何が特別だったかと言えば、あらゆる市況に耐え抜くことができただけでも精一杯だったはずなのに、成功することまでできていることです。
私たちは景気が下向きのときにスタートしましたが、ビットコインは250ドルでした。当時を覚えていますか。(BTCは)1200ドルからの下げで、クリプトの見通しはよくはなく、18カ月半も停滞していました。

特段、私たちに注目する人もいませんでした。
Mount Goxが崩壊、Silk Roadも崩壊した。
このようなクリプトは、現れては去って行く一時的な熱狂だと思われていました。

2017年、私たちはカルダノをローンチしました。強気市場の絶頂期でした。
(カルダノは)雑草のようにぐんぐん伸びて、その後、1.48ドルから2セントに下落しました。
確か、ビットコインは20,000ドルから4,000ドルに下落しましたが、皆さん、覚えていますか。

そして、業界では「ああ、これも一時の熱狂だ。」との声が聞かれました。
いろいろと大変でした。強気相場あり、弱気相場あり、その間に多くのことが起こります。

私たちはパンデミックもともに経験しましたね。
ビジネスのやり方もすっかり変わりました。
かつては、あれやこれやとワークショップを開催し、私も出ずっぱりで働いていたものです。わずか3年の間に50カ国を旅しましたが、過去8年では、これまでに72カ国にもなり、とても長い道のりでしたが、普通なら、少し不機嫌になったり、疲れたりするところ、私は、「韓国だろうと、日本だろうと、飛んで行くよ。14時間の旅と時差ボケだけなんだから、問題ないし、そっちに行くから一緒に過ごそうよ。」という感じでした。

なぜなら、こうすれば私たちは友好な関係を築くことができるからです。
COVIDによって、私たちは近づいたり、触れ合ったりすることができなくなり、繋がりを失いました。
2年間も孤立し、隔離されていました。

そして、多くの不確実な情報が流れ、その間にも市場は血に染まっていきました。クリプトはこの先どこへ行ってどうなるのかさえわかりませんでした。

私たちが諦めたかって? いいえ、耐え抜いて、どんどん進んでいきました。
Shelleyもやり抜いて、これが大きな業績となりました。
Shelleyはかなりの大仕事でした。

プルーフ・オブ・ステークをやると口にするのと、実際に実行するのとでは話が違うということです。

そして、私たちはやり遂げました。これは特別な気分です。

なおかつ、この業界が腰を抜かすほど見たこともないようなベストな方法でこれを実行したのです。
イーサリアムがこれをローンチしたとき、流動性のないカストディアルステーキングのようなことを実施しています。あちらの人たちは、「ちょっと待って。(ステーキングとは)そういうふうにやるものではないんですか?」と言います。こちらでは、実際にそのようなやり方はしていないと答えます。(そのようなやり方では)十分な安全性を確保できないのです。2020年ならカルダノもそういうやり方をしていましたが(たぶんITNのこと)、今は2022年ですから。

私たちはスマートコントラクトもローンチしました。スマートコントラクトといってもまったく違う方法で実施したので、これもすごく大変でした。
スマートコントラクトのやり方としては正しいと思います。
正しく物事を実行する際の問題点とは、子供にブロッコリを食べなさいと言うようなものです。
子供はブロッコリを食べたがらない時もありますね。
今は、Marloweなどを試していますが、まあ、ブロッコリにチーズを載せるようなもので、それでもブロッコリはブロッコリなわけです(会場:笑)
まぁ、それでも美味しいでしょうけど。
そう言えば、名前は伏せますが、決してブロッコリを口にしないので有名な(米国の)大統領がいましたね。

そう、それで私たちはPlutusを世に出しました。
それにしても自分たちでやったこととはいえ、後ろの方でまだなんか…。このディープフェイクが気持ち悪いなぁ…。(笑)

私たちは、技術的にはここ(Goguenの前)ですが、多くの作業をしながらずっと取り組んでいたのはここ(Bashoの前)とここ(Voltaireの前)です。

(第一回は以上)

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