タイトル： Coin Ceylon社、カルダノブロックチェーンでスリランカ初のNFTを開始
スリランカに拠点を置く暗号通貨会社、Coin Ceylonは、カルダノブロックチェーンで公式にサポートされるスリランカ初の非代替性トークン(NFT)を発表した。6,000件以上のNFTアイテムのうち、すでに1,000件以上が「ミント」(生成)されており、海外の顧客からの需要は依然として高い。そのNFTは、スリランカの「Yaka」というマスクの文化をデジタル化して保存することを目的としている。
Coin Ceylon社は、「Yaka」文化全体を取り巻く豊かな歴史的背景を、暗号コミュニティにもっと広く理解してもらうことを使命としている。
同社はその経済モデルのなかで、クリエイター、環境、投資コミュニティのために持続可能性に焦点を当てたNFTのミントを選択した。
Coin Ceylonの創設者、Kavinda Kariyapperuma氏は、Yaka NFTを発表するにあたり、「NFTの分野で他の事業体と私たちが違うのは、私たちがこれを持続可能にすることに注目していることです。私たちはすでに、スリランカ全体が暗号技術に統合できる能力があることを示しました。このプロジェクトの未来の成功は、ただただ自らを支え続け、成長するコミュニティに裏づけられているのです。」と述べている。
「『Bored Ape Yacht Club』を見てください、彼らが価値を生み出す唯一の方法は、コミュニティの輪を広げることです。」Coin Ceylon社は、Yaka NFTを他の主流ブロックチェーン技術にも組み込んでいきたいと考えている。NFTの早期導入を促すため、同社はNFTの大口保有者に物理的なアイテムや実世界での体験を付与している。Kariyapperuma氏は、カルダノブロックチェーンおよびトークンのミントによって生じた法的領域以外では、所有権は認められないとした。
「カルダノはエネルギー効率がよく、スケーラブルで、実世界のユースケースを促進します。」と同氏は言う。このようなNFTのミントは、この国の豊かな文化的歴史を暗号圏内でデジタル化し保存することへの初の大規模なベンチャーとなる。
あらかじめ指定された注目すべきNFTの保有にあたり、ウォレットの所有者は、世界のどの地域でもそのNFTの手作りバージョンを物理的に受け取る資格が与えられる。また、大口のNFT保有者のごく少数のグループには「Yaka」マスクがどのように作られるかを直接見学することができるスリランカ旅行の懸賞資格が与えられる。そのブロックチェーンは、真正性のデジタル証明書を提供する仕組みであるとKariyapperuma氏は説明している。カルダノ財団の金融・規制機関の担当責任者であるSandro Knopfel氏は、「カルダノで、スケーリングできる技術を創り出せることに誇りを持っています。」と述べた。
トークンのミントによって得られた収益は、アーティストの福祉制度、文化保護、生活向上などの社会的ベンチャーに再投資されることになっている。カルダノブロックチェーンは、比較的エネルギー効率の高いブロックチェーン技術とされるものの1つである。(TP)
（記事は以上です。）
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