タイトル:カルダノ:Haskellがブラウザで実行可能に。
●カルダノのリーダー、チャールズ・ホスキンソン氏は、スマートコントラクトのプログラミング言語であるHaskellがブラウザ上で動作するようになったことを発表した。
●Haskell言語はJavaScriptの欠点に対処しており、開発者は性能が良く、正確で、メンテナンス可能なコードを書くことができる。
カルダノのリーダー、チャールズ・ホスキンソン氏は、12月14日(水)の最新の発表で、IOGのネイティブスマートコントラクトのプログラミング言語「Haskell」がブラウザ上で実行できることを明らかにした。
チャールズさんのツイート
「しばらく時間がかかりましたが、Haskellがブラウザで実行できるようになりました。HaskellからJavascriptへの移行は、業界にとってどのような意味を持つのでしょうかね?
JavaScript backend merged into GHC 」
Haskellは純粋に関数型プログラミング言語であり、さまざまなアプリケーションを扱うことができる。表現力豊かな構文ときわめて豊富なビルトインアーキテクチャを備えている。カルダノの創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏は、Haskellの能力についてかなり楽観的な見方をしている。
カルダノのスマートコントラクトと金融スマートコントラクトのためのドメイン特化型言語であるMarloweは、Haskellプログラミング言語上で動作する。さらに、カルダノのオンチェーンおよびオフチェーンコードは、いずれもHaskellで書かれている。
カルダノのホスキンソン氏がHaskellを選んだ理由の1つは、PlutusとMarloweのスマートコントラクトを精密で形式的に証明された言語で構築できることである。これにより、高度な保証をすぐに提供することができる。Haskell言語がブラウザで実行できるようになった今、開発者の仕事も楽になるだろう。
カルダノのエンジニアリングチームは、最近、新しいJavaScriptバックエンドをGHCにマージしたことを指摘している。このため、GHCの次のリリースでは、余分なツールを必要とせずに、ブラウザで実行できるコードを生成できるようになるはずだ。これにより、Haskellはバックエンドのアプリケーションにもフロントエンドのアプリケーションにも対応できるようになる。
なぜJavaScriptで、なぜHaskellなのか
カルダノのエンジニアリングチームは、バックエンドにJavaScriptを採用した理由を説明している。最大の理由は、JavaScriptがクライアントサイドのプログラミングの97.3パーセントを占めていることである。さらに、ポータビリティも備えているため、カルダノチームは言語とプラットフォームへの大規模な投資に集中することができる。
カルダノのエンジニアリングチームは、JavaScriptのバックエンドによって違った強みが得られると考えている。最終的にはこれによって、Haskellコミュニティがそれぞれのユースケースや要件に対応するためGHCで両方のコード生成パスをサポートできるという利便性を得ることができる。
しかし、カルダノチームが言うように、JavaScript言語には初期の設計決定と下流への影響の面でいくつかの欠点がある。その上、JavaScriptでは、非同期プログラミングや並行プログラミング、エコシステムのセキュリティ問題など、根本的な問題もある。カルダノのエンジニアリングチームはこのように書いている。
「Haskellはこれを簡単にします。少し技術的に言うと、Strong Static Hindley-Milnerベースの型付けを組み合わせることによって、性能が良く、正確で、メンテナンス可能なコードを書くことができるのです。
Haskellを使う利点は、コードの共有です。WebアプリのフロントエンドをHaskellで書いて
JavaScriptにコンパイルし、バックエンドをHaskellで書いてマシンコードにコンパイルすることができます。特に、(例えば、JSONから、またはJSONへの)シリアライズコード(またはデシリアライズコード)が共有されるため、フロントエンドとバックエンドの間で同期がとれなくなることはありません。」
このため、チームは、GHCと同期したJavaScriptバックエンドがあれば、Haskellエコシステム全体の価値を高めながら、さらに良好なユーザ体験を提供し、コストを削減できると考えている。
【引用元】
Cardano: Haskell can now run in your browser – Will it drive ADA price to $5?
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