そうしたことを分かって報道さえしないマスコミの発表は偽善だろう。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131124-00010000-minyu-l07
2回目は使用済み燃料 26日にも取り出し着手
福島民友新聞 11月24日(日)12時3分配信
東京電力福島第1原発4号機核燃料プールからの燃料取り出し作業で、東電が26日にも2回目となる燃料取り出しに着手することが23日、関係者への取材で分かった。初回に取り出したのは未使用燃料だったが、2回目の22体は全て使用済み燃料。第1原発1〜6号機プールの使用済み燃料が取り出されるのは2011(平成23)年3月の事故以来、初めて。
4号機原子炉建屋は水素爆発で大破。建屋を補強したものの、大地震が起きればプールが崩壊する恐れを指摘されており、強い放射線と熱を出し続ける使用済み燃料の取り出しが急務となっている。
河北新報においては燃料棒の破損したもが一緒に燃料プールにあり危険と伝えている。
ゲンダイからだが、同様な指摘は以下。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131119-00000016-nkgendai-life
直前になって公表 福島原発「破損燃料80体」の衝撃
日刊ゲンダイ 11月19日(火)10時26分配信
福島第1原発4号機で、18日午後、使用済み燃料プールからの「核燃料棒」の取り出し作業が始まった。使用済み燃料1331体と未使用燃料202体の計1533体を輸送容器(キャスク)に移し、敷地内の共用プールに運ぶ計画。東電は「万全の対策を講じた」と自信マンマンだが、公表された作業資料にはゾッとする“新事実”が書かれている。
〈漏えい等を確認した燃料の取扱い〉——。15日に明らかになった燃料取り出し作業をめぐる「安全対策」資料にはこんな文言が出てくる。“漏えい等を確認した燃料”とは、過去の作業で変形や破損が確認された破損燃料のこと。これがナント、1号機で70体、2号機は3体、3号機は4体、4号機は3体と記されているのだ。
破損燃料がどれほど危険なのかは、02年に福島第1原発運転開始30周年を記念して作られた文集を見れば分かる。
「作業員の証言として、『燃料破損は、放射能の高い核分裂生成物が、原子炉水中に漏れ出て(るため)原子炉まわりの保守点検作業時に(の)被曝が大きく、作業が困難』とあります。つまり、破損燃料は1体でも、取り扱いが難しい。それが福島第1原発では、80体もあるというワケです」(経産省担当記者)
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