「いいの。あたしは、きちんと始末いたします。はじめから覚悟していたことなのです。ほんとうに、もう」変った声で呟いたので、
「それはいけない。おまえの覚悟というのは私にわかっている。ひとりで死んでゆくつもりか、でなければ、身ひとつでやけくそに落ちてゆくか、そんなところだろうと思う。おまえには、ちゃんとした親もあれば、弟もある。私は、おまえがそんな気でいるのを、知っていながら、はいそうですかとすまして見ているわけにはゆかない」などと、ふんべつありげなことを言っていながら、嘉七も、ふっと死にたくなった。
——以上、太宰治の『姥捨』からの引用である。
そして、これから書く記事に、なんの関係もない一節である(じゃあ、何故引用した?)。
というわけで、こんばんわ、本日も皆さんのご機嫌を伺いにやって参りました。
そろそろ誕生日が近づいている、双子座のAB型、小説家ともなりたかひろです。
・・・もう、今日はね、気が乗らないから、手っ取り早く終らせます。
愛之助さんと熊切さんの別れ話ゴシップが加熱してますよね?
この話題について、ちゃっちゃっと片付けてしまいましょう。
あのですね、まず、熊切さんサイドの目論みから見てみましょう。
熊切さんはある時期から、「崖っぷちアイドル」として売り出しており、当初の彼女の目論見としては、「大物有名人と付き合ってそのネタでテレビ出演の機会を増やそう」と思っていたに違いない。
そのターゲットが、愛之助さんだった、ということでしょう。
さて、今度は、愛之助さんサイドの視点から見てみましょう。
たぶん、愛之助さんは、熊切さんの性的なアピールに負けて(人がいいから)、あくまで「遊び」として付き合っていたに違いない。
しかし、ですよ?
時は流れ、同じ歌舞伎界の知人たちが次々結婚していきましたよね?
海老蔵さんは、小林麻央さん(生真面目)と。
そして、中村獅童さんは、つい最近、一般人女性(生真面目)と。
そんな流れがあり、愛之助さんは、周囲の歌舞伎界の知人、つまり、海老蔵さんや獅童さんから、「そろそろ身を固めたらどうだい? 今、大事な時期(仕事が増えてる時期)だし」などと助言されたのかもしれない。
それを受けた愛之助さんも、「そうだなぁ。・・・結婚するなら、やっぱり生真面目な女性だよなぁ」と思い、藤原紀香に的を絞ったに違いない。
だって、梨園の妻にふさわしいのは、明らかに藤原紀香(生真面目)でしょう。
というか、熊切さんに梨園の妻が務まるわけがないでしょうに。
以上のような事情があって、藤原紀香と影で付き合いだし、熊切さんと別れることを決意した。
が、必要以上に、熊切さんがアレだったので、泥沼になった、といったところだろうと思う。
しかし、熊切さんの事務所は「変わらず、仲良くさせてもらっています」と破局を否定している。
つまり、事務所側は、「 今回のような“騒動タレント”として熊切あさ美というタレントを売り出そう」と画策しているのだ。
そして、熊切さんの中にも、そういった「打算」があるのかもしれない。
ところで、歌舞伎界の人の恋愛遍歴には、一定の特徴があるようだ。
この業界では、よく「芸のために遊べ」と言うが、確かに大抵の歌舞伎役者はそうで、海老蔵も、獅童も、若い頃はよく女遊びをしたようだ。
だが、40近くにもなると、——というより、結婚(梨園の妻を選ぶ)となると、やっぱり「生真面目な女性」に落ち着く、というケースになるのである。
以上である。
今回は、別段、紹介したい商品もない。
しかし、一応、通過儀礼として、商品を紹介しなければならない。
窮余の策として、女性の怖さを描いた、傑作映画『ゴーン・ガール』を紹介しておく。まず、この場で紹介しても誰も買わないだろうし(レンタルできるし)、僕も別に買って欲しいとは思っていない。
しかし、映画史に残る傑作であることは間違いない。
メモリアルな作品として、おうちに一つ買っておいても、まぁ、損はしないでしょうね。
【Amazon.co.jp限定】ゴーン・ガール (初回生産限定) (B2ポスター付) [DVD]
最後に余談ですが、——梅雨が近づいていますね。
梅雨が明けたら、夏ですよ。
前回も書きましたが、最近、地震も多発しているし、火山も噴火するし、・・・僕たち、いつ死ぬかわからないですよね。
だから、死ぬ前に、夏休みに旅行に行くのもいいのではないでしょうか?
というわけで、この記事の末尾に貼ってあるアフィリエイト(2つ)をご利用頂き、お安く旅行へ行くのもいいのではないでしょうか?
・・・以上です。
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