さいしょは、「トラックシミュレーターの最高峰」としたんやけど、ちょっと待てよ、SnowRunnerって、トラック以外のクルマも乗れるし、そんならもっと広げて、クルマゲームの最高峰と言ってもええんちゃうかなと、
トラック以外にも、こないな低燃費で小粋(こいき)な小型車もおまんにゃわ!
かんたんに言って、どこが最高なんすか、
今までまったく見ることも聞くこともなかった、めずらしいトラックやオフロード車に乗れるのも画期的なことやけど、走れることが前提だったこれまでのゲームに、「ドロ沼」や「ぬかるみ」の要素を入れて、タイヤがはまって動けなくなったり、デコボコがひどくて、よほど気をつけないとひっくり返ってしまうというクルマの弱さに着目、その結果、今までライバルでしか無かったクルマ同士が助け合って、つらい場面を乗り越えるというドラマ性・・・これらは、今までのゲームになかった新しさ、
そういえば、どこでも走れるForza Horizonシリーズは、どんなエリアも、それなりのスピードで気持ちよく走れることが前提になってますし、オフロードのレースゲームも、動けなくなるような悪路までは想定してませんし、
だもんで、転倒やスタック(動けなくなる)の危険を感じながら、ゆっくりじっくり走る面白さって、このゲームでようやくジャンルとして確立したんやないかと、
トラックシミュレーターの大先輩、ユーロトラックシミュレーターやアメリカントラックシミュレーターとくらべてどうすか、
これらは基本、なめらかなアスファルトを走るゲームやし、乗れるトラックや引っぱれるトレーラーも、似たりよったり・・・一般の乗用車にも乗れへんし、たまのオフロードもめちゃ走りやすいし、結果、刺激が少なすぎて、だんだんと飽きてくるんや、
しかし、これはこれで、独自の魅力もあると思いますけど、
たしかに、SnowRunner では絶対に味わえない魅力がいくつもあるんで、今でも存在価値はじゅうぶん・・・たとえば、交通量の少ない高速道路を、クルーズコントロールで一定速度で走るようにしといて、流れる景色を楽しみながら、好きな音楽を聴きながら、ずっと流してる気持ち良さとか、ここでしか味わえない快感やし、路面がええから、わずかなハンドルの動きにも、トラックが敏感に反応して、バックで決められた位置にトレーラーをきっちり置ける気持ち良さ・・・アメリカでもヨーロッパでも、地域ごとの個性がしっかり感じられて、かなりマイナーな観光名所もさりげなく点在してるんで、フォトモードなんかで立ち止まる楽しさもある、
Modを使えば、トラックを離れてそうとう自由なカメラワークが可能なのも大きな魅力(アメリカントラックシミュレーターより)
でも、SnowRunnerとくらべると、やはり単調さが目立つと、
ゲームのボリュームや多様性も、比較にならないほど SnowRunner はすぐれていて・・・正直、その充実ぶりは、前作のマッドランナーをプレイしてる自分自身でも驚くほどで、やればやるほど、質的にも量的にも圧倒的に進化してることが実感できて、まるで、シリーズ3本分を1本分にしたようなお得(トク)感、
ちなみに、ドライバー目線をイチオシしてますけど、そんなにいいんすか、
前作とは比較にならんほど改善されてる・・・ただ、ドライバーズ目線にこだわるのは、これ以外の視点がイマイチなせいもあるんで、このへんはもっと改良の余地があると思う、
ドライバー目線でPC3画面になると、この写真の両側がさらに視界に入ってきて、まるでそこに自分がいるかのような感覚が…
あと、ひかえめなBGMが、なかなかええ味出してるような気がしますが、
ゲームになると、同じ音楽を何度も聞かされるから、これくらい控えめな方が耳ざわりにならんし、エレキギターのかなでるメロディーも独特の雰囲気があって、なかなかええかんじ・・・ガソリンスタンドで給油してると、店のほうからかすかにラジオが聞こえてきたり…あと環境音というか、自然界のざわめきやら、車種ごとに変わる排気音エンジン音やら、どれも控え目(ヒカエメ)なんやけど、生々しい臨場感があって素晴らしい、
あと、前回も同じことを言いましたけど、フォトショットモードも欲しいすね、
そう、いろんな角度から愛車をながめたいし、あと、客観的にふりかえることができるリプレイモードも追加してくれると、なおのこと、ありがたい、
調子こいて走ってると、たちまち崖から転落して、こないなことに…そんな決定的シーンも、リプレイ機能で再現できたらええなあと……
タグ: SnowRunner
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