初夏からだんだん暑くなって来て、カラダは暑さにすっかり慣れてるようなつもりでいますけど、いざ、夏本番になると、さらに輪をかけて暑いんで、カラダが全然慣れてないような、
蝉時雨(せみしぐれ)も、これほど、やかましかったか?
秋冬春と過ごす間に、アレコレすっかり忘れてますね、
それにしても、梅雨明けすると、なんか急に切ないのは、なんでや、
たぶん、6月21日の夏至(げし)を境に、だんだんと昼間の時間が短くなって、8月にもなれば、ハッキリとその短さが実感できるようになって、これが秋の気配を呼び込むからとちゃいます、
イマイチ、分かりにくいなあ、
つまり、8月ともなれば、夏至前後よりも、ハッキリと影が長く大きくなるんで、暑さは夏本番でも、光線の加減は早くも秋の成分を多くふくんでるというか、
そういえば、1年をざっくり四等分すると、6月から8月が夏で、9月から11月が秋やったなあ、
本州より南は、梅雨があるんで、夏本番がずいぶん後ろに押し込められて、そのぶん、秋の気配がより強くするんでは、
夕暮とか、ちらほら赤トンボまで飛んでて、なんか急(せ)かされてるようで、ホンマ切ないなあ、
そういえば、その鳴き声から、「カナカナ」とも呼ばれるひぐらしゼミも、夕暮はとりわけ切ないすね、
アブラゼミやクマゼミの騒音と全然ちゃうもんなあ、