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2021年01月04日

ジオス製フリーギアのピストバイクに半年乗ってみた感想

 リアコグ(うしろの歯車)の歯数は、けっきょく完成車にもともと付いてた16Tにもどしたんすか、

 だんだん乗り慣れてくると、坂道もこれでけっこう行けるし、なによりも平地を走る時に、ちょうどええ重さで踏み込めるんで、これがなによりも心地(ここち)ええもんで・・・やっぱりオリジナルの設定には、それなりのわけがあるんやなあと、

 やはり基本は平地ですか、

 足がいつも強制的に回されることになる固定ギアなら、それがよりハッキリ分かるけど、平地を穏やかに走るのが、いちばんの基本にあって、これがフリーギアになると、さらに下り坂も足を回さんと、ラクに下れる楽しさがプラスされるけど、やはり平地走行が基本にあって、

 しかし、あまりに当然すぎる感想で、気が抜けますけど、

 しかし、平地と言っても、現実的にはどっかで必ず坂に出くわすわけで、変速があれば、どんな登り坂でもそれなりに登っていけるけど、ピストになると、目の前の坂道に対して、いちいち身構えて反応することになるんで、変速付きよりも、感覚が鋭くなるし、カラダの反応もより素早くなるし、近所の見慣れた坂まで妙に楽しい、

 坂がない場合でも、停止から加速するシーンは、変速に頼らない方が、カラダの反応はより鋭くなりますね、

 あと、厚手のグローブで走る冬の季節は、変速が無いぶん、指先のカチャカチャも無くなるんで、とてもスッキリする、

 あと、自分の体力にあったコースを組み立てる面白さも、

 自分に登れるほどの坂道も加えたりして、ピストに最適なコースを心に描きながら走る面白さもあるなあ、

 やはり半年も走ると、いろいろ見えてくるもんすね、

 前も言ったけど、ピストバイクは、炊きたてのホカホカごはんの美味しさ、イタリア風に言えば、ホカホカゆでたてパスタの美味しさというイメージで、あえてなにも足さないことで、二輪が本来持ってる楽しさがビシバシと伝わってくる・・・これはじっさい乗ってみて初めて分かることやけど、生まれて初めて自転車に乗れた時のような、純粋な二輪の喜びが、不思議と毎回よみがえってくるんや、

たったひとつの大きなマイナス点は、バリ硬(かた)サドルなんで、値段はそれなりにしますが、医学的見地からしっかり作られたおなじイタリアのサドル専門メーカーSMP製に交換されると、乗り味が劇的に良くなります!










タグ: ピスト
posted by なおいのおじさん at 08:38| 自転車
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