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posted by fanblog

2013年06月06日

出雲大社への道1

60年ぶりの遷宮で大盛り上りの 出雲大社
思い浮かぶのは太い注連縄、縁結びの神様、 大国主神 などでしょうか

この大国主神様 、『古事記』 の中の神話「稲 羽のしろうさぎ」で有名な神様ですが、出雲大社に祀られるまでにはなかなか波乱万丈な人生(神生?)を送ってきました

まずは家系図です

天皇家の祖先神である天照大御神の弟  須佐之男命 (八俣のおろち退治で有名な神様)の六代目の子孫です
ある日八上比売という女性に求婚しにいく兄弟たち(八十神)のお供で、稲羽にやってきた大国主様はワニ(本当は鮫)に体の皮をはがされたしろうさぎを助けてあげます こんな心優しい神様なので八上比売は八十神の求婚を断り大国主様と結婚すると宣言 それを聞いて嫉妬に狂った八
十神は大国主様を殺してしまいます 男の嫉妬は怖いですね

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母親の助けで生き返った大国主様は、八十神から逃げるために須佐之男命が支配する根の堅洲国へ行き、さらに須佐之男命の娘須勢理比売と駆け落ちして出雲で国造りを始めます

八上比売はどうなっちゃったの?
正妻の須勢理比売の嫉妬を恐れて稲羽に帰ったと書かれてますが、自分という妻がありながら他に正妻を持ち、さらに何人もの女性と浮気を繰り返す大国主様に、愛想をつかしたのかもしれません


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※中身をちょこっとのぞけます

そんな精力的な大国主様にもついに破滅の時が 天上界を支配する 天照大御神 が自分の子供に地上界を支配させるため、大国主様に国譲りを迫る使者を派遣 最初は拒んだ大国主様も、自分のために出雲大社という壮大な神殿を建てることを条件に、国を譲り幽界に去っていきました

大国主神様に関する神話だけでも、かなりドラマチックですね
いじめ、動物虐待、駆け落ち、浮気、離婚、そして政争まで 現代にも通じる物語です


こんな ドロドロしたサスペンスドラマ を詳しく読みたい方はこちらから探してみてください(o^冖^o)
検索キーワードは『古事記』 です





posted by なっちぃ at 16:20|
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