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2024年03月15日
【登山初心者の疑問にお答えします!】トレッキングポールは必要?
みなさん、山渡ってますか?
登山に誘われた時、装備のアドバイスで
「トレッキングポール用意したほうがいいよ」
と言われることがあると思います。
また、実際登山に行ってみたり、富士登山の報道を見たりすると、
かなりの割合でトレッキングポールを使っている登山者を見ます。
果たして、トレッキングポールは必要か
トレッキングポールの特徴と使用上のメリット・デメリットを解説します。
トレッキングポールは大きくグリップのデザインで2種類に分けられます。
丁字になっているT型とストレートなI型になります。
●T型グリップの特徴と使用方法
T型グリップは、一般的な歩行用の杖のような感じで使います。
基本的に一本使いです。
グリップの上部を握り込んで、歩行時に体を支えるような感じになります。
快適なグリップ位置は、自分のベルトの高さにセットすると長さを持てあますことが無いでしょう。
●I型グリップの特徴と使用方法
I型グリップの場合は、左右のバランスを取りながら、転倒防止し、
推進力が増す動きになります。
その為、基本的に2本使いです。
ニュートラルなグリップ位置は、肘を90°に曲げた手の高さです。
これを基準に登りは短く、下りは長く調整して、快適なポジションで使います。
価格の違いは、シャフトとグリップの素材の違いで変わります。
シャフトの素材は、主にアルミとカーボンになります。
アルミは加工しやすく、比較的安価。
カーボンは、柔軟性があって非常に軽量。
登山用品で同機能なら軽量なものが神なので、この場合はカーボンの方が高価になります。
グリップの素材ですが、主にプラスチック、樹脂(ゴム)、コルク、サーモスポンジ
ですが、ここは快適さで価格が変わります。
プラスチック<樹脂<コルク≒サーモ
といった感じでプラスチック製が一番安価です。ただし、硬いためマメができやすく滑るといったマイナス面があります。
トレッキングポールを使うメリットとは、
1.転倒防止
トレッキングポールの最大の役割は「転倒防止」です。
荒れた登山道を歩くと、つまづいたり、スリップしたり、転倒の危険性があります。
なぜなら、歩くとき人は毎歩一本足で立っていて不安定だからです。
そこにポールを使うと支点が増え、バランスをとることが出来ます。
これによって、転倒防止につながります。
2.下半身の疲労軽減
荷物を背負って坂道を登ったり、降りたりすることは、日常生活と比較して、
かなり下半身に負担をかけています。
人は毎歩一本足で全体の8割以上を支えているので、かなりの筋疲労です。
よく、下山時に膝が笑うのはこのためです。
ポールを使うと支点が増え、荷重が分散し、足だけではなく上半身(腕や肩)の筋力を使う為、
下半身に負担が集中しなくなります。
よって下半身の疲労軽減につながります。
ロングトレイルや装備重量が増した場合は、トレッキングポールのありがたさが身に沁みます。
3.歩行スピードアップ
特にI型グリップのダブルポール使いの場合、進行方向に突いて体を支えるだけではなく、後方に突いて体を押し出し、推進力をアップさせる歩き方ができます。
また、上り坂でも片足で体を押し上げるよりも、両手を使って3つの力で押しあげた方が楽ですし、スピードも増します。
歩行スピードが上がってくればば、今まで以上のコースタイムの山にチャレンジでき、さらなる世界へ歩いていけるでしょう。
トレッキングポールを使うデメリットとは、
1.登山道を疲弊させる
これは、よく言われる登山道維持問題で、ポールを使わなくでも人が大勢歩く登山道は削れていき疲弊します。そこに、ポールを突き立てることで、さらに道が掘り返されて疲弊は進みます。また、高山植物の植生を荒らしてしまうこともあります。
また、人工物ですが、木道や階段もポールによって穴が開いたり削れてしまいます。
対策としては、
特に日本の登山では登山保護の観点から、ポールキャップをはめて使用することが推奨されています。
ポールキャップを外して使う状況は、主に雪上とされています。
2.荷物になる
スタートからゴールまでトレッキングポールを使うスタイルならば荷物とは感じませんが、公共交通k機関で移動する際は、「荷物になる」「邪魔」「他人に迷惑をかけているのでは」と感じます。
対策としては、
トレッキングポールケースを用意して、リュックに取り付ける方法があります。
私の対処は、ポールを3つのパーツにばらしてリュックの中入れてしまいます。
3.適切に使わないと逆に危険
フラットな登山道からある程度荒れた登山道の登り降りではトレッキングポールは活躍しますが、はしごや鎖場、ロープ場といった急坂では使用を控えるべきでしょう。
トレッキングポールは身体を支えるギアですが、 全体重を預ける使い方はNG です。
また、ポールを手首からぶら下げたまま鎖やロープを握ったり、はしごを使うとポールが行動を邪魔したり、引っかけて滑落の危険性があります。
鎖場、ロープ場、はしごでは面倒でもトレッキングポールはリュックに取り付けましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
登山を始めたばかりのころ、やはり後半の疲れがあり、あまりコースタイムの長い登山や高所は苦労しました。
そこで、その対策としてトレッキングポールを使った時の衝撃は今も色褪せません。
トレッキングポールが私の登山の世界を広げてくれました。
私はトレッキングポール使用肯定派です。
ただし、今はポールのメリットを最大限に活かすため、低山や訓練的な課題登山の時は敢えてポールに使用を控えています。
皆さんはどうでしょうか?
それでは、安心安全装備でクライムオーーーーン!!
登山に誘われた時、装備のアドバイスで
「トレッキングポール用意したほうがいいよ」
と言われることがあると思います。
また、実際登山に行ってみたり、富士登山の報道を見たりすると、
かなりの割合でトレッキングポールを使っている登山者を見ます。
果たして、トレッキングポールは必要か
トレッキングポールの特徴と使用上のメリット・デメリットを解説します。
?@トレッキングポールの種類
トレッキングポールは大きくグリップのデザインで2種類に分けられます。
丁字になっているT型とストレートなI型になります。
●T型グリップの特徴と使用方法
T型グリップは、一般的な歩行用の杖のような感じで使います。
基本的に一本使いです。
グリップの上部を握り込んで、歩行時に体を支えるような感じになります。
快適なグリップ位置は、自分のベルトの高さにセットすると長さを持てあますことが無いでしょう。
●I型グリップの特徴と使用方法
I型グリップの場合は、左右のバランスを取りながら、転倒防止し、
推進力が増す動きになります。
その為、基本的に2本使いです。
ニュートラルなグリップ位置は、肘を90°に曲げた手の高さです。
これを基準に登りは短く、下りは長く調整して、快適なポジションで使います。
?A価格の違い
価格の違いは、シャフトとグリップの素材の違いで変わります。
シャフトの素材は、主にアルミとカーボンになります。
アルミは加工しやすく、比較的安価。
カーボンは、柔軟性があって非常に軽量。
登山用品で同機能なら軽量なものが神なので、この場合はカーボンの方が高価になります。
グリップの素材ですが、主にプラスチック、樹脂(ゴム)、コルク、サーモスポンジ
ですが、ここは快適さで価格が変わります。
プラスチック<樹脂<コルク≒サーモ
といった感じでプラスチック製が一番安価です。ただし、硬いためマメができやすく滑るといったマイナス面があります。
?Bメリット
トレッキングポールを使うメリットとは、
1.転倒防止
トレッキングポールの最大の役割は「転倒防止」です。
荒れた登山道を歩くと、つまづいたり、スリップしたり、転倒の危険性があります。
なぜなら、歩くとき人は毎歩一本足で立っていて不安定だからです。
そこにポールを使うと支点が増え、バランスをとることが出来ます。
これによって、転倒防止につながります。
2.下半身の疲労軽減
荷物を背負って坂道を登ったり、降りたりすることは、日常生活と比較して、
かなり下半身に負担をかけています。
人は毎歩一本足で全体の8割以上を支えているので、かなりの筋疲労です。
よく、下山時に膝が笑うのはこのためです。
ポールを使うと支点が増え、荷重が分散し、足だけではなく上半身(腕や肩)の筋力を使う為、
下半身に負担が集中しなくなります。
よって下半身の疲労軽減につながります。
ロングトレイルや装備重量が増した場合は、トレッキングポールのありがたさが身に沁みます。
3.歩行スピードアップ
特にI型グリップのダブルポール使いの場合、進行方向に突いて体を支えるだけではなく、後方に突いて体を押し出し、推進力をアップさせる歩き方ができます。
また、上り坂でも片足で体を押し上げるよりも、両手を使って3つの力で押しあげた方が楽ですし、スピードも増します。
歩行スピードが上がってくればば、今まで以上のコースタイムの山にチャレンジでき、さらなる世界へ歩いていけるでしょう。
?Cデメリット
トレッキングポールを使うデメリットとは、
1.登山道を疲弊させる
これは、よく言われる登山道維持問題で、ポールを使わなくでも人が大勢歩く登山道は削れていき疲弊します。そこに、ポールを突き立てることで、さらに道が掘り返されて疲弊は進みます。また、高山植物の植生を荒らしてしまうこともあります。
また、人工物ですが、木道や階段もポールによって穴が開いたり削れてしまいます。
対策としては、
特に日本の登山では登山保護の観点から、ポールキャップをはめて使用することが推奨されています。
ポールキャップを外して使う状況は、主に雪上とされています。
2.荷物になる
スタートからゴールまでトレッキングポールを使うスタイルならば荷物とは感じませんが、公共交通k機関で移動する際は、「荷物になる」「邪魔」「他人に迷惑をかけているのでは」と感じます。
対策としては、
トレッキングポールケースを用意して、リュックに取り付ける方法があります。
私の対処は、ポールを3つのパーツにばらしてリュックの中入れてしまいます。
3.適切に使わないと逆に危険
フラットな登山道からある程度荒れた登山道の登り降りではトレッキングポールは活躍しますが、はしごや鎖場、ロープ場といった急坂では使用を控えるべきでしょう。
トレッキングポールは身体を支えるギアですが、 全体重を預ける使い方はNG です。
また、ポールを手首からぶら下げたまま鎖やロープを握ったり、はしごを使うとポールが行動を邪魔したり、引っかけて滑落の危険性があります。
鎖場、ロープ場、はしごでは面倒でもトレッキングポールはリュックに取り付けましょう。
?Dまとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
登山を始めたばかりのころ、やはり後半の疲れがあり、あまりコースタイムの長い登山や高所は苦労しました。
そこで、その対策としてトレッキングポールを使った時の衝撃は今も色褪せません。
トレッキングポールが私の登山の世界を広げてくれました。
私はトレッキングポール使用肯定派です。
ただし、今はポールのメリットを最大限に活かすため、低山や訓練的な課題登山の時は敢えてポールに使用を控えています。
皆さんはどうでしょうか?
それでは、安心安全装備でクライムオーーーーン!!
2024年03月11日
【登山の基礎知識】山の疲れない歩き方 〜登り編〜
みなさん、山渡ってますか?
疲れない登山なんて無い
疲れるから登山なんです!
だからこそ見れる景色がある!
というのは、私の持論です
でも、へとへとになるのは色々と問題があります。
基礎体力(脚力)は必要ですが、疲労軽減する歩き方はあります。
そこで、今回は疲れにくい歩き方を解説します。
疲れない登山なんて無い
疲れるから登山なんです!
だからこそ見れる景色がある!
というのは、私の持論です
でも、へとへとになるのは色々と問題があります。
基礎体力(脚力)は必要ですが、疲労軽減する歩き方はあります。
そこで、今回は疲れにくい歩き方を解説します。
?@平地の歩き方のままでは疲れます
初心者は、どうしても無意識に平地の歩き方と同じように山を歩いてしまいます。
平地の歩き方とは、
かかとで着地してそこから足裏を接地させ、つま先で次の一歩を蹴り出す
という運動です。
「歩く」はどちらかの足が接地していますが、蹴り出しを強くすることで歩幅を広くしながら両足とも宙に浮く動きが「走る」になります。
つまり、体を進めるためには、 「蹴り出す」「歩幅を広げる」 という運動が必要になります。
そして、この運動には意外と筋力を使います。
したがって普段無意識で歩いている歩法で不整地の坂道を登るということは、実はかなりの筋力が求められます。
更に普段以上の重量の荷物を背負えば尚更です。
また、この歩き方は、かかととつま先しか接地していないため、靴底のグリップ力を活かせません。
つまずきやスリップなどヒヤリハットの原因になりえます。
では、登山道に適した歩き方とは…
?A登山道の基本歩法〜フラットフッティング〜
登山道では、 フラットフッティング が安全で疲れにくい歩き方として推奨されています。
歩き方は、
足裏全体を同時に接地させ、蹴り出すのでは無く、重心移動を意識して足をスライドさせるように足を運びます。イメージとしては、ノッシ、ノッシと歩くゾウのような感じですね。
この歩法を意識すると、自然と歩幅は普段の半分ぐらいになります。
したがって、「蹴り出す」という筋力と「歩幅を広げる」という筋力を抑えることができるので、運動量を抑え疲労軽減につながります。
確かに、この歩法は歩行速度は落ちます。
しかし、登山はスピードを競う競技ではありませんので、歩行スピードをアップさせるのではなく、 自分に合ったコースタイム計画を練ることの方が重要です。
また、フラットフッティングすると、靴底全体を接地するので、靴本来のグリップ力を最大化できます。
?B歩幅
フラットフッティングすることによる疲れにくい歩幅は、
自分の足一つ分(22〜25?p程度)
が目安です。
足を前へ踏み出すというよりか、後ろ足に重心を残したまま前足をスライドさせて着地。前足の安定を確認しながら重心を移動させて、そっと後ろ足を地面から離すイメージで歩くと、おおよそこの幅になると思います。
そしてこの歩幅なら、お尻の筋肉、太ももの筋肉、ふくらはぎの筋肉の動きが最小限になっていることを感じられます。
?C姿勢
不安定な登山道で重い荷物を背負って歩くと、どうしても足元が気になってうつむきがちです。
確かに、予想外のつまずきやスリップを予防する上で、足元を確認することは間違いないのですが、
下ばかり向いていると猫背になり、肺に新鮮な空気が入りにくくなります。
呼吸も浅くなりがちで、これによって疲労感が増すようになります。
そのため、姿勢はできるだけ正しくしながら、こまめに目線を上げましょう。
これによって胸が開いて新鮮な空気をより多く肺に入れられるようになります。
特に下りより上りの方が運動量が多いので、たくさん空気を吸った方が疲れにくくなります。
?D登り坂・階段の歩き方のコツ
最も意識することは歩幅です。
そこそこの斜面や階段を見るとついつい歩幅を広げて登りがちですが、これでかなりスタミナを削られます!
歩幅を意識して、前足を踏み出そうとはせず、ジグザグに、ちょこちょこと、歩幅を狭めて歩きます。
早くやっつけようとしてまっすぐ直登することが一番疲れます。
歩き方の重心移動の基本は一緒です。
後ろ足に重心を残しながら体を持ち上げて前足を着地させます。
前足に重心を移動させながら膝を曲げ、前足に重心が移ったら後ろ足をそっと引き上げます。
この時、お尻の大きい筋肉を使うイメージで登ると、かなり太ももの筋肉の疲労感は抑えらえます。
?Eまとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回は、【登り編】でしたが、【下り編】【道具編】もご用意する予定です。
登山は登りが一番キツイです。
登ってるときは、
「なんでこんなキツイことやってんだろう?」とつらつら思ってますが
登った先のご褒美があるから下山後に、
「次どこ登る?」
と、あのつらさをを忘れているんですよね。(登山好きあるある)
今回の内容が参考になれば幸いです。
それでは、安心安全装備でクライムオーーーーン!!