例年のことなのだが、1年お世話になった山(もしくは山の神)にお礼参りに行くことにしている。きのこなり山菜なりを採らせてもらった木や地べたに、持参した酒をぶっかけている。
だから一昨日「今年はもう行かない」と書いた気持ちが悪い道にも行った。まだ日が高い時間帯であるにもかかわらず、気持ちわりい道の奥は真っ暗。気持ちわるさに拍車がかかっていた。
主にヒラタケ、春〜夏にかけては山ミツバを採らせてくれた場所なので、酒もたっぷりぶっかけた。お礼であるにもかかわらず、新たなヒラタケが発生していて驚いた。
↑2本目のホダ。ちょうど元日あたりが採りごろか。
↓気持ちわりい道のメインホダ木のとなりの木。このヒラタケは凍っていた。
昨日に続き今日もお礼回りが無事終了し、明日はまた別の場所でお礼をしてこなければと、意識はすでに明日に飛んだタイミングで、私の耳に不吉なガサゴソ音が飛び込んできた。
以前この一帯はカモシカの群生地であるという話をしたと思うが、ガサゴソ音の大きさに思わず振り返って、その瞬間その大型獣はカモシカではないことに気づいた。
茶色っぽく、妙に四角い大型獣だった。前回掲載した写真からもわかるとおり、イノシシがこのあたりでどうやら出没している。しかしいくら光が差さない薄暗い山とはいえ、こんな真昼間からイノシシが出没するとは考えにくい。
とすると、クマ?可能性としてはクマの確率が高いと思われた。しかしクマがこの時期に出歩いたりするのだろうか?絶賛冬眠中であると考えるほうが自然だと思うのだが・・・
といいうことで、明日もお礼参りは続く。
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