10月30日 強毒ニガクリ
スギの切株に発生。針葉樹自体に発生するきのこは毒が多い。スギヒラとかニガクリとかね。でもニガクリの場合、広葉樹にも発生するんじゃないかな。広葉樹のニガクリを見たことがあるような気がする。
11月1日 秋の味覚!アカモミタケ
アカモミタケはチチタケの仲間で、チチタケ同様乳液がドバドバ出る。ただしこちらはかなり赤い(ピンク?オレンジ?)乳液で、似ているとされるドクササコや(ドク)ベニタケとははっきりと区別することができる。
アカモミタケは、チチタケにくらべれば食感がなめらかで、くちどけよく、何しろ深い味わい、そして汁物にすればだしとして最適なんてもんじゃないくらい素晴らしい。とにかくポテンシャルが高いきのこである。
数年前にちょろっと出たことがあったんだけど、それと同じ場所に、今年はアカモミが大爆発・・・ということを、このときはまだ知らなかった。
市販されるきのこではないので相場はわからないが、通販などで買うことができるとすれば、高級な部類に入ると思われる「高級級きのこ」である。
なお、ベニタケ系は乳が出るきのこ、出ないきのこ、食えるきのこ、毒きのこなどいろんな種類があるから注意が必要。系統種目によらず名前もややこしい。チチタケとかモミタケとかチチアワタケとかオオモミタケとかアカモミタケとかね。チチモミタケなんてのはないですよ、たぶん。
3日 ゲート入口/峠入口シロナメんとこ
なんかの花みたいで美しい。ヒラタケ自体も美しい個体、というか株だった。ここはもう最古参のホダで、毎年非常にありがたい思いをさせてもらっている。
この巨大なつるのような木のようなわけわからんところ、ヒラタケが好んで発生する。この木(つる)はものすごい硬さなので、ヒラタケのような、虫を食うほどの強靭な菌糸でないと発生しないんじゃないかな。あのナラタケでさえ、こういう硬質な材に発生するケースは(この辺では)まれ。
5日 ゴルフ山(2回目)
この日の前後2〜3日はものすごい採れ高で、毎日(!)10kgくらいずつは軽く収穫する大爆発ウィークとなった。いや正直ね、ブログを更新している時間がなかったんですよ。あまりに採れすぎて、処理がたいへんでね。うれしい悲鳴を通り越して、半目になりながらやっている。
今年はヒラタケ売ろうかなぁ・・・そのくらいすごいんですよ、ほんと。100kgくらいいってるかもなぁ。
9日 H山あっちの登山口トンビエリア★初ポイント
例年ヒラタケはまったく採れない山なんだけどね。今年はタマゴタケがやや少なかったせいか、ヒラタケのほうにシフトしたらしい(←なワケあるかい!)。ここ1か所だけだったけど、初ヒラタケをゲット。なかなかの大株だった。
10日 やったぜまたアカモミ!
そして本日、やりましたー!袋いっぱいのアカモミタケをゲット。ちょっと遅いかな、という具合ではあったけれど、傷んでいるとかではなく、少々立派すぎるきのこという感じ。かなりおいしいきのこなので、これはほんとうにうれしい!
それにしても、今年はいったいどうしてしまったというのだろう?良くないことが起こる兆候だったりするのは困るけれど、今のところほんとうに素晴らしい。
来年も同じ調子で出てくれたらなぁ・・・というか、まだ後半戦の半ばなんだけどね。デカイ株はこれから出るんですよねぇ・・・
きのこってね、全部採るのはダメだけど、全然採らないのもダメらしいんですよ。したがって、来年以降のことも考慮しつつ、ちょいちょいつまみながら歩いている・・・っつっても、ひと株が巨大なのがヒラタケだからね、どうしても大量採取になっちゃうんですよ。
いやぁーそれにしても、ちょっとあり得んレベルであることは間違いない。
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