ラガーってどうにも苦くて飲みにくいので普段は避けてたんですが、久々に飲んだらすげー旨い。
苦味と広がる旨味とコク、喉を抜ける炭酸の快感、ビールの王道といった味わい。
うーん、大人の味が分かる歳になったのかぁ、とか思いつつ苦味が美味しく感じるようになるのは何故なんだろうかとの疑問が。
と言うことで調べてみました。
何であんな苦い飲み物を美味しそうに飲むんだろう?
と思ってる方も見てってください。
あんまり小難しいことは書いてませんので。
■苦味ってなんなんだろう?
苦味は人間の持つ五つの味覚(甘味、塩味、 酸味、苦味、旨味)の1つです。
甘味は糖分、塩味はミネラル、旨味はたんぱく質を知覚するそうです。
どれも人間に必要な栄養素ですね。
一方酸味は腐敗、苦味は毒、と言ったように危険に対するサインとして働くそうです。
危険回避のために本能的に避けるよう、酸味や苦味は不快に感じます。
特に苦味は毒という非常に危ないものを避けるための役割があるため、少量でも敏感に感じるようになっています。
■なぜ苦いものを食べるの?
本能的に避けるような味のものをなぜ食べるようになるんでしょうか?
それは学習と経験によるもののようです。
親が食べているのを見たり、本やテレビで見ることで苦味が安全であることを知ります。
安全であることを知って食べるようになり、苦味というものを経験します。
苦味も他の味覚と合わさることで味に深みがでますので、食べる経験を重ねることで苦味を美味しいと感じるようになる、と言うわけです。
苦味はまさに大人の味。
本能を乗り越えて手に入れた一歩先をいく味覚なのですね。
■苦味とストレス
苦味を美味しいと感じるもう1つの要素、それはストレスです。
正確に言いますと、ストレスが溜まると苦味を感じにくくなるようです。
それにより、他の味を感じやすくなり、美味しく感じるようになるのでしょう。
また、苦味のある食品にはカフェインなどストレスに対して効果があるものが含まれていることが多いので、ストレスが溜まると欲するようになるようです。
疲れた心と体にキンキンに冷えたビール!
たまりません!
ぐぐっと飲み干せば疲れも吹き飛ぶというものです。
■ビールが美味しいとき
大人になると苦味の美味しさが分かります。
その一方、仕事や私生活でストレスを抱えるようになります。
そんなストレスのある生活で飲むとビールは一層と美味しく感じるはずです。
そう考えると、世のお父様方が週末にビールを飲むのもよく分かりますね。
ビールの時間は至福の時間となるのでしょう。
■余談:ビールは肥満や薄毛の原因?
最後ですが、ちょっと話それます。
ビール好きだけど、太るし禿げるって聞くから控えてる、そんな方おられません?
どうやらビール自体はそんなに悪さしなさそうです。
まず、ビールにはイソフムロンという物質が含まれていて、これはホルモンバランスを整え、血行を促進する効果があります。
また、ビールにはビタミンB群が他のお酒より多く、栄養価の高い飲み物です。
ストレス解消や食欲増進など効能も多いです。
カロリーは低くはありませんが、同じカロリーなら栄養価の高いものの方が価値がありますし、ホルモンバランス調整、血行促進、ビタミンBなどは育毛効果が期待できます。
つまり、飲み過ぎなければそんなに問題にならないし、むしろ健康に良いのです。
そんなわけで、記事を見ていただいて飲みたいなぁ、と思われた方、
今晩は一缶くらいビールをいかがでしょうか?
それではまた。
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