最大の特長は、頭皮と髪に優しく洗えることです。
ではもう少し詳しく書いていきます。
■何がどう優しいのん?
洗浄成分(界面活性剤)にアミノ酸系の素材を使っているシャンプーです。
ご存じのとおり、アミノ酸はタンパク質を構成する物質で、タンパク質は私たちの身体を構成するものです。
身体を構成するものを主成分にしているので、頭皮に優しいわけです。
■他のシャンプーと何が違う?
市販のシャンプーは、大抵洗浄成分に石油、高級アルコール系の素材を使っています。
アミノ酸系の素材に比べて安価で、洗浄力が強いです。
他はと言いますと、皆さんお馴染みの石鹸系の素材です。
安心して使える素材を、と言う方は昔からの素材と言うことで選ばれるようです。
こちらも洗浄力は強いです。
それらと比べると、アミノ酸系の素材は洗浄力は弱く、価格も高いです。
■まとめると
・高級アルコール系
洗浄力が強く、刺激が強い。
皮脂を取りすぎる。
価格は安い。
・石鹸系
洗浄力は強いが、刺激は弱い。
皮脂を取りすぎる。
・アミノ酸系
洗浄力が弱い代わりに低刺激。
皮脂も取りすぎない。
価格は高い。
■どうやって見分けるの?
カタカナ苦手な方にはちょっとしんどいかもしれませんが、成分で見分けることになります。
成分表は量の多い順に記載されているので、それで判断します。
・高級アルコール系
ラウレス硫酸Na
ラウレス-2硫酸アンモニウム
ラウレス硫酸TEA
・石鹸系
脂肪酸Na
脂肪酸K
石けん素地
・アミノ酸系
ラウロイルメチルアラニンNa
ココイルグルタミン酸Na
覚えるの大変ですが、興味持って見るようにしていればそのうち覚えられたりします。
アミノ酸系と銘打っているのに、高級アルコール系の素材入ってたりするものもあるようなので、覚えておいて損はないです。
参考までに(宣伝ですが(笑))
★スカルプシャンプー・ノンシリコンスカルプシャンプー・アミノ酸スカルプシャンプー・・・・★
■どれを選べば良いのやら
人によりけりかと思います。
高級アルコール系はやり玉に挙げられることが多いですが、必ずしも悪いわけではないかと。
確かに成分に「硫酸」と入っているとおり、絶対安全なものでもなさそうですが、明らかに危険なものがこれほどまでに出回るとも思えません。
例えば、
頭皮に悩みのある方は高級アルコール系や石鹸系は避けた方が良いです。
髪を大切にしたい方は高級アルコール系は避けた方が良いです。
シャンプーに洗浄力を求めるならアミノ酸系は不適切です。
価格の面からもアミノ酸系は選択肢に入らない方がおられるでしょう。
ただ、歳を取るとどうしても油分が不足してきます。
そうすると、高級アルコール系のシャンプーは洗浄力が強すぎる、となります。
ですので、年齢の経過とともに自身にあったシャンプーを変えていくべきなのかもしれないですね。
つまり、皆さんが何をシャンプーに求めているか考えて、その悩みを解決してくれるシャンプーを選んでいただければ良いのではないかと思います。
それではまた。
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