77年前の今日、12月8日
日本とアメリカが開戦した。
現場の兵士の皆さん方には申し訳ないですが、愚かな開戦だと言わざるを得ないものだったと、ぼくは考えています。
当時の状況を調べ、考えてみました。
石油の輸入が禁止されたからという理由で開戦したとか、アメリカでの日本人(アジア系の有色人種)の扱いが酷かったからとか、ハルノートを突き付けられたからとか、開戦の理由はいろいろと言われていますし、複合的な理由とも考えられますが、、、、
決定的だったのは、国民が望み、国会で決まったからというのがぼくの見方です。
やってはいけないとわかっていても国会で決まったら実行する。
そんな愚かなことで何百万人と言う国民の命が失われました。
なんて愚かなことをしたのだろうか?
いいえ、今現在も全く同じです。変わっていません。残念ながら、、、
「消費税増税」しかり、「出入国管理法」しかり、
景気が下がり、税収が減るからしてはいけない「消費税増税」を、「もう、決まったことだから」という理由で、押し通してしまう。
当時の国会議員は、戦争を煽らないと当選しませんでした。
その最たる人が「近衛文麿」でした。
彼は、敗戦後、事情徴収の前に服毒自殺をしました。全てを闇に葬り去ってしまいました。
国民が戦争を望んだのは、主に朝日新聞が煽ったのが原因の一つだと、ぼくは考えています。
本当にしなければならないことは何なのか?
よく考えて、国会議員を選ばなければならないと思います。
ちなみに、「総力戦研究所」という機関が戦前にあって、ほとんどすべての戦争の予想をして、ほとんどその通りになりましたが、予測できなかったことが2つだけありました。
1つは、この真珠湾攻撃
2つ目は、広島・長崎への原爆投下
です。
2つ目は、原子爆弾の予測が出来なかったから仕方がないと思いますし、真珠湾攻撃が戦略上何の意味もないことが分かります。
作戦を決めたのは、偉大な人物の一人である山本五十六です。
彼は、この作戦がどれだけ愚かなことなのかが分かっていなかったのだと思います。
歴史は繰り返す か。
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