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2017年07月02日
Access入門,ユニオンクエリ
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フィールド数が違う場合
上記は201503の販売履歴です。
今回は「確認日」が無くなっていますね。
この3月分と先ほど使用した2月分をユニオンクエリで結合してみましょう。
SQL記述の画面で下のように記述しました。
SELECT ID,販売日,相手先,商品名,数量,確認日 FROM T_販売履歴201502
UNION ALL
SELECT ID,販売日,相手先,商品名,数量,null FROM T_販売履歴201503;
前回の時は
SELECT * FROM T_販売履歴201501
UNION ALL SELECT * FROM T_販売履歴201502;
これだけだったのですが、今回は記述が増えています。
途中で「null」という記述もありますね。
少しずつ説明して行きましょう。
「SELECT ID,販売日,相手先,商品名,数量,確認日 FROM T_販売履歴201502」
この部分ですが、この記述だけで、T_販売履歴201502のクエリは完成します。
後ろに「;」を付けて通常表示にするとクエリが完成します。
まず、「ID,販売日,相手先,商品名,数量,確認日」はフィールド名になります。
「FROM T_販売履歴201502」この部分は上記のフィールドの出どころですね。
「T_販売履歴201502」のフィールドであるという記述です。
「UNION ALL」の部分はユニオンクエリを作るときのお約束だと思ってください。
次の「SELECT ID,販売日,相手先,商品名,数量,null FROM T_販売履歴201503;」
の部分ですが、「ID,販売日,相手先,商品名,数量」ここまではいいですね。
問題は次の「null」です。これは何かというと、
「T_販売履歴201502」はフィールが7つありますが、
「T_販売履歴201503」は6つしかフィールドがありません。
ですから7つ目のフィールドを作ってフィールド数を合わす必要があります。
ポイント1ですが「ユニオンクエリを作るときはフィール数を合わすこと」です。
「null」を使用することにより7つ目のフィールドを作り、フィールド数を合わせています。
これで通常表にすると下のようになります。
このように結合されます。
今回は最後のフィールドをnullで追加しましたが、
途中のフィールドでも同じことが出来ます。
色々実験してみてください。
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タグ: Access入門,ユニオンクエリ
2017年07月04日
Access入門ユニオンクエリ
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様々な結合方法
それからユニオンクエリの最初で下のような記述を紹介したと思います。
SELECT * FROM T_販売履歴201501
UNION ALL
SELECT * FROM T_販売履歴201502;
この記述には「フィールド名」は一切入っていませんね。
最も簡単なユニオンクエリという紹介をしたと思います。
これはフィールド数とフィールド名が同じで、変更する必要がない場合は
上記のように「*」を使用します。
「*」ですべてのフィールドと同じ働きがあります。
構造が同じクエリならば上記の方法で結合できます。
また2つ以上のテーブル(3つとか4つ)でも同じように結合することが可能です。
とりあえず1月・4月・6月を結合させてみましょう
SELECT * FROM T_販売履歴201501
UNION ALL
SELECT * FROM T_販売履歴201504
UNION ALL
SELECT * FROM T_販売履歴201506;
上記のように1月・4月・6月を結合させます。
この状態で通常表示にしてください。
上記のように1月・4月・6月が結合されました。
タグ: Access入門、ユニオンクエリ
2017年07月07日
Access入門ユニオンクエリでフィール名を変更する
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フィールド名の変更
今度はフィールド名を変更してみましょう。
クエリデザインの時に「フィールド」の欄で名前を変更できることは
説明したと思います。
ユニオンクエリでもフィールド名を変更することが可能です。
やってみましょう。先ほどのユニオンクエリで「数量」というフィールド名を
「個数」に変更しましょう。
SELECT ID,販売日,相手先,商品名,数量 AS 個数,確認日 FROM T_販売履歴201502
UNION ALL
SELECT ID,販売日,相手先,商品名,数量 AS 個数,null FROM T_販売履歴201503;
上記のどこが違うか分かりますか。
「数量 AS 個数」とありますね。
ここが名前を変更している場所です。
「AS」を入れることにより「数量」という名前が「個数」に変更されます。
通常表示にしてみましょう。
先ほど「数量」だったところが「個数」に変更されていますね。
今度は並べ替えをしてみましょう。
先ほどのクエリで「相手先」で並べ替えしてみましょう。
SELECT ID,販売日,相手先,商品名,数量 AS 個数,確認日 FROM T_販売履歴201502
UNION ALL
SELECT ID,販売日,相手先,商品名,数量 AS 個数,null FROM T_販売履歴201503
ORDER BY 相手先;
「ORDER BY 相手先」という記述が増えていますね。
これが並べ替えの際に使用する記述です。
ORDER BYの後にフィールド名を記述し、そのフィールド名で並べ替えを行います。
2017年07月10日
Access入門ユニオンクエリ
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「UNION ALL」と「UNION」の違い
いままではすべて「UNION ALL」を使用してきましたが、
実はノーマルなのは「UNION」なのです。
では、何が違うのか。
「UNION ALL」は重複した行も表示します。
「UNION」は重複した行を表示しません。
例をあげてみましょう。
最初に作った「Q_201501・02」にもう一度01分を追加してみましょう。
SELECT * FROM T_販売履歴201501
UNION ALL SELECT * FROM T_販売履歴201502
UNION ALL SELECT * FROM T_販売履歴201501;
上記のようにさらに「UNION ALL SELECT * FROM T_販売履歴201501;」で
201501分を追加しています。
これを通常表示にすると
見難いですが2015年1月分が重複しています。
また一番下のレコード数も39ありますね。
次に「UNION」にしてみます。
SELECT * FROM T_販売履歴201501
UNION SELECT * FROM T_販売履歴201502
UNION SELECT * FROM T_販売履歴201501;
上記のようにして通常表示にしてみます。
上記のようになりました。
レコード数は27ですね。
2015年1月分は重複していませんね。
このような違いがあります。
通常は「UNION」を使用する場合が多いようです。
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2017年07月12日
Access入門,Excelからインポート
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インポート
ExcelのデータをAccessにインポートする方法です。
Excelで上記のようなデータがあるとします。
このデータをAccessに取り込みたいと思います。
新規のAccessデータベースを立ち上げましょう。
名前は適当に「外部」とでもしましょうか。
上記のようになりましたね。
「外部データ」のリボンの「インポートとリンク」内の「Excel」を選択します。
上記のようになります。
ここでどのようにインポートするかを選択します。
今回は一番上を選択します。
「OK」を押します。
2017年07月16日
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インポート続き
上記のように先ほどのExcelのデータが表示されます。
複数シートがある場合は上のワークシートの中から必要なものを選択してください。
「次へ」を押してください。
またここで「完了」ボタンがありますね
このまま完了しても大丈夫です。細かい設定もAccessに取り込んだ後でも設定可能です。
ここで先頭行を「フィールド」として使用するかどうかを聞いてきます。
使用する場合は上のチェックを入れてください。
次はフィールドのデータ型を聞いてきます。
今「販売日」に対して「日付/時刻型」を選択しています。
このようにして、各フィールドのデータ型を決定していきます。
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インポート続き
上記のように先ほどのExcelのデータが表示されます。
複数シートがある場合は上のワークシートの中から必要なものを選択してください。
「次へ」を押してください。
またここで「完了」ボタンがありますね
このまま完了しても大丈夫です。細かい設定もAccessに取り込んだ後でも設定可能です。
ここで先頭行を「フィールド」として使用するかどうかを聞いてきます。
使用する場合は上のチェックを入れてください。
次はフィールドのデータ型を聞いてきます。
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2017年07月20日
Access入門,インポート
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インポート続き
次は「主キー」の設定です。
不要な場合は「主キーを設定しない」にしてください。
ここでインポートしたテーブルに名前を付けます。
これで「完了」ボタンを押してください。
ここは、今回行ったインポート操作を保存するかどうか聞いております。
保存する場合は「インポート操作の保存」にチェックを入れてください。
保存にチェックを入れると上記のように「名前」を付ける画面になります。
一応名前はこのままで「説明」のところに「Excelからインポート」と入れてみましょう
この保存したインポート操作はリボン上にある「保存済のインポート操作」という
ところをクリックすると使用できます。
上記のようにテーブルがインポートされました。
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タグ: Access入門,インポート
2017年07月23日
Access入門,インポート失敗
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インポート失敗の例
インポートした時に時々失敗するときがあります。
失敗例をいくつかあげてみたいと思います。
上記のようにフィールド名が2行以上になっている場合。
Excelでは普通にこのようにフィールド名を2段にしたりします。(上の例は極端ですが・・・)
このような表をAccessで取り込んだ場合はどうなるか。
上記のようなメッセージが出て、「合計金額」以外のフィールド名は
自動的に割り当てられます。
フィールド名は1行で同じ名称は使用しない。
Excelでは同じ名前でも問題ありませんが、
Accessでは同じフィールド名は受け付けません。
上記のような表があったとします。
Excelとかでは普通にこのような表を作成しますね。
しかしAccessでは2段になったフィールド名は受け付けませ。
フィールド名は1行にする必要があるので「2017年1月」「2017年2月」・・・という
表現にする必要があります。
タグ: Access入門,インポート失敗
2017年07月27日
Access入門,インポート失敗の例
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インポート失敗の例(データ型)
今度は上のようにD3で単価のところに「消しゴム」という入力があります。
この状態でインポートするとどうなるか。
データ型で「単価」のフィールドを「通貨型」に設定します。
「完了」を押すと上記のようなメッセージが表示されます。
「一部のデータが適切にインポートされませんでした。」とあります。
このまま「閉じる」を押すと
上記のように「販売履歴」ではID2の部分に単価と合計金額と
消費税込のところが空欄になっています。
また左側に「販売履歴インポートエラー」というものがあります。
これを開くと
上記のようなエラーの内容とフィールド名と行が表示されます。
この行数はExcel上の行数です。
このようにインポートエラーが出た場合は、
大体データ型が間違っていてインポートを失敗します。
Excel上で修正して再度インポートしてください。