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October 9, 2003
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カテゴリ: 日々の生活
今日は朝から悲しくなるニュース。
昨日のネットニュースで読んだのだけれど、
今朝お邪魔した楽天日記でも取り上げられていたので
私も書いてみたくなった。
たぶんみなさんもご存知よね?

「いじめ教諭に賠償求め提訴 被害男児に弁護団503人 (共同通信)」

福岡の小学校4年の男の子が担任教師(46)にいじめ抜かれ、
PTSD(心的外傷後ストレス障害)になってしまい、
この子の応援に全国の弁護士503名が立ち上がったというニュース。

このニュース、各紙によっていじめの内容が違っている。
「小学教諭、児童に差別・暴力・嫌がらせ…損害賠償提訴 (読売新聞)」
「<いじめ教諭>被害男児の両親が福岡市と教諭を提訴 (毎日新聞)」

ここに書いてあるいじめが全部やられていたのだとしたら
(事実そうなのだろうけれど)、
たった9歳の男の子の心にどれだけの衝撃だったことか。
想像するだけでもかわいそうでやりきれない。
ましてや私の息子も同い年、とても人ごととは思えない。

担任教師は男の子の曾祖父がアメリカ人ということを理由に
「穢れた血」といって差別発言を繰り返し、
体罰を男の子自身に選ばせて怪我をさせ、
果ては「自殺を強要」したという。

これが「教師」のやることですか?
というより、子どもに向かって「大人」のやることですか?
そもそもこんな人間がどうして教師になれるのか、
日本の教育システム、どこかおかしくない?
いくら改革を叫んだって、心だゆとりだっていったって、
それを指導する立場にある人間がこれではたかがしれている。

もちろんこんな教師はごくごく一部に違いない。
でも、事実こういう人間が教壇に立っているのだ。
そして限りない未来を持っていたはずの子供が1人、
そんな人間によって壊されてしまった。
それなのに教師は6ヶ月の停職処分ですんじゃうの?
そんなの理不尽!絶対に納得いかないわ。
即刻クビにして、それ相応の処罰を与えるべき!

男の子のお母さんの気持ちを考えると涙が出てしまう。
大人として、こんな人間がいること、
男の子にたいして申し訳ないと思う。
この担任教師には子供がいないのかしら?
自分がそんなことを言われたらどんな気持ちだろうと
考える頭がないのかしら?
いきなりこういうことが表面化するはずはない。
この教師はずっとずっとそういう資質を持っていたはずなのに、
それを見抜けなかった採用側、学校、同僚たち、
彼らにも責任はあると思うよ。

いつもいつも何か事件が起こってから繰り返される、
「知らなかった。あってはならないこと。誠に遺憾」という発言。
本当にそう思ってるのかな?
もっともっと真面目に真剣に子どもたちと向き合ってよ!
教師もお互いに子どものこと考えて連携してよ!
思わずそんな言葉を投げつけたくなってしまう。

と、ちょっと興奮気味の私ですが、
教育現場、悪いことばかりではありません。
真剣に生徒に教師が向き合っているこんな学校もあるんです。
それは北海道にある 「北星学園余市高等学校」
いままでに 「北星余市高校シリーズ」 として
テレビで何度も放映されているから、
ご存知の方も多いことでしょう。
さらに10月からは 「ヤンキー母校に帰る」 というタイトルで
竹野内豊主演のドラマになるそうです。

この学校に関するニュースをちょっと読んでみてください。
「北海道・北星学園余市高校 「居場所」得た」
「北海道・北星学園余市高校 謹慎中の電話、心に響いた」

とにかくここは教師がスゴイ!
今朝のワイドショーでも紹介されていたこの学校、
卒業生が答辞でこういっていました。
「この学校は机や本で学ぶことより、心で学ぶことが多かった。
今、心から言いたい。ありがとうございました。」
見た目はコワイ突っ張りの男の子、女の子たち。
だけどみんなボロボロ泣いていました。
そこには嘘偽りのない教師と生徒の繋がりがある。
どこにも行き場がなくて、ここにたどり着き、
そして救われた子どもたち。
体裁や世間体じゃない本音の教育がここにあるんですね。
教師が、教育が子どもたちを育てる、
その子どもたちが未来を作るっていう構図が
ハッキリと見えるスゴイ学校だと思いました。

今朝は教育現場の両極端を見たような気がしちゃった。
でも、大切なのはどこでも一緒、子どもたちだよね。
子どもが大好きで子どものことを一番に考えてくれる先生。
どんな悪ガキでもその子のいいところを認めて、
「お前たちは俺の夢だ」と言ってくれるような先生。
そんな先生に出会えたらラッキー、なんてことじゃなく、
どの先生もみんなそうだったらいいなと思うんだけど。
ドラマに出てくるような熱血先生じゃなくてもいいから、
とにかく子どもの心を壊すような人間にだけは
教師になって欲しくない、
それだけは確かなことですね。

takumamaさんに刺激され、物想う秋に
パリの思い出でもしみじみ語ろうと思っていた今日の日記、
思いがけず「興奮教師論」になってしまった。(笑)




昨日の深夜、たまたまCSをつけたらやっていたので、
「日本の黒い夏 冤罪」 を見ました。
すでに9年前(1994年6月27日)となる松本サリン事件。
妻を助けるために救急車を要請する電話をかけたせいで、
この事件の犯人に仕立て上げられていった河野義行さん。
警察やマスコミ、そして報道に踊らされる一般市民が
いかにたやすく1人の人間を冤罪に追い込んでいくかを
事実報道を交えて描いた熊井啓監督作品(2000年)です。
派手な脚色はなく、事実を淡々と描く古くさいともいえる手法が
かえって真摯な印象を与えて、私は好きな作品です。

ラスト、事件当夜の様子を再現した場面には
その恐ろしさに思わず涙が出てしまいます。
寺尾聡扮する神部氏(=河野義行氏)と子どもたち、
そして車椅子に乗った妻とのシーン。
当時の河野さんの心境を考えながら見ていると、
自分もマスコミ報道を鵜呑みにした1人として、
なんともいえない気持ちになってしまいました。

これだけ情報のあふれる毎日の中で、
真実はどれかを見極めるのは難しいと思うけれど、
与えられたものをそのまま受け入れるのではなく、
いつも「?」マークを忘れずに、
自分の頭で考えなくてはいけないな、と再確認しました。

なんだか今日は難しい話題ばかりになってしまった?
でも、たまには私も頭を使って日記を書かなきゃね。(笑)




冤罪について掲示板でやりとりをしているうちに
ひとつ思い出したことがある。
他でもない私自身が遭遇したコワイ経験。
あれは何年前の秋だったろう?
信州に引っ越してきてから、
秋になると山にキノコ採りに出かけるのが
私たちの楽しみにひとつになった。
その年もいつものように夫と2人で
長袖のシャツに軍手、長靴という出で立ちで
近所の山にキノコを探しに出かけていった。
夫の仕事は午後からなので、いつも平日の午前中に山へいっていたのだ。

二人してスーパーの袋を下げ、山から道路に出てきたら、
バイクに乗った警察官が1人、遠巻きに私たちを眺めている。
「何だろう?何で見ているんだろう?」と思ったものの、
特に思い当たる節もやましいこともないので、
車に乗り込んで、もっと奥の山へ行こうと走り出した。
すると先ほどの警官が私たちのあとを追いかけてきて、
車を寄せて止めろと合図している。
え?一体何?ブレーキランプでも切れている?
納得いかないながらも車を止めて窓を開けると、
そこにはコワイ顔で私たちを睨みつける警官の顔。
「何ですか?」と聞く間もなく、
乱暴な口調で「免許証を見せろ!」と。
「いったい何で見せなくちゃいけないんですか?」
と聞いても、にらみつけたまま「早く出せ」と。
渡した免許をじろじろ見ながら、
彼はなおも威嚇するかのような口調で職業や住所を聞く。
いったい何なんだと混乱しながらも、
冷静に答える夫の横で、私はだんだんと腹が立ってきた。
そして彼のこの一言で私もついにブチ切れ。

「英語を教えているなら、ここで英語をしゃべってみろ」

「いったい何なんですか?」
「私たちが何をしたって言うんですか?」
「なんで英語をしゃべらなくちゃいけないんですか?」
怒鳴るように言い返しながら、悔しさと怒りと、
そして相手のむき出しの悪意に触れた恐怖とで、
私はいつの間にか泣き出していた。

この騒ぎを聞きつけて沿道の家から人が出てきた。
泣きじゃくりながら事情を話す私を、
おばさんがヨシヨシと背中を叩いて慰めてくれた。
この時になってやっと警察官はばつの悪そうな顔をし始めた。
その場のでまかせかどうか知らないが、彼が言うには、
最近、過激派がこの辺にいるという情報があり、
私たちがその一味ではないかと疑ったというのだ。
平日の昼間、キノコを採りに山に入った私たちを。

その場はどうにか収まって、私たちは家に帰ってきた。
警察官は最後まで謝らなかった気がする。
その後丸2日間、私は恐怖で外に出られなくなった。
生まれて初めて、人の悪意というものにもろに触れたから。
最初から敵意をむき出して、容赦なく攻撃してくる。
しかも警察官という立場の人間が。
怖くて怖くて、その時のことを思い出すと涙がボロボロとあふれた。

数日後、警察官の夫を持つ友人の薦めで
私は長野県警察本部長宛に手紙を書いた。
くだんの警察官の直属の上司が私たちの家まで謝罪に来てくれた。
話によるとその警察官は精神的におかしいところがあり、
警察内部でも取り扱いに苦労しているとのこと。
だけど、そんな事情は私たちには関係のない話だ。
問題なのはそういう人間を警察官として放置して、
私たちのような被害に遭う人間を作る危険があること。
それに対して何の対処も出来ないということ。
たった数日ではあったけれど、
このノーテンキで人を疑うことを知らなかった私が、
人が怖くて外に出られなくなったのだから。
幸い心の傷は浅かったし、上司がきちんと謝ってくれてことで
私はすぐに立ち直ることが出来たけれど、
河野さんの件はそんなもんじゃない、比較にならない。

人は銃や刃物を使わなくても、
言葉や悪意という凶器で人を殺すことができる。
いじめを受けた小学4年生の男の子も、
サリン事件の犯人に仕立て上げられそうになった河野さんも、
心のどこかに決して消えない傷を負ったに違いない。

あの時の警察官が辞職して田舎に帰ったと友人から聞いたのは
その後何年かたってからのことだった。






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最終更新日  October 9, 2003 05:54:25 PM
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