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記事 セリーナのコーチが助言認めるも… 各陣営の常態化を主張「みんなやっているさ」2018.09.09 テニスの今季グランドスラム最終戦、全米オープンは8日(日本時間9日)、女子シングルス決勝で世界ランク19位の大坂なおみ(日清食品)は女王セリーナ・ウィリアムズ(米国)と対戦し、6-2、6-4でストレート勝ち。敗れたセリーナは試合中、客席から受けたコーチングで警告を受けたことをきっかけに激怒。主審を「泥棒」呼ばわりするなど波紋を広げたが、セリーナのコーチは助言を認めた上で、試合中のコーチングが他陣営も常態化していると主張している。米スポーツ専門局「ESPN」が報じている。 ーーー 私の感想 ーーーあのゴリラが荒れ狂ったのも主審の「コーチングがあった」と言う判定を不服としてのものだったのだが肝心のコーチ自身が認めたのだゴリラの謝罪はあるのか?
2018.09.13
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記事 セリーナ風刺画で論争 「人種差別と性差別」? 2018/09/12 11:25 テニスの全米オープン決勝で抗議するセリーナ・ウィリアムズ選手を取り上げたオーストラリア紙の風刺画が物議を醸している。コート上で激怒する様子を描いた表現に「黒人や女性への差別だ」と著名人から批判が出る一方、風刺画の作者は「彼女の行為を批判した」と反論している。 © 朝日新聞 ヘラルドサン紙に掲載されたマーク・ナイト氏の風刺画。地団太を踏むセリーナ選手の背後で審判が「彼女に勝たせてやってくれないか」と対戦相手の選手に話している。対戦相手は金髪のやせ形の女性として描かれている=AP 風刺画は、豪メルボルンの大衆紙「ヘラルドサン」風刺画家マーク・ナイト氏の作品で、10日に掲載された。壊したラケットの横に赤ちゃんのおしゃぶりが転がるコート上で、セリーナ選手が地団太を踏み、後方では審判が対戦相手に「彼女に勝たせてやってくれないか」と話す様子が描かれている。 この表現に、米国の黒人活動家ジェシー・ジャクソン師は「人種差別は受け入れられない」、英国の「ハリー・ポッター」シリーズの作者J・K・ローリングさんは「よくも世界で最も偉大な女子選手を人種差別と性差別で表現してくれた」とそれぞれツイートした。 ツイッター上ではこれらの意見に多くの賛意が寄せられる一方、セリーナ選手の行為への批判から、差別とは思わないとの書き込みも見られる。また、大坂なおみ選手とみられる対戦相手が金髪の女性として描かれていることに違和感を示す声も出ている。 同紙(電子版)は11日、社説で「スポーツ選手らしくない行為を正しくあざけった。その行為で大坂なおみ選手が勝利を祝う機会を奪いもした」と反論。ナイト氏の「描いたのは、セリーナ選手の哀れな振る舞いについてで、人種(差別)についてではない」との談話も紹介した。(ウェリントン=小暮哲夫)https://www.msn.com/ja-jp/news/world/セリーナ風刺画で論争-「人種差別と性差別」%ef%bc%9f/ar-BBNcWAv#page=2 ーーー 私の意見 ーーーよくぞ、描いてくれた!(笑)まったく、セリーナは、醜かったせっかくの大坂なおみの歴史的快挙を台無しにしたただしこの風刺画だとセリーナはドラクエのラスボスのように描かれているが私ならゴリラに描くいや、そのまま写実的に描けばゴリラになる(笑)前回のなおみの優勝では熱狂した私だが今回はWOWOW独占放送残念ながら見れなかったので記事に出来なかったなおみの日本人の母親の実家は大変なお金持ちでお母さんはお嬢様テレビインタビューに応じる祖父ものんびり負うようで感じが良い直美のあの誰にも好かれるかわいい性格はこの家系からハイチ人のお父さんも、良さそうな人じゃ無いかこの風刺画のセリーナを見たい人はコメント欄の URL !をクリック
2018.09.12
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記事 スポーツ 体操第三者委 調査長期化で塚原強化本部長に暫定的な職務停止措置も デイリースポーツ/神戸新聞社 2018/09/07 18:03 体操女子リオデジャネイロ五輪代表、宮川紗江(18)を巡る問題で、日本体操協会は7日、塚原光男副会長(70)、千恵子女子強化本部長(71)の宮川へのパワハラ問題を調査する第三者委員会の立ち上げを発表した。すでに発表されていた元日弁連副会長の岩井重一弁護士が委員長を務めるほか、上田広一弁護士、山崎恒弁護士、伊井和彦弁護士、松田純一弁護士の4人が名を連ねた。第三者委は9月10日から調査を始める。委員は岩井委員長に対し、当協会および調査対象者と利害関係のない第三者であることを条件として委員長に推薦を依頼し、推薦された結果、決定したという。 当初、日本協会側は9月内での調査報告を求めていたが、第三者委側は難色を示し、期限は設けない形となった。岩井委員長は「徹底して解明する。1カ月半、2カ月掛かるかもしれない。ただ、期限を決めて押し込めるよりも、むしろ徹底的に究明して選手の皆さんが安心して練習できる環境を作った方がいい」と、話した。体操ニッポンは大きな問題を解決しきれないまま、東京五輪団体の出場枠も懸かる世界選手権(10月・カタール、ドーハ)を迎える可能性が高まった。 24日からは女子の強化合宿が始まる。現在の強化体制では、選手たちへの精神的な影響も避けられないだけに、日本協会の山本宜史専務理事は「そういうことも検討しないといけないかもしれない」と、塚原強化本部長を暫定的に職務停止とし、代行を立てる可能性を示唆した。 宮川は自身への暴力行為で無期限の登録抹消となった速見佑斗元コーチへの処分は重すぎると主張。その裏に、朝日生命に自身を引き抜きたい塚原夫妻の思惑があるとし、過去の引き抜きととられる言動や、「五輪に出られなくなるわよ」などの強化本部長から掛けられた言葉。2020東京五輪特別強化選手入りを断ったため、NTCの利用制限や、海外大会への派遣ゼロなどの圧力を受けたと主張している。 ーーー 私の意見 ーーー● 拙速では無く、時間はかかっても照って的な解明● 塚原強化本部長の一暫定的な職務停止共に、非常に件名は判断だと思う
2018.09.07
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女子体操スキャンダル こう裁け!バイキングの坂上忍が完全に塚原夫妻側についている五十嵐という頭の悪い元体操選手で現在は連盟とは何の関係も無いいわば具外車の人間を引っ張り出して共同戦線を張って強引に塚原擁護● 塚原夫妻の独裁と悪行は隠れも無い事実● もう3/40年も体操界を牛耳ってきた● 朝日生命の運営と連盟の養殖の兼務は利益相反速見コーチの暴行も映像を見るとひどいこれは人間性だな喧嘩両成敗でいいだろう● 塚原夫妻 ー 連盟からは永久追放 朝日生命は勝手にやれば?● 速見コーチ ー 最低一年の謹慎
2018.09.07
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サッカーの中国戦があってそのあと、私の趣味の分野のいろんなネットを覗いてみたのだがあらためて、つくづく思うのはそのなかでも際立っているのはバレーボールのネット社会の低劣さ・低知能だそれは、即、バレーボール自体のポジションでもある例えばだがサッカーのネット社会はそれなりのレベルの会話があるし「カメラ・写真」のネットは多分、写真学校の生徒やカメラオタクの世界でもあるかとは思うのだが「一定の」私が付いて行けないほどのかなりハイレベルな知能が確かにある世界だバレーボールのネットにつきものの誹謗中傷・罵倒などは、少ない----それに比べて・・・(笑)ブログも含めてバレーボールのネット社会はただ、ただ、恥ずかしいばかり(笑)書き込み者は全くの平凡人であるのに日本トップレベルのアスリートである選手達をまさに誹謗中傷それだけではなくてなんと、私が、今まで、忌み嫌って一度も書き入れたことのない某掲示板でこの私が、毎日、四六時中、書き込みに没頭しているという話になっている(笑)こういうおぞましい社会は変態と異常者とサイコパス達が一般・現実社会では実現できない自己顕示・欲求不満・欲望などを、限定されたスフェアーで満たそうとしているウジムシの、または芥川龍之介の蜘蛛の巣の世界である(笑)現代の問題点のひとつに「ネット」で蔓延する異常性というものがあるまあバカにするだけでなく同情してあげなければいけない状況ではあるとは思うのだがそれを単純に私への攻撃に転嫁されるとこれは、容認するわけにもゆかないネット社会の「暴力」というものに関してこれから考察して行こうと思う
2013.07.23
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以前書いたように、このところ毎日、数十のテレビ番組を録画し再生し,見ている○ CNNの英語のニュース番組(3番組)○ NHK BSの英語番組(3番組)○ FNCBの株式番組(7番組)○ NHKの語学番組(フランス語・イタリア語・スペイン語・韓国語・中国語)○ 地上波の報道番組(7番組)○ NHKのニュース番組(二重音声の英語で)○ サッカーコンフェデレイションカップ○ NHK高校講座 日本史○ NHK高校講座 世界史○ BSドキュメンタリーシリーズ○ 健康番組○ その他,随時に(笑)数え切れないこれだけ録画すると,早回しや,スキップを多用してはいるのだがそれでも、一日中、テレビを見ていることになるしかし、さすがに全部は見れなくてoverflow してしまうので、最近は適当にスキップすることにしているそれと、目が霞んできた(笑)しょっちゅう目薬の御世話になっている(笑)----今週は、これに○ WOWOW が加わった以前も見ていたのだがしかし、最近は、映画はたいしたものがないむしろCSの映画チャンネルの方がましであるしかし、WOWOW のすごいところは◇ ボクシング◇ 格闘技がものすごく充実していることであるこれは、すばらしい日本のダイナミックグローブなどは,比較にもならない(笑)----なお、株式番組を一日中見ているのはその内に、デイトレイダーになろうとおもっているからである(笑)----CNNを継続的に見ているとだいぶ、耳が英語に慣れてきたその内に,同時通訳としてデビュー予定(笑)----ついでに、日テレプラスで録画したヴァレーボール・モントルーのドミニカ戦を見た今年のモントルーには興味が無いのだがドミニカ戦は特別であるというのも、ドミニカチームは○ 全員、お尻が絶品、世界一(笑)○ 絶世の美女が2人いる(笑)本当にドミニカチームの各選手のお尻はすごい!同じ黒人系のキューバもドミニカだけには、お尻では勝てない(笑)キューバの選手のお尻はヴォリュームがあるお尻だがドミニカ選手のお尻は、ものすごく引き締まっていて、ものすごくヒップアップしているどうしてなんだろう?同じ黒人系でも民族差があるのだお尻専門家の私でも、その辺がわからない(笑)しかし、残念ながら今年のドミニカのモントルーチームにはお尻世界一のヌニョス選手が不在実に残念(笑)だが、すごい美女である◎ バルガス◎ エチェニケ両選手のお顔を見れたので、よしとしよう(笑)他のモントルーの試合も録画予約しているが興味が無いので恐らく削除(笑)誰か見たい人にBDを差し上げてもいいのだがリオも美女だがお尻はドミニカ勢に惨敗(笑)というか、リオのお尻はかっこいいけれど、小さいよな高田ありさは,お尻ではかなり善戦している(笑)リオとありさこのふたりは,本当に天女レベルだ
2013.06.19
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ハワイ土産話に先立ち、まずボクシングの話題を。亀田三兄弟の次男、亀田大毅が完敗した。これはみなさんご承知の通りなのだが、メディアの掌を返したような亀田批判の嵐に逆らって、私の意見を(コホン!)述べてみようかな。 ~~~~~~~~亀田大毅の完敗に疑問の余地はない。だいたい、大毅のボクシングは未熟なのだ。私はテレビでのボクシング観戦歴、半世紀以上という脅威の観戦歴を誇っている人間なので、ボクシングにかぎっては「プロはだし」の目を持っているのである。これは本当なのである。私は自慢話は書くが、ウソは書かない。(どっちがいいのか?)私の父が新しもの好きで、洗濯機にしろ、テレビにしろ、カラーテレビにしろ、それが発売されたら即買う・・・と言う人間だったので、テレビは放映開始から二年目で我が家の茶の間に導入された。おかげで、テレビ創生期の珍しい番組もリアルタイムで見た。力動山とシャープ兄弟のプロレスなども見た。「日真名氏 飛び出す」とか「お笑い三人組」とか・・・も熱心に見ていた。その中でも好きな番組に「ダイナミックグローブ」というボクシング中継があったのだ。さすがに白井義男は見ていないが、ファイティング・原田のデビュー時代などはちゃんと見ているのである。「黄金のバンタム、エディー・ジョフレ」も見ているのである。それに大学でも高名なコーチにボクシングを教わったのだ。その時の大学のボクシング部の部屋には少なくとも三人の東京オリンピック代表選手が私と共に激しい練習に励んでいたのである。真実を話すと、このボクシングは単なる体育の単位だったのだが(泣)、とにかく高名なコーチに教わったのだ。私のブログのお約束事の高齢の・・・じゃなかった 恒例の・・・「自慢話」の前置きがすんだところで、本題に移ろう。 ~~~~~~~~あのクラウチング・スタイルで両手のグローブで顔を覆って、その間から相手をうかがいながら接近するスタイルは、peek-a-boo (いない いない ば~)スタイルというやつであるそうである。数年前だったかな?テレビで冬季オリンピックの滑降(だったかな?)(年をとると 「だったかな?」というのが増える)のアメリカの女子選手でpeek-a-boo というファースト・ネームの選手がいたが・・・。ご両親! ふざけるのもいい加減にしなさい!子どもがかわいそうではないですか!!女の子なのにこんな名前をつけられて・・・。(ブツブツ)それはそれとして、このスタイルは先ず守備を固めて、いわば専守防衛で、主に相手のボディーに打撃を与えて、相手を弱らせるという、フットワークはよくないし、あまりボクシングセンスは無いが、ただパンチ力に自信がある・・・という選手が採用するスタイル・・・だったかな?(またまた!)この亀田大毅という選手がまさにそういうタイプのボクサーなのだ。兄の高貴・・・じゃない弘毅選手がやはり、はじめはこのスタイルで、選りすぐりの?弱い選手をなぎ倒していた。ただ、例の疑惑の判定と言われた世界戦で、その限界を知って、次のリターンマッチからは、見違えるようなオーソドックスで多才なパンチを見せる選手に生まれ変わって、私は正直、この兄の亀田弘毅のボクサーとしての才能は買っている。しかし、この次男の大毅は18才でまだまだ発展途上。今までの相手が「選りすぐり」の弱い選手ならこの単純な戦法で、腕力で倒せたが、相手が世界チャンピオンとなれば、そうは行かなかったわけだ。いくら突進してもパンチは相手にあたらない。というか、フットワークが無いから、足が無いから、相手が先にパンチを放つから、自分でパンチを振るうまでの状況が作れないのだ。ついに、じれにじれて、最終回は相手を抱え上げて、レスリング状態になってしまった。しかし、あれほど相手のパンチを受けても、ほとんどダメージを感じさせないばかりか、相手を抱えて投げ捨てるほどの無尽のスタミナ?はすごい。しかし、相手の内藤もパンチ力が無いな~。あれほど当てても、亀田大毅はほとんどノーダメージではないか?それほど怖くもない大毅のパンチ(または突進)を恐れ?逃げ腰でのパンチだから効かなかった。 ~~~~~~~~さて、世間の亀田批判だが・・・。「汚い」だとか「レスリング」だとか、言われているが、私はそんなことはどうでもいいと思う。格闘技ではないか?プロの格闘技ではないか?昔のタイの世界チャンピオン、ポーン・キングピッチなど汚い極みだった。キックボクシング出身だからレフリーの見えるところ、見えないところでヒジ打ちを浴びせるなんて朝飯前。サミング(グローブの親指部分を相手の目に入れる)もうまかった!(ほめることじゃないけれど)投げ飛ばしたのが良くないと言われる。ルール違反だと言われる。それはそうだが、だからこそ、3点もの反則点をとられているではないか?それで、内藤は決定的な大きなポイントを得たじゃないか。もしその反則で亀田が有利になったのなら、内藤が試合続行不能になるほどのダメージをうけたのなら、それは問題だが、亀田がポイントを失っているのだから、何ら問題はない。 ~~~~~~~~私は、いままで亀田一家が大嫌いだったが、今回は同情に近いものを感じている。たしかに彼等は「悪(ワル)」だが、彼等はそれさえわかっていない。公序良俗なんて、わかっていないのだ。無理を言ってはいけない。(笑)三兄弟は、ワルの親父にそのように育てられ、兄弟愛?の中、一生懸命助け合って?、相手を口汚くののしりながら、がんばって?いるのだ。そのワル親父も、やはりワルの親に育てられ?、これは本当だが、若い頃は大阪の西成で、赤井英和と不倶戴天のストリートファイとのライバルだったという。赤井より強かったのではないかと言われている。 ~~~~~~~~話題は変わるが(本当は変わらないのだが)「傷だらけの栄光」という映画がある。 ~~~~ 続く ~~~~
2007.10.14
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亀田世界戦なんて、もうstaleな話題だが、やはり気にかかるので書いておこう。私が亀田三兄弟が大嫌いなのは、以前に書いたとおりだ。まずあの、究極の大阪弁?に気持ちの悪い思いをする。柄が悪いことおびただしいし、目上の人にも敬語無しの話し方というのは、日本語スピーカーとしては本当に珍しい。米国のハーレムのストリートファイターも顔負けなのではないだろうか。それにもちろんあの悪評高い「パーフォーマンス」であり。この種の「パーフォーマンス」は、モハメッド・アリ当たりがはじめたような樹がする。外国から来た対戦相手に申し訳ない・恥ずかしいという気持ちである。まあ、ここまでは想定内?だったのだが?試合の初回で、亀田が相手のランダエタのキレのいいパンチを最悪のタイミングで受けて、瞬間、顔がひんまがるほどで、見事にダウンしてしまった。すぐ立ち上がったので、思ったよりダメージは少ないかな?と思ったが、実際にはこれで亀田が著しく体力を消耗したのではないだろうか?それに初めてのダウンで精神的なショックも大きかったに違いない。考える余裕を失ったのか、それ以降は単調な攻撃・守備に終始した。初回の採点は誰が採点しても10:8でランダエタであろう。ランダエタのパンチはKOパンチという程のものではないが、キレのいいシャープなパンチである。それがこれ以上無いというほどのタイミングでカウンター気味に正確に当たったのだから、亀田がダウンしたもの当然だろう。一方、亀田のパンチは重いパンチで、例えば相手のボディーに集中すれば威力十分だと思う。ただしこの日の亀田のパンチはダウンの後遺症か?日頃の威力が無い。同時にランダエタが非常に身体の柔軟性のあるボクサーで、どうも相手のパンチを受けてもその柔軟性でショックを殺し吸収してしまうようで、2回以降の亀田が奮起して押しまくりパンチを打ちまくってもダメージがそれほどあるように見えない。私の採点では、中盤は亀田がほぼ毎ラウンド、ポイントを上げたと思う。同等に見えても必ずどちらかを10点にして差別化するこの試合の採点法では、これで間違いないと思う。ただ終盤に差しかかって変化が見えた。亀田のディフェンスは、いつも両手を顔面の両方にかざすというものだが、ランダエタがその量の拳の間をめがけてシャープなジャブを数多く打ち出したのだ。亀田のデフェンスは、フックには有効なのだが、両の拳の間が開いたり、強引にそこをこじ開けてジャブを打ち込まれるとポイントを取られることになる。いつもの亀田ならそこを狙われていると知れば、身体+頭部をゆすって(ウィーヴィング)それを避けたり、グローブとグローブの間隔を縮めたりしてそれを防いだと思うのだが、初回のダウンで思考力を失った亀田はそんな対応が出来ない。また、明らかにランダエタはアウトボクサーで亀田はファイターなのだが、亀田はもっと飛び込んで単純にパンチ力の勝負をしても良かったのに、中途半端な距離をとってジャブを浴びだした。これが高じて、亀田も疲労し始め、特に11回などダウン寸前、飛びつくようにランダエタに抱きついてホールド気味でダウンを逃れる。この回も、10:8で当然だろう。最終回も、私はランダエタの10:9と見た。今までの亀田が、格下の相手にあまりにも完勝してきたので、12回を終わって、会場の雰囲気は負けたような感じになって、亀田陣営も負けを覚悟したようだった。翌朝のスポーツ新聞は、「疑惑の判定」とか「亀田完敗」というトップである。私は、亀田が勝っていたという採点をしている。亀田がはっきり盗られてラウンドは、初回・11回・12回である。それ以外は、亀田が精力的にパンチを放って確実にポイントを取っていたと思う。ランダエタのパンチは、後半はともかく、前半・中盤では亀田にブロックされていて有効打はそれほど無かったはずだ。しかし、亀田完敗の意見が多く、判定負けという意見も多い。私はこれはおかしいと思う。私はテレビ放送が開始された翌年からのテレビでのボクシング観戦のファンである。最近はともかく若い頃はどんな試合でも見逃さずに見てきた。ファイティング原田のデビュー戦まで見ているのである。いや、デビュー戦ではなく、4回戦ボーイの頃からかな?歴史的な名試合・名選手はほとんど見てきた。エディー・ジョフレ、レオ・エスピノサ・・・。だから、敢えて言えば目は肥えているのである。採点にも自信がある。もっともテレビ観戦と実際の試合会場での印象は異なるかも知れない。好きが高じて、大学の体育強化でもボクシングをとった。そのころの私の大学のボクシング部には、東京オリンピックに出場した選手が三人もいて、私たちはその選手たちが練習している同じボクシング部の部屋で教授から習うのである。この教授がまた有名な人であった。後にスポーツ以外のスキャンダルで失脚したと覚えているが、そう言えば一度、赤坂の有名なナイトクラブ(ゴールデン月世界)で会ったことがある。その辺の体質がスキャンダルにつながっていったのかな?今回のボクシング関係者の意見は、今までの亀田陣営のパーフォーマンスなどに対する反感が吹き出たものだろうと思う。私も亀田陣営のもろもろのものはきらいである。しかし、スポーツはスポーツ。後半の押され方が印象点としてわるいが、私は採点合計として亀田が勝っていたと確信している。
2006.08.22
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日本チームが生き返って、WBCの準決勝で、三度、韓国と対決、見事に完勝。私の感じたことを箇条書きで。○ 試合前の、韓国のKBSテレビのインタビューを見ていると、韓国のファンは、「日本とは100回対戦しても100回とも勝つ」とか、「憎い日本に勝てて良かった」などとコメントしている。どうも、品のない国民性である。○ 正直言って、今までの韓国戦では、日本チームは、やはり「受ける相撲」をしていたと思う。それに意外に韓国の投手が良くて、守備陣も素晴らしい好守で、思うように行かなかった。この三度目では、決死の覚悟であったので、爆発できたと思う。○ 首の皮一枚でつながった王監督は「もう失うものは何もない 思い切ってやる」とコメントしていたが、実際上は、三連敗という最悪のシナリオも可能性としてはあるわけで、試合前の日本選手のプレッシャーは、軽減されたわけではなかったと思う。○ とはいえ、試合の前半は明らかに日本チームが押していた。ただし、いい当たりが野手の正面をつくなど、アンラッキーが続いた。○ 西岡のサード・ライナーで、一塁へ帰塁した青木がゲッツーを取られたが、あれは微妙なタイミングながらセーフ。この種の誤審が多いな~。例のミスター誤審は、メキシコVS米国戦でも、同じ一塁への帰塁で誤審をしている。だから、彼の誤審は「少なくとも3件」。それも最大の舞台で最大の誤審。すごい男?である。○ それにしても、上原のピッチングは、スゴイの一言。テンポ・コントロール・ボールの切れ・思いきりの良さ・フォークの切れ・揺るぎなき自信。すべてが完璧。文字通り、「ちぎっては投げ、ちぎっては投げ」である。こんなに素晴らしい投手だったのか。本人も(このピッチングは)「私のこれからの財産になる」とコメントしていたが。○ まずは、7回を0点に抑えた上原の好投が、第一の勝因だろう。○ 韓国は、ひんぱんに投手交代をしたが、なかには「この投手はちょっと打てないかな?」と思わす投球をする投手が二人ほどいた(特にサウスポー)にもかかわらず、惜しみなく、もったいないほどの交代をした。これには、ちょっと疑問を感じた。おかげで助かったとは思うのだが。○ イチローは、「さすが!」である。初打席・第二打席、共にヒットで出塁して、すぐさま盗塁に成功。結果的には得点にならなかったのだが、私の意見では、これが韓国チームに与えたプレッシャーは大きく、精神的な不安と疲労を与えたと思う。「やはり日本の方が力量が上ではないか? 今日は、やられるのではないか?」と韓国チームに思わせたことは間違いないと思う。さらにだめ押しの5点目のタイムリー。正に鬼神の働きだったと思う。日本チームを、韓国から反発されるような強気の攻撃的なコメントと、リーダーシップと、実際のプレイで引っ張った。見事としか言えない。○ 上原の好投に報いることが出来ないままに6回を迎えた。打率は4割を超えるものの、チャンスでの一発が出なかった松中がライトへの二塁打を放った。前二打席でふがいなかっただけに、二塁へは気迫のヘッドスライディングで、二塁にしがみついた後、二塁ベースを拳で思いきり殴りつけて気迫を示した。私は、このジェスチャー、これが大きかったと思う。これが、福留の2ランにつながったと思う。○ もう一つ、大きなプレーがあったと思う。その前の守備で、レフトへのホームラン性の大飛球を(ファウルだったが)、レフトの多村がフェンスに激突しながら好捕。目立たなかったが、日本チームには、珍しい、気迫を見せたプレーで、内面はともかく、ガッツを表現する事の少ない日本チームに「カツ」を入れたと思う。○ 日本チームがなぜ打てなかったのか?知らず知らずの内に、「こんなはずじゃなかった」と思うが故に、呪縛にとらわれ、打てなくなっていた。○ 野球というスポーツは、極めて心理的な要素が影響を与えるスポーツである。心理的に萎縮すると思うようにプレーできない。これは、特に上半身を主に使用するスポーツに多い。他には、テニス・卓球などがこれに当たると思う。サッカーなどの下半身中心のスポーツは、脚の筋肉が非常に大きい筋肉であるが故に、心理的な影響を筋肉に、比較的に受けにくい。これは、私独自のスポーツ理論であるが。○ 野球において、どうしても勝たなければならない状況において、打撃がスランプになる時がある。どうしても勝たなければならないと言うことで、アドレナリンが出るのはプラスなのだが、マイナス思考をしてしまうと筋肉が固まってしまう。前半の日本チームが、どちらかというと、この状況だったと思う。○ それに、日本チームは、ガッツを表面に出してプレーする選手が少ない。しかし、上に述べた、松中と多村の気迫のプレーが、日本選手の胸を熱くして、結果的にアドレナリンが大量に出て、バランス的に、緊張・マイナス思考による筋肉の萎縮を越えたのだと思う。○ 福留の2ランからは、このアドレナリンにプッシュされた日本選手の連打が一気に爆発した。里崎のエンタイトル・2ベース、代打の宮本のタイムリー、イチローのタイムリー。7回の多村の大ホームラン。多村は、逆風に邪魔されたが、5回にもホームランか?という大飛球を打っている。長打力がすごい。○ それにしても、松井は、この試合をどんな思いで見ているのだろう。インタビューに積極的に応じ、喜怒哀楽を激しく表現するニュー・イチローは、松井を意識してのイメージ・チェンジかも知れないが、それだけではあるまい。今回のイチローの心の中には、本当に燃えるものがあったのだと思うし、このようなリーダーシップは、松井には取れない。 ~~~~~~~~考えようだが、韓国チームが予想外に?二勝したおかげで、こんな喜びを得たわけで、「韓国チームよ ありがとう」
2006.03.16
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荒川静香さんの金メダル獲得後のインタビューをテレビで見て感心した。金メダルを取れた原因を聞かれて「今回は、全く無欲だったことですかね」と言っていた。世界選手権で優勝した時もそうだったが、優勝しようとか言う気持ちでは無く、ただ自分の演技をしようと思ったのだという。ショートで第三位につけて、「メダルが見えてきたな」と、一瞬、欲が脳裏をよぎったが、思い直して、自分の演技に全力を尽くせばいいと思って、雑音をシャットアウト、競技の直前にも、防音ヘッドホーンをつけて、会場の歓声・拍手を利くことなく集中していたという。全力を尽くせればいいとは、スポーツの選手がよく口にすることだが、本当にそれを実行できる選手はあまりいないのでは無いか?しかし、この荒川さんは、日頃の言動からも、その冷徹な、客観的な話し方からも、本当の事を話していると思う。一昨日の日記で、私はこう書いた。>オリンピックで、実力を発揮するためには運命を甘受する覚悟があることかな?>しかし、オリンピック・チャンピオンになるには、四回転より、「人間力」が必要みたい。もちろん、勝ちたいという基本的な欲求は非常に強いのだが、運命を甘受する覚悟があるから無欲になれる。無欲になれると本当に集中できる。そう言うことだと思う。
2006.02.25
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日本は今、荒川静香選手の金メダルで沸き立っている。本当に荒川さんは素晴らしい滑りをした。曲もプッチーニのトゥーランドットの「寝てはならぬ」という、男性のアリアで一番美しいと言われるもの。その一番美しい部分を、彼女が見せたい、イナ・バウワーに合わせたところも巧みだ。それに、最後のステップ・ワークで、エッジが異様に!利いた円運動を、クルリ・クルリとまわったところもすごかった。それに、衣装も、安藤美姫ちゃんのワダエミのものと違って、ショートもフリーも、王妃(クィーン)を思わす高貴イメージのもので、印象的に素晴らしかった。ただ、テレビの再放送などで見直してみると、彼女のライバル達について、こういうことが言えると思う。○ サーシャ・コーエンは故障していたのではないか?○ さすがのスルツカヤも、全盛期の切れを失っていたスルツカヤのショートを見たときは、「余裕」「安定感」と感じたのだが、フリーを見てみると、全盛期の「跳ね馬(F-1 フェラーリの愛称)」と呼ばれたバネが衰えているように思えたし、滑りに切れが無くなっているように思えた。サーシャ・コーエンもショートと比べると別人の様だった。あの生き生きとした、アピールを呼び込むような挑むような輝きのある動きが無い。生中継の時は、私は最終グループが始まるまでの、15分の整氷時間に、ビールを買いにコンビニに走って、帰ってみたらもう、コーエンの演技が半分以上終わっていた。だから、彼女のフリー演技を、生ではあまり見れなかったのだ。録画を見てみると、解説の佐藤有香さんが「コーエンは右の脚の付け根を痛めているのでは無いか? 踏ん張りが利かないようだ」と言っているとアナウンサーが伝えている。コーエンは公式練習も二回とも欠場している。「やっぱり!」と思った。そう注意して見てみると、ジャンプの直前の踏ん張りが弱い。その結果、ジャンプの中心がぶれている。力強いジャンプが出来ないでいる。彼女の演技を見ているうちに気がついた。私は、彼女の演技が、パーフォーマンスが、一番好きだと言うことを。彼女は、前の日記に書いたように、国籍はアメリカだが、血筋から言って、ロシア系だと思う。名前からも容貌からも。さらに言えば、そのしなやかで優雅な動きが、ロシアのスケーター独特のものなのだ。私は、長年フィギュア・スケートのファンだけれど、一貫して、ロシアのスケーターのファンである。彼等、彼女らには他の国のスケーター達が決して持てない、持ち得ない、ロシアバレエに通じるクラシックな優雅さとしなやかさがある。私はフィギュア・スケートを、氷上のバレエだと思っていて、ロシアのバレエが一番好きだから、フィギュアでもロシアのスケーターが一番好きなのである。実に簡単なことだが・・・。う~~ん。本当に残念だ。サーシャが、故障が無く(私は故障があったと信じている)、思いきり滑っていれば、荒川選手以上の得点を上げたと思う。金メダルを取れたと思う。故障があっても未だ、彼女は優雅でしなやかで軽い。最後に、だれでも感じたことだと思うが、解説の佐藤有香さんが、素晴らしかった。長野オリンピックの時の彼女の解説も素晴らしかったが(いつでも素晴らしいのだが)、今回は格別に・・・。言葉少なに、しかし選ばれた言葉を、優雅に、つぶやくように語るのだが、元世界選手権チャンピオンだから、技術的バックグラウンドは当然として、選手への思いやりのこもったコメントが、どこかの?八木沼純子さんと比べると・・・、比べられないのである。じゅんじゅんも、以前から比べれば、相当、進歩はしたのだが、それでも・・・である。また、実況のアナウンサーも、佐藤さんとの相性がよくて、なかなかだったのである。
2006.02.24
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昨夜、いや今朝は、女子フィギュアのショート・プログラムを live で見た。一言で言って、 「感動したっ!」ショートの結果は、1位 サーシャ・コーエン2位 スルツカヤ3位 荒川静香4位 村主章枝・・・8位 安藤美姫採点も、ほぼ順当だったのではないだろうか?私は、ジャンプの種類や採点法を、十分知っているわけではなくて、視覚的な、感覚的な印象で語っているので、プロ級のファンの方達からは、文句を付けられるかも知れないが。 ~~~~~~~~安藤美姫ちゃんは、やはり、不安定でジャンプをミス、完成度が足りないという不安が的中。このごろは、世界ジュニアで優勝したころの、のびのびした感じが無くて、どうも窮屈な演技をしている。それに、第一、衣装がよくない!黒っぽい、鎧のような、ヒラヒラがついたコスチュームで、彼女の見事な肢体を隠してしまって、演技の躍動感を殺していたと思う。フリーでのコスチュームも、すでに披露しているが、水色で、なんとなくさえない感じがある。安藤美姫ちゃん自身は、「今までにない色遣いのコスチュームで、最初はびっくりしたが、いい衣装だと思う コスチュームだけは一番です」と言っていたが、本心かな~?本心ではないとすれば、健気(けなげ)である。ピーコが、他の番組で、「あの色は日本人の肌にはあわない」「なんとなく、しょぼい感じがするコスチューム」と評していたが、同感である。まあ、美姫ちゃんは、フリーで四回転を飛べばいいのだ。失敗してもいいよ~。だけど、期待もしているよ~。なお、リンクのねこのひげさんが、「このごろの安藤美姫は、元気が無くて、顔も泉ピン子みたいだったが(失礼)、このごろ、可愛さがもどった よかった」と、日記で書いているが、同感である。なお、泉ピン子さんは、元気いっぱいである。 ~~~~~~~~スルツカヤが、ほぼ完璧の演技を終えた時には、「もう、すべてが決まりだ」と思ったのだが・・・、荒川静香の演技を見てびっくりした。トリノ代表を決める最後の試合である全日本では、荒川選手だけを見逃したので最新の彼女を知らなかったのだが、こんなに完成度を上げていたのか!スパイラルが実に見せた、というより、見せつけた・・・という感じかな?それに、スルツカヤより、はるかに華があった・・・。もちろん、スルツカヤは、余裕がありながらの完璧なのだが、見慣れたのかな?なお、少し前の日記で、トリノでの女子フィギュアを予想して、私はこう書いている。 ーーーー ◇ ーーーーそれではこんどのトリノで、女子フィギュアはメダルを取れるのだろうか?私は荒川静香選手が、銅メダルあたりを取るだけに終わりそうに思える。安藤美姫選手は、完成度が低いのでは?村主章枝選手は、5位か6位かな?荒川静香選手を始めて見たのは、長野五輪の前あたりから。その時は未だ、東北高校在学中。そのころの日本女子フィギュアは、今と比べるとレベルが低かった。荒川選手のスケーティングも、未完成で、私や家族などは「丸太ん棒」のような・・・と酷評していた。それが、前々回の世界選手権で優勝したときには、驚くほど素晴らしい演技が出来るようになっていて、それにいつの間にか?私の大学の後輩にもなっていて、私も急にファンになった。今回の選出の最終選考となった全日本の演技は、荒川選手だけは時間の関係で見れなかった。だから、荒川選手の選出に対しては特に意見は無かった(出せなかった)のだが。その後、テレビで荒川選手の最近のスケーティングを見て、うなった。実に芸術的である。それに彼女の自分および周辺を観察するコメントの、冷静さ、客観性に驚いた。冷徹と言えるほど、知的な女性である。こういう選手なら、こんどのトリノでも、メダルが取れるのではないかと思っている。 ーーーー ◇ ーーーー村主選手の演技にもびっくりした。よく練り上げられた演技で、むだが無く、表現力があって、シャープだった。私は今まで、村主選手のこんなに素晴らしい演技をみたことがなかったので、(失礼)(私が気がつかなかっただけかも知れない)、脱帽である。今まで、「手旗信号」なんて言って、すみませんでした。荒川・村主両選手、ともに、全日本選手権からの、「仕上げ」&「のりしろ」が、非常に大きかったのだ。_| ̄|○それに、よく考えてみれば、荒川選手は元世界選手権チャンピオン、村主選手も元グランプリ・ファイナルのチャンピオンであった。怪我から回復して、本気で仕上げてくると、ここまで来るのだ。そのことを忘れていて、ごめんなさい。_| ̄|○ただし、中野選手にも出場させてあげたかった。(まだ言ってる)。(村主・荒川選手と共に、後輩なもので) ~~~~~~~~しかし、しかし、最後のコーエン選手の演技を見て、さらに驚いた。スルツカヤが余裕の安定性とすれば、果敢に攻める攻撃的な、見せつける演技。身体が柔軟で、脚が180上がるスパイラルがすごい。シャープな切れ味がある演技。全く物怖じしていない。怖がっていない。アメリカ的である。 ~~~~~~~~話がちょっと変わるが、「サーシャ」という名前は、ロシアの名前である。これは、ロシアでは、愛称の名前で、「サーちゃん」とでも言う感じ。本当の名前は、サで始まる別の正式な名前があるはずなのだが。なんだろう?例えば、ナタリアは、愛称では、「ナターシャ」になる。カチューシャも愛称である。カーシャとか、カシャとも言うはずである。元の名前は、「カタリーナ」かな?姓の「コーエン」というのは、ユダヤ系の名前である。とすると、サーシャ・コーエンは、ユダヤ系ロシア人の先祖を持っていて、彼等が、米国に移住したのだと思う。ただし、米国では、こういう人種的なせんさくをすることは、タブーなので、「ここだけの話」であり、また、「ちょっとだけよ・・・」という話である。 ~~~~~~~~今回は、上位4人が僅差。順位はあるものの、点数が非常に接近しているので、順位はあまり意味が無く、フリー次第だと思う。なお、安藤美姫の衣装は、ハリウッドの衣装で有名な和田ミエに、安藤側がねばり強く頼み込んで、作ってもらったものだという。(今、ザ・ワイドでやっている)う~~ん。和田ミエはすごいとは思うけれど、スポーツの衣装は、慣れていなかったと思うけれどな~。プロに転向した、私が大ファンだった「マリア・ブッテルスカヤ」は、いつも振り付けと衣装を自分でやっていたが、その衣装は、いつもセンスがよくて、セクシーなものだった。彼女に衣装を依頼したらよかったのに。 ~~~~~~~~言い忘れたのだが、地元イタリアの、コストナー。スピードがあって、筋力があって、彼女も攻めの演技。手足が長い。スケールが大きいな~。ジャンプを失敗して、しりもちをついたので順位が落ちたが、大器だと思う。
2006.02.22
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なんとなんと、学生の早稲田が、社会人の強豪・トヨタを破った。最後は僅差の秒読みだったけれど、とにかく逃げ切った。いや、「逃げ切った」と言う表現は不適切かも知れない。終始、トヨタより早い集散でボールを支配して、自信と確信に満ちたプレーだったのだから。ラインアウトで100%。トヨタのラインアウトも、数多く、マイボールにした。学生界では「フィジカル」の早稲田と言われたが、今年の早稲田は、それに加え、頭脳と魂が素晴らしかった。関東学院との大学選手権決勝を見たかった。
2006.02.11
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★ 今朝のサンデー・ジャポンを見ていたら、元マラソンの松野明美がドーピングの解説をしていた。ドーピングで引っかかる薬物には5種類あるという。筋肉増強剤・利尿剤(減量のため)・麻薬(痛み止め)・ホルモン剤(女子などが持久力を高める)・興奮剤(もちろんやる気にさせる)。この松野明美自身が、常時興奮剤を服用しているのではないかと疑うほど、興奮してまくし立てる人で、何を言っているのかよく分からないのだが。★ ただし、この松野明美がマラソンの野口みずきの金メダルを予想していたという。最後の長い下り坂へのピークに達する時に先頭に立っている選手が優勝する、それは野口選手だとの予想だが、これは見事だ。やはり、餅は餅屋と言うところか?★ テリー伊東が「米国のメジャー・リーグがオリンピックに出ないのは、薬物を常用しているからだ」と発言していたが、これは当たっていると思う。ホームラン記録を出したマクガイヤーなど、筋肉増強剤を常用していたらしいし。今回の野球を辞退した日本のプロ野球選手の中にもドーピングが怖くて辞退したとう疑惑の選手がいるらしい。アメリカン・フットボールなどではみんなが薬物漬けなのは常識だ。特に筋肉増強剤は必須と言われている。★ ドーピング検査は、トイレで全裸になって、検査官の目の前で75ccの採尿するのだという。競技の後で75ccが出ないこともあるが、その場合には出るまで待つことになる。薬物使用している選手は、いろんなテクニックでこの採尿をごまかすらしい。例えば検査官の目を盗んで、あらかじめ膣や肛門に入れていたコンドームの中の尿などをすり替えるとかの、高等技術だ。★ 男子レスリングと言えば、むかしは体操などとならんでメダルを量産した競技だが、今回は今まで銅メダルが一つ。女子レスリングの派手な成績には敵わない。もっとも世界で女子レスリングに日本ほど力を入れている国は無いと思う。恐らく次回の北京五輪では、今ほどの独占的成績はおさめられないのではないだろうか?女子スポーツの世界では、女性がスポーツをする余裕のある先進国ほど強い・・・と言う法則があるのではないだろうか?例外はカリブ海諸国の陸上女子短距離選手。それにエチオピア・ケニアなどの陸上女子中・長距離選手。★ 血液ドーピングというものがあるという。血液を抜き取り、赤血球の不足した状態を人為的に作る。これに身体を順応させておいて、競技直前に輸血を行って赤血球を増やす。酸素運搬の機能がある赤血球が増加すれば、持久力勝負の競技に大きな効果がある。高地トレーニングと同様の効果だ。他人の血液、自分の血液、赤血球製剤、および関連製剤を使用する。★ オリンピック・キャラクター頼んでもいないのに(?)、競技の合間に顔を出しては【感動をありがとう】【がんばって欲しいですね】という常套文句を繰り返すだけの人間が多い。私の大好きな(?)確信犯・松岡修造君をはじめ、SMAP中居正広・久保純子・明石家さんま・藤原紀香・別所哲也など。この人達はスポーツ経験者でもない、有名芸能人とは言え、スポーツ界からいえば【ただの人】。それなのに、はしゃいで、大騒ぎをして(みんながそうだとは言わないけれど)、五月蠅い(うるさい)ことこの上ない。特に明石家さんまは【賞味期限切れ】か? 切れ味も無く、五月蠅いだけ。スポーツOBとしての一応解説者には、元ヤクルトの青島・元ヤクルトの評論家栗山秀樹・元ヤクルトの評論家??池山・・・・。どうしてこう、【元ヤクルト】が多いんだろう?三人とも評論家として光ものがあるとは思えないのだが。レスリングの山本美憂・・・美人!!見ているだけで楽しいから、【解説より泣く】存在であっても許そう。84年ロサンゼルス五輪鉄棒の金メダリスト森末慎二。情報がちょっと古い気もするが合格か?柔道の篠原元選手。口が重いしぶっきらぼうだが、合格。★ 女子マラソンのポーラ・ラドクリフ【「強い人が勝つはず」ではなくて「買った人・チーム」が強い】。私がこの真実の理論?をサッカーのワールドカップの時に主張すると、ポルトガルやスペインの熱狂的なファンであるサイトの管理人さん達にかみつかれて、ついにはあるサイト退去しなければならないほどのさわぎになった。スポーツにおいて、結果とは別に【強いランキング】というものがあるなんて、ちょっとおかしい。【勝った者が強かった者】と言うことが認められなかったら、競技を実際にする意味が無いじゃないの。競馬のオッズみたいに一般的な【強いランキング予想】だけで決めてしまってもいいわけだ。女子マラソンで途中棄権したポーラ・ラドクリフ。マラソンでも、一万メートルでも、勝てないと分かると途中棄権の連続はちょっとね。日本の女子1万メートルの福士加代子(ワコール)なんか、脚の故障でブービーになっても必死で走っていたのは立派。個人主義のラドクリフと、いろいろ背負うもののある日本選手の違いかな?ーーー 続く・・・かもしれない ーーー
2004.08.23
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オリンピックもそろそろ終盤になってきた。もう一度、オリンピックについて雑感を。★ 長嶋ジャパンがオーストラリアに二度も破れて、金メダルを逃がした。june17thさん http://plaza.rakuten.co.jp/junesummer/diary/の日記に下記のような一説があって、同感。 ----------------それにしても、もっと腹が立つのは報道関係者だ。報道ステーションでの栗山氏の言葉…、「選手にありがとうと言いたい。オーストラリアは100回やれば99回勝てる。」はぁ?このイタすぎる発言には、燕OBの栗山氏でも許さん!2回やって2回負けているのに、100回やれば99回勝てるのかよ!(激怒) ----------------ホントだよ、二回やって二回負けているのに。オーストラリアなんて、【ラグビー】と【オーストラリア式ラグビー】と【クリケット】しかやっていないといってもいい国。監督不在のまま、監督経験のない中畑氏に実質監督をさせるという変則もおかしい。少なくとも観ていて【オーストラリアは100回やれば99回勝てる相手】という相手では無いと思った。いい加減なことを言うなよ。それに、長嶋ジャパンを心配する松岡修造の、めちゃめちゃ作ったような超深刻顔がわざとらしい~。だれが見ても99%可能性が無い状況でも「絶対大丈夫です、がんばりましょう」と、全く根拠のない言葉を連発する修造君が・・・。★ 卓球女子 愛ちゃん破れた韓国の選手との試合だが。相手は典型的なカットマン。いや、カットウーマンと言わなければいけないのかな?相手のカットマンが低く伸びるカット・ボールを返してくるのを、愛ちゃんは前陣速攻型だから、テーブルにひっつきながら、突き返す。そのうちにじれて、無理なボールをスマッシュしてはポイントを失っていた。確かに相手はカットマンながら、浮き球を逃がさずスマッシュするという怖い相手だったが、カットボール自体はそれほど受けきれないほどでは無かった。慎重に気長に前後左右に短いボールで突き返していれば、相手にミスも出るし、そのうちにはスマッシュできるボールも出ていたはずなのに。カットマン相手には、絶対じれて無理なスマッシュをしてはいけないのに、愛ちゃんはがまんができなかった。自分でも「がまん比べにまけました」と言っているのだから、分かってはいたのだ。コーチがもっと強い指示をしなければいけないと思う。★ シンクロナイズド・スィミング結局、白人(ロシア)の長く美しい脚線美に負けたと言うところかな?ロシアの同時性(シンクロ)に負けたと言うこともあるかも知れないけれど。容姿の不利を補うために私としては抵抗のある安っぽい東洋調の振付で対抗していたが、あれではどうしても美的に二流という感じがする。では、どうしたらいいのかと言われても妙案は無い。この競技では日本人は銀止まりと言うところではないだろうか?それにしてもロシアチームの脚が一度ぶつかったらしいのに(私には見えなかったが)、10点満点ばかりとは、フィギュアのアイス・スケートと同様、ロシアの審判員への【根回し】が勝っていたのではないだろうか?★ 女子バスケット・ボールやはり、高さのスポーツでは限界かな?柔道・レスリングに【体重別】があるように、高さのスポーツ(バスケット・バレーボール・ビーチバレーなど)には、【身長別】も採用して欲しいよな、低身長の日本人としては。★ 陸上短距離スポーツには身体的な有利・不利がつきものだが、陸上短距離もその典型だと思う。決勝に白人選手が出ることができなくなって久しい。昔のドイツの世界記録保持者、ハリーが最後かな?いや、200メートルでイタリアの選手が金メダルを取ったのが最後かな?黒人選手は筋肉の柔らかさ・強靱さと共に骨盤の形状が高速走行に向いているのだという。逆に日本人の骨盤は平板で不利らしい。七回もオリンピックに出ている短距離女子のオッティー(今回は国籍をスロベニアにして出場にこぎつけた)なんか、ヒップがヒップアップしている上に、まるで椅子みたいに突き出ているが(腰掛けてみたぐらい)、あの上半身と下半身が入れ違いになったような形状が走りに有利らしいのだ。そう言えば、お尻がポコンと突き出たホッテントットというアフリカの種族が昔は有名だったがこのごろは名前を聞かない。日本人並みのお尻になってしまったのかな?女子選手で言えば、跳躍系と共に短距離系の選手の肉体美はすばらしい。陽光の下で黒光りする黒人選手の方が、普段の場では美しいと感じる白人女性より魅惑的に見える。距離が伸びるほど、選手の体型が肉体美派からすんなり派になる。瞬発系の筋肉と持久系の筋肉は別の筋肉だから、当然だろう。ただ、マラソンだけはいろんな体型の選手がいる。★ 女子マラソン身長150センチの野口選手のストライドが148センチ?だというのには驚き。普通人なら幅跳びの距離である150センチの歩幅で二時間も走り続けるんだから、すごいとしかいいようが無い。優勝候補で、記録的には断トツだったラドクリフ選手の棄権の原因は何なんだろうと思う。やはり酷熱に負けたのだろうか?★ レスリング・グレコローマンレスリングには、グレコ・ローマン・スタイルとフリー・スタイルがある。女子はフリーだけだけれど、男子は両方ある。グレコは古代ギリシャのレスリングだったはずだと推測する。グレコとは「ギリシャの」と言う意味。画家のエル・グレコは「ギリシャ人」という意味の苗字だ。スペイン人だけれど、先祖がギリシャ人だったのだろう。しかし、今回テレビで見るとギリシャの選手は「HELLAS」と表記している。ギリシャの国名についてはネットに下記のような情報があった。 ----------------自国を「エラダ」と呼ぶギリシャの人々 12日未明(韓国時間)、ギリシャ北部の都市テッサロニキで行われた男子サッカーの韓国-ギリシャ戦を中継したギリシャのテレビ局「ET1」のアナウンサーは、試合中ずっと「エラダ(hellada)」を連発していた。これはギリシャ人が自国を呼ぶ時の言葉だ。エラス(hellas)ともいう。 ギリシャの正式国名は「エリニキ・ディモクラティア(Elliniki Dimokratia)」なので、エラダは「大韓民国」を縮めた「韓国」のようなものだろう。 ギリシャの人々は「ギリシャ人」という言葉もやはり「グリーク(Greek)」ではなく「エリネス(Hellines:ヘラダに暮らす人の意)」と呼ぶ。 ギリシャがこのように全世界で通じる「ギリシャ」の替わりに「エラダ」と呼んでいるのは理由がある。ギリシャは長い間ローマとトルコに支配されてきた。ギリシャの人々はもともと自らをアカイア人と称した。 ギリシャを支配したローマ人は植民統治時代、「奴隷」という意味を込めてギリシャ人を「グリーク」と呼んだとされている。トルコもやはり軽蔑の意味を込めて「グレコス」と呼んだそうだ。「ギリシャ」という国名が全世界に定着したため、それを受け入れてはいるが、拒否感があるのは当然だろう。 「エラス」「エラダ」はギリシャ人にとって民族的自負心を代弁する単語に他ならない。 アテネ=姜鎬哲(カン・ホチョル)記者 jdean@chosun.com ----------------実に面白い。
2004.08.22
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オリンピックと高校野球今日はミーハーに徹して書いてみよう。本当はもともとミーハーなんだけれど。それにもう、みなさんご存じの情報ばかりだけれど。 ~~~~~~~~~私は最近の商業化した高校野球は嫌いで、普段は甲子園をあまり見ないのだけれど、今回の決勝戦、南北海道の駒沢大学付属苫小牧高校 vs 愛媛の済美高校の対戦は観た。好試合になるのでは無いか?という予感があったので。苫小牧が強力打線だと言うことは新聞情報で知っていたが、その他にも私がテレビで観た数試合でも、ものすごい打力を持ったチームが目立った。金属バットのせいもあるのだろうけれど、今シーズンめでたく(?)【ダメトラ】にもどった阪神タイガースと交流試合をしてはどうだろうか?とまで思う。決勝戦は期待に違わず、すざましい打撃戦になった。ボクシングで言えば、両軍、足を止めての打ち合いという、すごいものだった。「優勝旗が初めて白河の関を越えた」とか、「津軽海峡を越えた」とかのお涙フレーズもちゃんと用意されていたが、確かに雪と寒さというハンディキャップはあっただろうから大したものだ。それに選手は、野球学校の特殊兵器【越境入学】をしていない、全員道産子だというのもいい。テレビ朝日が高校野球のテレビコマーシャルをしていたが、その中で女の子が歌う高校野球のテーマソング【栄冠は君に輝く】という歌声が耳についた。そのちょっと、つたないような歌声が耳についているうちに、だんだん気にかかってきて、そのうちに声を張った、切ないような歌声にひかれて、特に【ああ栄冠は君に輝く】という部分が胸キュンである。調べてみると、偶然にも北海道、札幌の高校生四人のグループ【ZONE】の、MIYUという子のヴォーカルだった。ZONEは以前テレビで見たことがあって、アマチュア的な普通の女の子という感じだった。 栄冠は君に輝く (作詞:加賀大介 作曲:古関裕而) 1.雲は湧き 光溢れて 天高く 純白の球 今日ぞ飛ぶ 若人よ いざ まなじりは 歓呼にこたえ いさぎよし 微笑む希望 ああ栄冠は君に輝く2.風をうち 大地を蹴りて 悔ゆるなき 白熱の 力ぞ技ぞ 若人よ いざ 一球に 一打にかけて 青春の 賛歌をつづれ ああ栄冠は君に輝く3.空を切る 球の命に かようもの 美しくにおえる健康 若人よ いざ 緑濃き しゅろの葉かざす 感激を 目蓋にえがけ ああ栄冠は君に輝くやはり古関裕而という作曲家は大したものだ。(ちなみに駒大苫小牧の校歌は、北原白秋作詞、 山田耕筰作曲の豪華版)CDを買おうとまで思ったのだけれど、残念ながらCDは発売されないらしい。 ~~~~~~~~~テレビでのオリンピック観戦。初めはそれほど観戦するつもりではなかったのだけれど、一度見出すとはまってしまった。毎日寝不足にはなるが、4年に一度の掛け値なしの世界最高のアスリートの祭典だからいいか?と思っている。過去のオリンピック観戦も想い出になっているし。男子体操団体戦は深夜に全部見て、手に汗を握った。この頃体操に興味を失っていた私は、日本チームがこれほど強くなっていたとは不覚にも知らなかった。今回の強さの秘密は、協会が低迷期からジュニアの育成という底辺からの努力をコツコツして来て、それがようやく今回、花開いたということらしい。水泳も予想もしないメダルを取るなど、驚いた。北島選手のコメントによると、今回の代表選手選考制度を米国式の選考会の成績一発に変更したことから、勝負強い選手、勝とうという意欲の強い選手が選抜されたことに勝因があるという。毎回問題になる女子マラソンの選考も、これにならって一発選考にすればいいのだが、各マラソン大会につくスポンサーへの配慮でそれができないのだという。柔道に於いては、従来の古い精神論のコーチ陣に代わって、現役を引退したばかりのピカピカの若いコーチが(例えば古賀コーチなど)、合理的な新しい理論で選手を引っ張ったことが大きいという。バレーボールには、日本国民の関心度第一という風に大きな期待がかかっていたが、私はせいぜい5位か6位だろうと思っていた。大山など若い選手の可能性はすごいが、現段階では未完成で、オリンピックには間に合わない。それに柳本監督が一時の好成績と評価に、ちょっと油断をしたのではないか?と思う。作戦や選手起用に硬直性が見られるし、打つ手が無いようにも見受けられる。例えば、アメリカン・フットボールなどでは数人のモニターするコーチがスタンドで自分の担当部分やフォーメイションを注視していて、無線でヘッドコーチ・オフェンスコーチ・ディフェンスコーチに伝える。日本女子バレーボールでは、そういうことをしているのだろうか?テレビで見る限りに於いては、柳本監督が一人で指揮を執っていたように思える。もしこれが本当なら、それじゃダメだよ。今は情報戦なんだから。柔道で井上康生選手がまさかのメダル無し。本人はつらいだろうな~。井上選手は性格がよくて優しい人柄だという。「日本の武士道・柔道は礼節だから、自分が勝ってもガッツポーズは控えるようにしている」というような人間だ。ヤワラちゃん、今度の金メダルでやはり怪物だと思った。心身両面で。三連覇という、とてつもない記録の男子・野村選手は、三回とも同日の優勝なので新聞の一面をヤワラちゃんにとられて可哀想にも思えるが、ま、相手が悪いわ。軽量級はフットワークが生命で、年令が高くなると足が動かなくなるので、連覇はもとより、三連覇というのは信じられない程の記録らしい。今回の女子柔道で、太めの女性の魅力に目覚めた。特に谷本選手の底抜けの明るさは魅力的だ。阿武選手も警視庁の人だけに、受け答えが立派。今度警部補に特進してお兄さんより位が上になると言う。インタビュアーがそのことをお兄さんに聞くと「いや、いままで通り私が上ですよ」と、強がっていた。最重量級の塚田選手も笑うと可愛い。女子柔道に比べて女子レスリングは、江戸っ子下町娘の浜口京子選手をのぞいて、なにか垢抜けないし、ギスギスして暗めだな~。浜口京子さん、井上康生選手と共に気の毒。彼女も、関係者がそろって【あんなに優しくて繊細で面倒見のいい選手はいない】と言うほど、【父親譲りの】礼儀作法のしっかりした子らしい。優しい選手って、やはり修羅場での精神面に弱点があるのかな?アニマルさんは、あの騒音ぶりで一部不評だが、個人的にはすごくいい人ということだ。今は影形も無くなった天然記念物の【雷親父】だ。それにアニマルさんのパーフォーマンスのおかげで、女子レスリングが今回、注目の的にもなった。協会非公認の宣伝係と言った役割を果たしたと思う。心配した浜口京子さんの精神面だが、努力して明るくふるまっているのがかえって気の毒。でも、せめて銅メダルを取れて良かったよ。メダル無しではどうしても形にならない。他人事ながら考えるだけでも恐ろしい。サッカー。負けたパラグアイ・イタリア戦、ディフェンスのミスが大きかったが、ミスも能力のうちだろう。しかし、ペナルティーエリア内ので決定力というのは、国際レベルではやはり二流だな。オリンピックの後のアルゼンチン戦ではがっかりした。相手は二軍なんだけれど、それでも次元がちがう。やはりアルゼンチンはすごいチームだ。女子ソフトボール。宇津木監督の選手選抜方法がまちがっていたのではないかな?峠を越えたヴェテランを主力に起用。特に娘の宇都木の4番は失敗だった。それに人材的にも日本は他国に比べて落ちる。もっと身体能力の高い選手を集めないと、他国に対抗できないレベルになった。女子マラソン。野口選手は家庭が貧しくて、兄も姉も中卒。彼女も高校進学をやめようとしたら、兄と姉が自分たちの変わりにと、進学を強くサポートしてくれたという。入った実業団チーム・ワコールで、練習方法に関する意見の違いで、藤田信之監督)が退社。4人の同僚選手とともに監督に従い、“失業保険”頼りの安アパートでの共同生活。「チーム・ハローワーク」と自ら呼んで、励まし合いながら練習を続けたという。かなりの感動ネタを持っているな野口さん。ゴール後の涙が美しかった。それにしても身長150センチの野口さんのストライドは、ほぼ身長と同じだという。これはふつうの人間の走り幅跳びの距離だよ!!まさに天馬の様に駆け抜けたといっていい。さて・・・、毎回楽しみだった女子美人選手。跳躍系の競技に美人が多いんだけれど、今年はあまり目立った選手がいなかったな~。バレーボールのイタリアチームの超美人、ピッチニーにはベンチだったし。(いろいろな種目を語っても、最後はコレだよ! 私は。反省!)
2004.08.21
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