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「毎日更新」読レポ第2074
カール・ロジャーズ
~カウセリングの原点~
著:諸富祥彦
発行:㈱KADOKWA
第6章 1955年ロジャーズとジャンドリン
TAE(thinkig (ティンキング:考え)at the edge(エーッジ:角)(1/4)
TAE(thinkig (ティンキング:考え)at the edge(エーッジ:角)は、2004年にジャンドリとメアリー・ヘンドリクスがステップ化した概念形成(concept(コンセプト)-formation(フォーメーション)と理論構築(theory(ティリー)-constrction(ケインテラクション))のための方法である(Gendin & Hendricks、2004)ジェンドリンの暗黙の哲学(philosphy(テリスピー:哲学) of the implicit(エンプレセ:暗黙))を背景に持つ。まだ言葉にはなっていないけれど、たしかにわかっているもの(フェルトセンス)を手がかりにした概念形成と理論構築の方法である。
それは、次の3つのパートと14のステップからなる。
パートⅠ:フェルトセンスから語る
①フェルトセンスを確かめる。
②フェルトセンスの中に論理以上のものを見つける。
③通常の語義を言いたいのではないことに気づく。
④これからの語に自分が言わせたかったことを表現する文ないしは新鮮な語句を書く。
⑤ 自分がそれぞれの語りに言わせたかったことを、言語学的には普通ではない新しい語句を書くことによって、再度拡張する。
パートⅡ:側面(具体例)から型(パターン)を見つめる
⑥側面(具体例)を集める。
⑦各側面(具体例)が詳細な構造を与えるようにする。
⑧各側面(具体例)を交差させる。
⑨ 自由に書く 。
パートⅢ:理論形成
⑩ 3つの用語を選び、それを連携する 。
⑪ 各用語の間の本来的な関係を問う 。
⑫ 最終的な用語を選び、それらを相互に関連づける 。
⑬自分の理論を自分の分野の外に適用する。
⑭自分の理論をその分野で拡張し、応用する。
TAEは、もともと、ジャントリンがシカゴ大学大学院の「理論構築」の授業で用いていた方法を。2004年に妻のヘンドリクスと共にステップ化したものである。
TAEとは、何か言葉にしようとするのだが最初はぼんやりとした
。
身体的な感覚
(bodily (バドウィ―:肉体的) sense(センス)。
としてだけ浮かんでくるものを新しい用語を用いてはっきりと表すための系統立って方法である
。(Gendlin,2004)
と著者は述べています。
ここでは、ジャントリンとその妻のヘンドリクスと共に3つのパートと14化した、TAEを述べている。TAEとは、何か言葉にしようとするのだが最初はぼんやりしていたが、身体的な感覚から浮かんでくるものを新しい用語を用いてはっきりと表すための系統立って方法のステップアップする方法のようだ。「毎日更新」読レポ第2255 「からだ」と… 2024.11.23
「毎日更新」読レポ第2254 「からだ」と… 2024.11.21
「毎日更新」読レポ第2253 「からだ」と… 2024.11.20