2010年10月14日
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昨日ご紹介した、心屋仁之助さんのお話。

世界は二つあって、

一つが、「つねに足りないという不安を感じている世界」
もう一つが、「つねに満たされて安心している世界」

といっています。

これは、私が『「なかなか前向きになれない」と思ったときに読む本』
でも書いている、

・「ない」に目を向けるか
・「ある」に目を向けるか

ということと、同じことですね。

「ない」に目を向けていると「欲しい」と飢える。

だから、いつも満たされず、自信がなく、
人を責めたり、自分に罪悪感を感じたりしてしまうのです。

では、「ない」のはいけないことかというと、
私は違うと思います。

「ない」からこそ、「得たい」という望みが生まれます。

弱くて苦しいから、「じゃあ、どうしようか」とあがこうとするのです。

傷つくのがつらいから、「乗り越えよう」と思うのです。

負けたからこそ、「次は負けたくない」と前に進めるのです。

人は、「ない」を怖れる弱さがあるからこそ、
強くなれるし、成長できるんですよね。

そして、それで得たことによって、「ある」の喜びを実感できるのです。

傍から見ていると、生まれつき才能にもお金にも恵まれている人は、
うらやましいなと思うものです。

でも、足りないものが多いからこそ、少し得たことでも喜べたり、
得る過程、気づく過程をたくさん味わえます。

きっと、「どうして自分はこんな」と思う人は、
自覚はなくとも、魂レベルで、
「自分は、さまざまな体験をしたいんだ」と願っているのでしょう。

人は、「ない」を得るために生きています。

「食べたい」いう欲がなければ、
死んでしまいますものね(笑)。

ただ、「ない」にばかり目を向けすぎると、
いつもイヤな気持ちになってしまいます。

だから、

・「ない」の中の「ある」を見つけること
・「ない」ことも「○○な意味がある」と認めること

が役に立つ、と私は思っています。

そうすると、

「なんだ、『ない』と思っていたけど、実は必要だったんじゃん!」

と気づいて、「ある」喜びを感じられると…。

自然と感謝したり、自分を肯定できたりし始めます。

そうすると、自分に余裕ができて、周りの人にも優しくなれます。

心屋さんは、「つねに満たされている」世界の人になったバロメーターは、

・何か役に立ちたい
・人を喜ばせたい

と思うようになるかどうか、といいます。

「自分が欲しい」が、「人にしてあげたい」になるかどうか、
ということですね。

けれど、一足飛びに「満たされる世界」に行こうとするのは危険です。

「人にしてあげなきゃ」と、
自分が満たされていないのにやろうとすると、
「喜ばれたいからやってあげる」という
ギブ&テイクになってしまいます。

すると、それで思うようにならないと、
ますます自信を失ってしまうことがあるのです。

ですので、まずは、自分の「ある」を見つけること。
それを「ありがたいなぁ」としみじみと実感すること。

私はそれが大切ではないかな、と思います。

『「なかなか前向きになれない」と思ったときに読む本』
よろしくです!

そして、それを上回る名著が、この本の「兄本」、心屋さんの
『人間関係が「しんどい!」と思ったら読む本』

ダブルでよろしくです!(^_-)-☆

私や心屋さんの講演を聴きたい方は、 1dayサミット・ダウンロード をどうぞ~!
(携帯では難しいようです。すみません~!m(__)m)

「「ない」も大事にしようかな」と思われた方は、押してみてくださ~い!↓
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最終更新日  2010年10月14日 09時21分46秒
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