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ske芭沙羅 @ Re[1]:成城石井という食品店(11/23) elsa.さんへ ポテトサラダには気づかなか…
elsa. @ Re:成城石井という食品店(11/23) あまり食欲がなくても行けば行ったで何か…
ske芭沙羅 @ Re[1]:ブログ消滅! ぬかっとったー!(11/17) harmonica.さんへ 何年経っても、何度経験…
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2008.10.21
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カテゴリ: I think
サイゼリアのピザ生地からメラミンが検出された。

サイゼリアというと、ファミレスとファストフード店の間の
低価格がウリのイタリアンのチェーン店だ。

2~3度食べたことがあるが、味も盛りつけも材料も大衆向けで、
「食べ物」としては二度と食べたいとは思わなかったけれど、
価格がウソほど安いのは魅力だった。
200円台のメニューがあり、ボリュームも内容も驚くものだった。

子どもがたくさんいる家庭や、お金のない学生にとっては、結構ありがたい
存在だったのではないだろうか。

昨今の物価高騰を受けて、サイゼリアの売り上げがグングン上がっていた
らしい。
元々異常に高い「ロイヤルホスト」や、ダイエーが手を引いてから
けったいなことになっている「フォルクス」は、行く気にならない。
フォルクスなど、肉のプレートだけ(要りもしないのにサラダバーが
ついているが)で、2,300円ほどする。ご飯、スープ、デザートを食べると
3,000円を裕に超える。私などはビールを飲むので、二人で出かけると、
寿司屋にでも行けるくらいの料金になる。

そうした背景を受けて、意気軒昂だったサイゼリアにとって、今回の
メラミン騒ぎは相当な痛手だろう。

外食産業は多かれ少なかれ、中国製品を使っている。というか、使わない店は
相当な高級店以外にはないだろう、と飲食業の知り合いが言っていた。
国産を使っていては、コストが合わないのだ。

「ニンニク」「ウナギ」「松茸」……、国産モノと中国産モノの価格差は
いやというほど知っている。

利益を得たい外食産業なら、迷わず中国産を使うだろう。
日本の冷凍食品の80%が中国製品だという。家の外も中も中国製品に
毒されていることは、間違いないのだ。

『外食するということ=中国産の食材(中国製品)を体に入れること』

と覚悟しなければならないというのが現在の日本の食事情だ

しかも、問題が表面化する何年も前から中国産品(製品)は大量に日本に
流入していた。
中国産品(製品)を食べたことがない、という日本人はごくわずかなのでは
ないだろうか。

しかし、だ。
日本産の食材はすべてが安全だ、と思っている日本人もめでたいということを
知らねばならない。
日本人だって中国人同様、「儲けたい」という気持ちがある。そのために
骨身を惜しまず農作物を育てているのだ。
では、「儲け」を上げるためにはどうしたらいいのだろう。
「効率的な生産」と「低い歩留まり」だ。そのためには、農薬も使えば、植物に
とっての「ムリ」もさせる。
もちろん、中国と日本の農薬基準は明らかに違うし、日本の方が安全でおいしい
農作物ができていることは事実だ。

が、農家の方々は、自分たちが家で食べる分と出荷する分は別に育てている
という。

そのことが意味することは何なのか。

いま、日本人は、食糧に対する考え方を根本的に変えなければならない。
というより、これまできちんと持ってこなかった、そればかりか、
だれかから刷り込まれ、信じて疑わなかった食の「常識」や「価値基準」を
ここできちんと考えなければならないのではないだろうか。

世界的規模の危機は、すぐそこに来ている。






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Last updated  2008.10.21 18:12:58
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