リック・スプリングフィールド(Rick Springfield)はオーストラリアはシドニー出身のロック・ミュージシャン、俳優。彼の代表作はと言うと、ふつうはビッグ・セールスを記録した『ジェシーズ・ガール(原題:Working Class Dog)』(1980年リリース、チャート最高位は全米7位)、『アメリカン・ガール(原題:Success Hasn’t Spoiled Me Yet)』(1981年、全米2位)あたりが挙げられることだろう(ちなみに本ブログでは、その次作にあたり、やはり全米12位のヒットとなった『リヴィング・イン・OZ』を過去に取り上げている)。
けれども、私的には絶対にこれは外せないという作品がある。それがこの『ロック・オブ・ライフ(Rock Of Life)』という、1988年発表のアルバムである。チャートアクションという面では全米55位止まりで、彼のアルバム作品としてはヒット作とはいい難いのだが、これが何とも一押しの快作だと心底思っている。
1. Rock Of Life 2. Honeymoon In Beirut 3. World Start Turning 4. One Reason (To Believe) 5. Soul To Soul 6. Tear It All Down 7. Woman 8. Dream In Colour 9. Hold On To Your Dream 10. (If You Think You're) Groovy