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アフリカをテーマにした盤 『カヤ』のリリース翌年に当たる1979年にボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ(Bob Marley &The Wailers)が発表した作品が、この『サヴァイヴァル(Survival)』である。ボブ・マーリーのスタジオ作としては通算11枚目となる。 ジャマイカの多くの人たちにとってのルーツであるアフリカへの渡航がこの作品の始まりだった。1978年の末、ボブ・マーリーはラスタファリの聖地エチオピアを訪れ、アフリカの国々を回った。そのような背景もあって、収められた楽曲は、アフリカを題材としたものとなり、ジャケット・デザインはアフリカ各地の国旗が並べられたものとなっている。 アルバムは、ボブ・マーリーらしさが発揮された1.「ソー・マッチ・トラブル・イン・ザ・ワールド(世界には問題が山積)」から始まる。2.「ジンバブエ」は、当時のローデシア(旧英領植民地)の民族解放を歌にしたもので、1980年にジンバブエ共和国が独立を達成するときの祝典でも歌われ、ジンバブエ第二の国歌のように見なされているという。 表題曲の5.「サヴァイヴァル」は、“あらゆるものを得た人もいれば、まったく何も得ていない人もいる”、“そうさ、ブラック・サヴァイヴァル” と歌う。続く6.「アフリカ・ユナイト」も同様に政治的メッセージの強いナンバーで、アフリカの団結を呼びかける。こうした内容のせいもあって、南アフリカ共和国(むろん、アパルトヘイトがふつうに存在した当時のことである)では検閲の対象にもなったのだとか。 ちなみに、この作品は、本盤を最初として三部作になるという計画だったという。翌1980年には『アップライジング』がリリースされたものの、1981年にボブ・マーリーは亡くなってしまい、三部作を締めくくるはずだった作品は生前に完成することがなかった(死の2年後に未発表曲などを集めた『コンフロンテイション』が発表されている)。[収録曲]1. So Much Trouble in the World2. Zimbabwe3. Top Rankin'4. Babylon System5. Survival6. Africa Unite7. One Drop8. Ride Natty Ride9. Ambush in the Night10. Wake Up and Live1979年リリース。 サヴァイヴァル +1 [ ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズ ] Bob Marley&The Wailers ボブマーリィ&ザウェイラーズ / Survival + 1 <紙ジャケット> 【SHM-CD】 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2024年03月31日
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コステロ、変化の兆候 1977年に『マイ・エイム・イズ・トゥルー』でデビューしたエルヴィス・コステロ(Elvis Costello)は、当初はパンク調の曲を演じる“怒れる若者”、ニューウェーヴのミュージシャンといった位置づけだった。だが、1980年代に入って徐々に作風を変えていき、若者向けというよりは大人向けの音楽を発信するようになっていった。 本盤『トラスト(Trust)』は、そのような変化の時期を迎える80年代初頭の作品である。セカンド作(過去記事はこちら)以来のエルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズ(Elvis Costello and the Attractions)の名義で、これまでと同様にニック・ロウのプロデュース(本盤では14.のみコステロ自身がプロデュース)で、1981年にリリースされた。この盤からのシングルのヒットがなかったこともあり、この時期の彼の作品としては売れた方というわけではなかったが、イギリスで9位、アメリカで28位となった。 筆者の考える注目曲をいくつか見ておきたい。1.「クラブランド」は、デビュー時からのコステロらしい曲調ながら、個々の音や演奏に耳を傾けると、いくつもの新しい工夫が感じられる。3.「ユール・ネヴァー・ビー・ア・マン」は楽曲そのもののよさが目を引くナンバー。これに次いで楽曲のよさが光ると思うのは、7.「足下に注意!(ウォッチ・ユア・ステップ)」や10.「ディファレント・フィンガー」といったナンバー。他に聴き逃がせない収録曲としては、グレン・ティルブルック(イギリスのバンド、スクイーズのヴォーカリスト)とのデュエットを聴かせる9.「フロム・ア・ウィスパー・トゥ・ア・スクリーム」、ピアノをバックに歌う12.「ショット・ウィズ・ヒズ・オウン・ガン」なんかがある。 アルバム全体としては、それまでのコステロの音楽性のベースは維持されているものの、ジャズ、ロカビリー、カントリーといった要素を取り込んだ作品に仕上がっている。そういう意味では、従来の作風を基本にして幅を広げつつあるコステロの姿を窺い知れるアルバムということができるかもしれない。[収録曲]1. Clubland2. Lover's Walk3. You'll Never Be a Man4. Pretty Words5. Strict Time6. Luxembourg7. Watch Your Step8. New Lace Sleeves9. From a Whisper to a Scream10. Different Finger11. White Knuckles12. Shot with His Own Gun13. Fish 'n' Chip Paper14. Big Sister's Clothes1981年リリース。 【中古】 トラスト/エルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズ,エルヴィス・コステロ,ジ・アトラクションズ 【中古】 Trust / Elvis Costello / Elvis Costello / Rykodisc [CD]【ネコポス発送】 ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2024年03月27日
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完成度の高い好盤 マイケル・シェンカー(Michael Schenker)は、1955年、西ドイツ出身のギタリスト。彼は、1973~78年にUFOのメンバーとして、このバンドの成功に貢献した。そして、UFOを脱退した後は、自身のグループを形成して作品を発表していった。白と黒に塗り分けられたフライングV(ギブソン社のギター)を愛用していたことでも知られる。 さて、UFOを後にした彼が1979年から活動の場としたのがマイケル・シェンカー・グループ(Michael Schenker Group,略称M.S.G.)である。その第一作となったのが、原題ではセルフタイトルの本盤『神(帰ってきたフライングアロウ)(The Michael Schenker Group)』である。収録された楽曲はいずれもシェンカー自身とヴォーカリストのゲイリー・バーデンによるもので、本作は1980年にリリースされて、イギリスのアルバム・チャートでは8位に達した。 本盤の聴きどころとなる曲を少し見ておきたい。シングルとしても発売された1.「アームド・アンド・レディ」は、軽快かつ重厚なナンバーで、ギターを中心とした厚みのあるサウンドとバーデンのヴォーカルが見事にマッチしている。2.「クライ・フォー・ザ・ネーションズ」もシングル化されたナンバーであるが、こちらの方はややシリアスな曲調。バーデンのヴォーカルの魅力が発揮されるとともに、シェンカーのギター・ソロも聴きごたえがある。 6.「イントゥ・ジ・アリーナ」は、本盤では2曲収められているインストルメンタル曲の1つ(もう1曲は小品の4.)で、シェンカーのギター・プレイを堪能できるナンバー。バラード曲の8.に続き、アルバム末尾の9.「ロスト・ホライズンズ」では、スケールの大きなギター・プレイが披露される。この9.は、本盤のというよりは、マイケル・シェンカーのキャリアを通しても、彼の真骨頂が発揮された名演と言えるような気がする。[収録曲]1. Armed and Ready2. Cry for the Nations3. Victim of Illusion4. Bijou Pleasurette5. Feels Like a Good Thing6. Into the Arena7. Looking Out from Nowhere8. Tales of Mystery9. Lost Horizons1980年リリース。 【バーゲンセール】【中古】CD▼神 帰ってきたフライング・アロウ レンタル落ち 輸入盤 MICHAEL SCHENKER GROUP / MICHAEL SCHENKER GROUP [LP] 以下のブログランキングに参加しています。お時間の許す方は、 クリックで応援よろしくお願いします。 ↓ ↓ ↓
2024年03月23日
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力強いロックを聴かせる好盤 1971年、スピリットを脱退したジェイ・ファーガソン(Jay Ferguson)とマーク・アンデス(Mark Andes)がロサンゼルスで結成したのが、ジョ・ジョ・ガン(Jo Jo Gunne)というバンドである。バンド名は、チャック・ベリーの曲名(Joe Joe Gunne)に由来する。メンバーは上記の2名に加え、マシュー・アンデスとカーリー・スミスという4人組である。そんな彼らが1972年に最初にリリースしたセルフ・タイトル作が、この『ジョ・ジョ・ガン(Jo Jo Gunne)』という盤である。 1970年代前半に4枚のアルバムを残したジョ・ジョ・ガンは、決して広く知られたバンドではない。4枚のアルバムのうち、全米100位圏内に入ったのは2枚だけで、そのうち本ファースト作は最高位となる57位だった。そのようなわけで、お世辞にも売れたバンドではなかったのだけれども、力強い正統派のブギー・ロック・サウンドをストレートに繰り広げる彼らの音楽は、実に心地よいものである。 1.「ラン・ラン・ラン」は、彼らの代表曲(というか、まともにヒットしたと言えそうなのはこの曲ぐらいしかなかったりする)。シングルとして全米27位、イギリス6位を記録し、ノリのよさと勢いでギターを聴かせるナンバーである。この曲のキャッチーさがアルバムの残りの楽曲にもあれば、本盤はさらに注目を浴びたのかもしれない。アルバム全体のトーンは、明るさやキャッチーさというよりも、ある種、真面目なひたむきさという感じが強い。いい楽曲、演奏がいくつも含まれていながら、あと一歩インパクトが足りないという評もなされかねない(その実、筆者的にはこっちの方が好きなのだけれど)。そんな中、特に聴いて欲しい曲としては、8.「テイク・イット・イージー」。5分近い尺の曲で、歌を聴かせんとする楽曲の間で、ギターソロが展開していく部分もじっくりと聴かせようという、曲調も雰囲気も曲展開もなかなかよくできたナンバーだったりする。[収録曲]1. Run Run Run2. Shake that Fat3. Babylon4. I Make Love5. Barstow Blue Eyes6. 99 Days7. Academy Award8. Take it Easy9. Flying Home1972年リリース。 ジョ・ジョ・ガン [ ジョ・ジョ・ガン ] Jo Jo Gunne / Jo Jo Gunne 【SHM-CD】 以下のブログランキングに参加しています。お時間の許す方は、 クリックで応援よろしくお願いします。 ↓ ↓ ↓
2024年03月19日
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新時代への移行を代表するお勧め盤 ハードロックとヘヴィメタルというのは、その境界線が時に不明瞭で、国やら時代やら、あげくの果てには評論家によって定義が大きく異なったりする。1979年にイギリスの音楽誌で“NWOBHM”(ニュー・ウェイヴ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィメタル、New Wave Of British Heavy Metal)なる言葉が現れ、この辺りから“ヘヴィメタル”という表現が一般化していったようである。こうした時期を代表する盤の一つとして筆頭に挙げられるのが、ジューダス・プリースト(Judas Priest)の『ブリティッシュ・スティール(British Steel)』だと言えるだろう。 全体としては、ハードロック(HR)からヘヴィメタル(HM)への移行過程と言えそうな内容の楽曲構成である。英盤と米盤で曲順が異なるが、以下、米盤(下の収録曲の情報もこれに準ずる)の順に沿ってみていきたい。 冒頭の1.「ブレイキング・ザ・ロウ」は、シングル曲としてイギリスで12位を記録したナンバーで、疾走感のある曲調にHM然としたヴォーカル(“メタル・ゴッド”として知られるロブ・ハルフォード)がいい。2.「ラピッド・ファイア」もヴォーカルの存在感のある曲で、英盤ではアルバムのオープニング・ナンバーとなっていた。3.「メタル・ゴッズ」は、曲の雰囲気としてはHMというよりもHRという形容の方がしっくりくるかもしれないが、筆者的にはお気に入りのナンバーだったりする。 5.「ユナイテッド」もシングルカットされたナンバー(全英の最高位は26位)。ヘヴィな演奏に存在感のあるヴォーカルと印象的なサビが特徴的で、一度聴いたら、頭から離れなくなるタイプの1曲だと思う。6.「リヴィング・アフター・ミッドナイト」は、アルバムに先行して発売されたシングル曲で、全英12位となった。メリハリが効いてパンチのあるこの曲の演奏はインパクト十分と言える。 この時代よりも少し後の世になって“いかにもHM”あるいは音楽面でヘヴィメタルを定義する時に使われることになるような要素が本盤には随所に見られる。そんな観点に立つと、上述の1.に加えて、アルバム終盤の2曲(8.と9.)は興味深い。特にアルバムの締めくくりとなる9. 「スティーラー」は、よりハードになっていき、メタル化していくサウンドの序章といった趣がある。 [収録曲]1. Breaking the Law2. Rapid Fire 3. Metal Gods4. Grinder 5. United 6. Living After Midnight7. You Don't Have to Be Old to Be Wise8. The Rage 9. Steeler1980年リリース。 ブリティッシュ・スティール [ ジューダス・プリースト ] 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2024年03月16日
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出世作となったセカンド盤 ドッケン(Dokken)は、1980年代に活躍したヘヴィメタルのバンド。ドン・ドッケンを中心に構成され、ギタリストのジョージ・リンチが在籍したことでも知られる。このバンドは、1970年代末から1980年代にかけてのアメリカ西海岸のメタル・ムーヴメントの中で人気を博していったが、この『トゥース・アンド・ネイル(Tooth and Nail)』はその足掛かりとなった盤である。 ドッケンは1981年にフランスのレーベルからファースト作をリリースしていたが、これがメジャー・レーベルからリリースされたのは1983年になってからだった。そして、その翌年に発表されたのが、本セカンド作ということになる。ドッケンの作品としては、初めて全米チャートで100位内に入り(最高位49位)、シングル曲(3.,7.,9.の3曲で、9.は全米シングル・チャートで64位を記録)も注目されるようになった。 個人的な好みも含め、注目したい曲を見ていこう。表題曲の2.「トゥース・アンド・ネイル」は、ヘヴィメタル然とした曲調で流れるような疾走感が気持ちいい。7.「イントゥ・ザ・ファイア」は典型的にライヴで盛り上がりそうなナンバーであると同時に、ジョージ・リンチのギターはもちろんのこと、ドン・ドッケンのヴォーカルがカッコいい。9.「アローン・アゲイン」は、上述の通りシングルとして注目を集めた曲で、少々バラード風にヴォーカルを聴かせるナンバー。ここでもドン・ドッケンのヴォーカル力が存分に発揮されている。最後に、10.「ターン・オン・ザ・アクション」はジョージ・リンチのギターのよさが軽快な曲調の中で活かされている好ナンバーだと言える。[収録曲]1. Without Warning2. Tooth and Nail3. Just Got Lucky4. Heartless Heart5. Don't Close Your Eyes6. When Heaven Comes Down7. Into the Fire8. Bullets to Spare9. Alone Again10. Turn on the Action1984年リリース。 【中古】 トゥース・アンド・ネイル/ドッケン 次のブログのランキングサイトに参加しています。 時間の許す方は、クリックで応援をお願いします! ↓ ↓
2024年03月13日
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INDEXページ(ジャンル別、アーティストのアルファベット順)を更新しました。ここしばらくの記事へのリンクを追加しています。INDEXページへは、下記のリンク、もしくは本ブログのトップページ(フリーページ欄)からお入りください。 アーティスト別INDEX~ジャズ編(A-G)へ → つづき(H-M)・つづき(N-Z) アーティスト別INDEX~ロック・ポップス編(A-B)へ → つづき(C-D)・つづき(E-I)・つづき(J-K)・つづき(L-N)・つづき(O-S)・つづき(T-Z) アーティスト別INDEX~ラテン系ロック・ポップス編(A-I)へ → つづき(J-N)・つづき(O-Z) アーティスト別INDEX~邦ロック・ポップス編へ 下記ランキングに参加しています。応援くださる方は、各バナー(1つでもありがたい です)をクリックお願いします! ↓ ↓ にほんブログ村 : 人気ブログランキング:
2024年03月10日
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スペイン語ロック曲選・PART 5(その5) 締めくくりの今回は、スペインのアーティストです。ミゲル・リオス(Miguel Ríos)は、1944年、スペイン南部のグラナダ出身のシンガーソングライター。1960年代から活動をしている彼ですが、今回の「サバド・エン・ラ・ノチェ(Sábado en la noche)」は、1980年代のライヴ盤に収録されたナンバーです。元はアルゼンチン出身のモリスというアーティストが1978年にスペインでリリースした楽曲です。まずは、1982年のステージの模様をご覧ください。 続いては、後世のステージでこの曲を披露している場面をご覧いただこうと思います。メキシコのバンド、El Triの活動40周年記念のライヴ(おそらく2008年頃と思われます)で、ミゲル・リオスが彼らと共演している「サバド・エン・ラ・ノチェ」です。 今回はさらにもう一つ。音声だけなのですが、最初の映像のライヴ(1982年)から“40年後”というライヴ企画があり、2023年にアルバムとして発表されました。80歳を目前にしてこの元気な様子は、映像なしでも十分に伝わってきて、驚異の一言です。 [収録アルバム]Miguel Ríos / Rock & Ríos(1982年)Miguel Ríos and Cia / Rock & Ríos, 40 años después(2023年) 【輸入盤CD】Miguel Rios / Rock & Rios: 40th Anniversary (w/DVD)【K2022/11/25発売】 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2024年03月06日
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スペイン語ロック曲選・PART 5(その4) メキシコのアーティストが続きますが、今回は女性シンガーで女優としても活躍してきたセシリア・トゥーサン(Cecilia Toussaint)です。1980年代にソロ・デビューした当時のアルバム(『アルピア』)の収録曲である「コラソン・デ・カクト(Corazón de cacto)」というナンバーです。 まずは、上記アルバムに所収のオリジナル・ヴァージョンです。残念ながら映像は動きませんが、若きセシリアの声をお聴きください。 続いては、画質はいまいちなものの、後年の動く映像もご覧ください。何年の映像かはっきりしないのですが、十年以上の前のものと思われます。テレビ出演のステージでの「コラソン・デ・カクト」です。 いい年の重ね方をしている、というのが筆者の印象なのですが、そのセシリアも今年の誕生日を迎えると66歳とのこと。それでも、現在でも彼女は元気にライヴを続けています。昨年(2023年)には、活動45周年記念のライヴを行っているとのことで、まだまだ元気で頑張ってほしいものです。[収録アルバム]Cecilia Toussaint / Arpía(1987年) ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2024年03月04日
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スペイン語ロック曲選・PART 5(その3) リラン・ロール(Lira N’ Roll)は、アントニオ・リラ(Antonio Lira,愛称はトーニョ・リラToño Lira)をフロントマンとするメキシコのロック・バンド。1990年代から活動をしていますが、今回の曲は、その長いキャリアの中では比較的新しめの、2017年リリースの盤の表題曲です。「リベーラメ(Libérame)」というのが、そのタイトルです。 アントニオ・リラは、若い頃はほっそりとしていました(というかなよっとした印象すらありました)が、この頃には50歳代に入り、音楽面でも見た目の面でも貫禄が出てきました。 そんな貫録をさらに感じられるライヴ映像をご覧ください。実は全部で2時間半近いコンサート映像なのですが、ちょうどこの「リベーラメ」がオープニング・ナンバーになっていて、最初の4分半ほどがこの曲の演奏シーンです。 [収録アルバム]Lira N’Roll / Libérame(2017年) 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2024年03月02日
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スペイン語ロック曲選・PART 5(その2) ソエー(Zoé)はメキシコのオルタナ・ロックのバンドで、本ブログではこれまでにも何度か取り上げています。今回は、「アルージョ・デ・エストレージャス」と並び、2013年のアルバム『プログラマトン』からのシングル・ヒット曲である「10 A.M.」です。 この「10 A.M.」は、上記アルバムのオープニング・ナンバーで、同盤からの最初のシングル曲としてヒットしました。メキシコ国内のシングル・チャートの最高位は6位という結果を残しています。 さて、この曲には複数の別ヴァージョンが存在します。2015年、『プログラマトン・レビシタード』(レビシタードは英語の“Revisited”の意)というアルバムが出たのですが、そこには二種類のリミックス・ヴァージョンが収められていました。 そのようなわけで、同盤に収録の“ボスコ・デルレイ・ミックス”と“デロレアン・ミックス”の両方をお聴きください。 [収録アルバム]Zoé / Programatón(2013年)Zoé / Programatón revisitado(2015年) ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2024年03月01日
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