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2005/04/16
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カテゴリ: 京極夏彦
この本を,最初は時代小説に分類しようと思っていた。本の紹介にも,「妖怪時代小説」とあるし……。

京極夏彦の「巷説百物語」

を読み終わった。

しかし,読んでいくうちに,「時代小説ではない」という結論になった。あえて分類するとしたら,「ミステリ」だろう。「犯罪小説」といってもいい(と書いたが,「続巷説百物語」を読むうちにやはり時代小説であるとの結論に (単に,カテゴリ上の問題です) )。

今回は,主要登場人物。

小股潜(くぐ)りの又市は口先三寸で世間を渡る小悪党。御行の格好をして登場し,鈴をりんとならして「御行奉為(したてまつる)」というと,一件落着となる。
「御行(乞食)」とは,行者の姿をして絵や札を配り,小銭をもらう物乞いのこと。

山猫廻しのおぎんは切れ長の目,垢抜けた,色の白い細面の女で,生業は傀儡師(人形遣い)。江戸紫の着物に草色の半纏がユニフォームのようだ。

事触れの治平は小柄で初老の男。「事触れ」は鹿島明神の御託宣と称するものをふれ歩く,やはり一種の物乞い。

以上3人は江戸の底辺をうろうろする小悪党たちだ。

そこに,山岡百介(ももすけ)という戯作者の卵が加わる。
妖怪の百物語を出版しようとの夢をもち,生活のために考物(かんがえもの)を作っている。
「考物」は辞書によると,「いろいろと考えて解答を出すように工夫してある謎もの。はんじもの。(国語大辞典(新装版)小学館 )」とあり,さらに「はんじもの」を調べると,「ある意味をそれとなく文字や絵などにして表し、人に判じ当てさせるもの」とあった。
さらにググってみると, 児童文学資料研究No.67 に明治期の児童小説の小説の解説があり,「内容は、おとぎばなし(西洋昔話)、理科読物、小説、地理読物、ポンチ、教訓噺、伝記、 考物 と、おおむね他の少年雑誌と大差ない」
とあり,おそらく「これなあに?」といった感じのものだろうと思われる。「なぞなぞ」のようなものかもしれないが確かではない。

その2 に続きます。

ところで, 京極堂シリーズ大好き! というテーマがありますので,よろしければご利用ください。

次の日記も読ませていただきました。
食べたり読んだり笑ったり(とおり・ゆうさん) ぷぷぴぷ(ぷぷぴぷさん)
なんだろねぇ…(まつすけ@悪さん) のほほん日記(さわ(*^^*)ゞさん)
読書時々買い物(やがらっちさん) 海の庵(M‘sさん)
ヘフレレ - リンク集(王道名なしさん)


時代,場所,登場人物などをフリーページの 京極夏彦メモ(百物語シリーズ) に簡単にまとめてありますので,ごらんください。
京極夏彦の他作品についての日記は,フリーページ  読了本(日本)  (京極夏彦)からごらんください。
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Last updated  2007/01/13 10:26:01 PM
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