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2005/05/28
テーマ： どんなテレビを見ました？(79838)
カテゴリ： 連続テレビドラマ
「猫の皿」で印象に残ったのは，高田亭馬場彦と淡島のかけ合い，小百合ちゃんの泣きと酒を飲んでる姿，虎児の落語の「さげ」。
最後に小しん＜小日向＞が小さく拍手するシーンもなかなかよかった。「茶の湯」の終わり方よりも，今回の終わり方のほうが好きだな。ただし，竜二は小しんに対してあくまでも突っ張ったままでいいような気もしたが……。
今回は，春風亭昇太師匠がただひとり「細かい所」に注文をつけた（公式HPのインタビューによる）という，竜二の落語に注目して見てみた。姿勢のよさは，師匠のおっしゃる通り。また，左手の使い方に「うまさ」が出ていたような気もするが，短いカットの連続だったので……。長めのはなしを，じっくり聞いてみたい気もした。
ちなみに，竜二が教えてもらえなかった「子別れ」は，夫の酒癖が悪くて分かれた夫婦が，父親と子ども（女房と暮らしている）の偶然の出会いをもとに，無事もとのさやにおさまるという話です（あまりにもはしょりすぎですが……）。
さて，次回のお題は 「出来心」 。
何をやってもダメでどじな泥棒が，真人間に立ち返って，あっぱれ泥棒稼業に励むように親分からはっぱをかけられた。
「空巣」でもやれといわれるが，万が一見つかったときには，泣き落としを使って，「ほんの出来心で…」といって許してもらうようアドバイスを受ける。
あちこちに，入りかけるが失敗し，最後にきたのが貧乏長屋。干してあった越中ふんどしを盗んで，つくってあったおじやを食べていたところに，住人の八公が帰ってきて，急いで縁の下に隠れる。
一方，泥棒に入られたことに気づいた八公は，それを言い訳に店賃（家賃）を猶予してもらおうと大家に報告する。
「店賃のほかに何を盗まれた？」と大家に聞かれ，「越中ふんどし」は盗難届けに書けないといわれ，ふとん，羽二重，帯，箪笥……とどんどんエスカレート。
しかも，ふとんの裏地で大家がいった「花色木綿」にこだわって，どの品も「裏は花色木綿」。
パターン１
呆れた泥棒が笑いながら出てきて「この家には盗る物がない」というと，大家は八公に「どうしてうそばかり並べたんだ？」
「へえ，大家さん，これもほんの出来心でございます」
パターン２
泥棒がおこると，八公が謝って
「悪い了見でいったんじゃねえ。これもみんないっときの出来心で……」
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これまでの記事 猫の皿の予習 明烏 厩火事→明烏 権助提灯→厩火事 茶の湯→権助提灯 饅頭怖い→茶の湯 芝浜
――――――――――
新しいテーマ ナルニア年代記 ！！ よろしければ，こちらのテーマをご利用ください。
最後に小しん＜小日向＞が小さく拍手するシーンもなかなかよかった。「茶の湯」の終わり方よりも，今回の終わり方のほうが好きだな。ただし，竜二は小しんに対してあくまでも突っ張ったままでいいような気もしたが……。
今回は，春風亭昇太師匠がただひとり「細かい所」に注文をつけた（公式HPのインタビューによる）という，竜二の落語に注目して見てみた。姿勢のよさは，師匠のおっしゃる通り。また，左手の使い方に「うまさ」が出ていたような気もするが，短いカットの連続だったので……。長めのはなしを，じっくり聞いてみたい気もした。
ちなみに，竜二が教えてもらえなかった「子別れ」は，夫の酒癖が悪くて分かれた夫婦が，父親と子ども（女房と暮らしている）の偶然の出会いをもとに，無事もとのさやにおさまるという話です（あまりにもはしょりすぎですが……）。
さて，次回のお題は 「出来心」 。
何をやってもダメでどじな泥棒が，真人間に立ち返って，あっぱれ泥棒稼業に励むように親分からはっぱをかけられた。
「空巣」でもやれといわれるが，万が一見つかったときには，泣き落としを使って，「ほんの出来心で…」といって許してもらうようアドバイスを受ける。
あちこちに，入りかけるが失敗し，最後にきたのが貧乏長屋。干してあった越中ふんどしを盗んで，つくってあったおじやを食べていたところに，住人の八公が帰ってきて，急いで縁の下に隠れる。
一方，泥棒に入られたことに気づいた八公は，それを言い訳に店賃（家賃）を猶予してもらおうと大家に報告する。
「店賃のほかに何を盗まれた？」と大家に聞かれ，「越中ふんどし」は盗難届けに書けないといわれ，ふとん，羽二重，帯，箪笥……とどんどんエスカレート。
しかも，ふとんの裏地で大家がいった「花色木綿」にこだわって，どの品も「裏は花色木綿」。
パターン１
呆れた泥棒が笑いながら出てきて「この家には盗る物がない」というと，大家は八公に「どうしてうそばかり並べたんだ？」
「へえ，大家さん，これもほんの出来心でございます」
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2005/06/02 12:15:32 AM
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