全35件 (35件中 1-35件目)
1
ラジオの局所的人気ってすごいなと思ったこと。文化放送のお昼の人気番組「吉田照美 飛べ!サルバトーレ」が最終回という事で、昨日、新宿で公開生放送があったのですが、平日昼間にもかかわらず2万人ものファンが集まったと。 以前に私も大竹まことゴールデンラジオの公開放送に行ったことがあるのですが(そちらは文化放送全体で一日中やっているイベントでしたが)そちらも増上寺の広い境内がいっぱいになるほど。すごい人だかりで。あの熱気と人数はびっくりしました。 ラジオというのは現在、人気番組でも聴取率は全体から見たら恐ろしく低い。しかし、私もそうですがテレビなんかよりものすごく近い存在に感じる。どんなに人気番組であっても音声だとDJが「自分にだけ話しかけてくれている」ような感覚があり、それが親しみを感じる原因なのかもしれません。テレビってどうしてもモニターの向こうの別世界のイメージですから。 自分は仕事中、ラジオを聴いているのですが、本当にタイマーのような「この番組のこのコーナーが始まったから何時ぐらいだ」と生活のリズムになっている。だからこそ人気番組の最終回を惜しむ人がこうして集まったんだろうなあ。
2017.03.31
コメント(0)
先日のTBSラジオ「荻上チキ セッション22」で非常に興味深い、というか、本来メディアが行う事というのはこういう取材姿勢何だろうなと感じた事。 森友学園問題で、籠池理事長夫人と安倍首相夫人のメールでのやり取りの中で民進党の辻本議員がスパイを使って学園内に入り込んだ~のメールがあったことに対して、それを産経新聞や一部テレビが大きく報道し、首相も国会答弁の中で「あなたたちも悪魔の証明をしなければならない」と、この産経新聞の記事を持って自分の夫人への疑惑の矛先をかわそうとしておりました。 これに対して番組で、このスパイと言われた業者さんに直接インタビューという。これです。これを行うのが私がこの番組が好きな理由です。 彼の口からいろいろわかったことがあり、少なくとも「複数のメディアにインタビューされた、今回の報道で事実と違うと抗議もした、先方も確認した、でも紙面や番組内で訂正などはされていない」ということがわかりました。 また、荻上氏が「たとえば辻本議員の学園敷地内不法侵入に関しては、当時報道陣が何社も取り囲んでいたのだから実際にその場にいたメディアの人に不法侵入したかどうか確認をとればいいのに、それがなぜか行われていない」と・・・確かにw 悪魔の証明というのは「ないことを証明しろ」ということ。しかし、今回の知事元議員の行動に関してはこうやって証明ができるので疑惑は晴らすことができる。と、なると今度はそれを行わず、情報の精査をせず報道したメディアの大チョンボということになります。 もし、このインタビューに出ていた人が嘘をついているかもしれない、と疑惑を持った場合、それを改めて取材、検証するのが本来の取材であり、手間も時間もかかる。疑惑を解明するというのはそういうことかもしれません。
2017.03.30
コメント(0)
しり上がりに話題になっていったアニメ「けものフレンズ」の最終回が放送されまして。見事な大団円でした! いや~・・・いろいろ皆さん感想はあると思いますが、私が一番感じたのは「第一話放送を見てここまで面白くなるって誰が想像できたか?」ということ。私も一話目を見たときは決してクオリティーが高いといえないCGや特別魅力を感じない世界観とか、とにかくつかみは弱い作品でした。 が・・・いつの間にか一緒に旅をしていたような感覚は最終回で爆発して。何より伏線の回収や一話で使われたアレが登場の時は「おお!」と歓声を上げてしまったり。 つくづく思うのはこういったオリジナルアニメは放送されないとおもしろいかつまらないかわからない。これとは逆に放送前はスタッフやアニメスタジオ、イメージ絵で期待をさんざん煽られていたのに実際はあまり面白くなくて・・・なんてのもたくさんあります。 物語はこのまま続けられる終わらせ方をしていました。なんだか今後はドラマはなくても動物紹介アニメとしてずっとダラダラ続いてほしいアニメでもあり。 なによりこれきっかけで実際の動物園に行ったぐらいですから、知的好奇心を刺激してくれるすばらしいアニメでした。さて!改めてもう一度一話から見直すか!
2017.03.29
コメント(0)
たとえば、仕事で大けがをして入院しなくてはいけない人が「明日は大事な会議だから・・・」と、包帯グルグル巻きで会社に行くことがあったら周りは止めるだろうし、そういうことはあってはいけないと思う。というか、それは本人の意思を優先してはいけない。 それと同じことが相撲の世界では美談になる。今回の横綱:稀勢の里の優勝についてだ。今回、けがを押して優勝したという事が「感動を呼んだ」ということに逆に恐ろしさを感じている自分・・・これって過労死とかブラック企業、あるいは学校の部活での虐待と変わらない練習と同じで。そういうことは非難されるのに、なぜ今回の「ケガを押して横綱の責任として」土俵に上がったことを褒めるのだろうか? もっといえば、これが前例となる。ケガで休場するという当たり前のことを「ケガぐらいで休場とは根性がない」という雰囲気が蔓延する。 何より今回、親方が「本人の意思を尊重した」といっているけど、こういう時は本人の意思を尊重してはいけない。むしろ彼より上の立場の人間が「だめだ!ケガが治るまで絶対に土俵に上げない!」と、本人に休場の理由を与えるべきで。 過労で倒れた社員が褒められてはいけないのと同じで、感動という物語に隠れている非人道性を見過ごしてはいけない。戦争中の神風特攻隊も、あんな非道な行動も感動的な話にさえなるのだから。
2017.03.28
コメント(0)
国会で行われた証人喚問は各ニュースで報道されていますが、私が今回、一番異常性を感じたのはそれまで参考人招致すら否定していた自民党が、首相を恥辱した、という理由で(これは実際に明言されています)参考人招致という一ランク責任を格上げして呼び出したという事。 これ、本当に異様なことです。 で、さらにすごかったのは、その証人喚問で首相や政治家にかかわる証言がFAXなど証拠も含めて次々と飛び出すと、今度はその真相解明に動くのが筋のはずが、「これ以上は必要ない」と今回の件を終わらせようと大慌てで幕引きをはかっていること。 ここまでめちゃくちゃな対応はびっくりで。 与党側の思惑としては、証人喚問で籠池理事長を「信用できない、胡散臭い人物」としてすべての責任をおしつけるつもりだったのでしょうが、むしろ逆に新たな証言、疑惑が出てきてしまった。 今回、テレビで政権寄りのコメンテーターの意見が総じて苦しいのは、真相解明という正義を振りかざす以上、今のやり方の異常さを擁護しなくてはいけない。 なんだか関係者が問題を抑えよう、抑えようとすればするほど広がっている状況がすさまじいです。
2017.03.27
コメント(0)
昨年大ヒットした映画「シン・ゴジラ」のBD/DVDが発売になりました。で、ああ、そういう時代だなあと思ったのは、通販大手アマゾンでネットレンタルできる、しかも価格が48時間500円という。 これって町のDVDレンタル店だと新作の人気作はレンタル中で借りられない、というのをあっさり解消してしまう。しかも、いちいち返却の手間もいらない、店員の人件費もかからないということで、こりゃリアル店舗がどんどん潰れるはずだと。 映画だけでなくゲームもDL販売がずいぶん一般化してきました。デジタルデータに変換できるものはこれからすべてネット経由で販売になり、リアル店舗は追いやられていく。 かと思うとアマゾンのネット通販の荷物は人力で各家庭に配達している。そちらは人手不足で破たん寸前とか。最先端の最終工程がアナログという妙な世界です。
2017.03.27
コメント(0)
来年度公立校で使われる道徳の教科書検定で、愛国心や郷土愛を強調するためにお話の中でのパン屋というのを和菓子屋に変更させられた、というニュースが大きく報道されています。 これでちょっと詳しい人なら知っていると思いますが、戦争中、日本は外来語を「敵性言語」として野球の言葉をすべて日本語に置き換えたり、音楽でもジャズなどは禁止されたり。これは日本だけでなく、戦争がはじまると相手国の優れたものを排斥しようという動きが強まる、でも、実際は何の意味もない、むしろ自国の文化レベルを極端に落とす愚かな行為であることは過去の歴史が証明しています。その最たるものは中国の文化大革命。あれによって中国は第2次大戦以上の死者(おもに飢饉による)を出し、さらに自国の文化であってもインテリ層を敵とみなして弾圧した結果、半世紀あの国は進歩が止まった、と言われています。 上の話に戻りますが、パン屋と和菓子屋ではどちらが愛国教育になるか?ということを真剣に考える頭の悪いひとがいたのでしょうねえ・・・ 私が思うに「愛国者」と「国粋主義者」は全然違います。前者は自国をよくするために他国の文化も理解し、様々な価値観を受け入れる。後者は日本最高!他国は劣っている!という思い込みが愛国だと勘違いしている。しかし、この島国だけで進化した文化と、他の国と多くまじりあい、発展した文化ではどちらが成長が大きいかというのは過去の日本でも「鎖国」という歴史で証明している。 前に大竹まこと ゴールデンラジオで深沢真紀さんが「昨今、テレビで「日本すごい」とか「世界が驚く日本の技術」みたいな番組を多く見るようになったが、30年ぐらい前の日本はなるほどTHEワールドや世界まるごとハウマッチに見られるような「世界の面白いものを紹介」というものの方が多かった。これと同じことは戦前の日本でもあって、開国以来、世界の文化を紹介していた風潮が、ある時期から「日本すごい」「我が国の伝統が~」の潮流になり、やがて戦争に向かっていった。 なぜパン屋より和菓子屋の方が愛国心を育てると思ったのか?そもそも、パンにも和菓子にも愛国要素など何もない、ただ単に食べておいしいというだけ。 こういう「私は愛国者です!」というオナニストの気持ち悪い思想の果てが現在話題の森友学園になっていると思うのです。
2017.03.26
コメント(0)
国会で森友学園理事長の証人喚問がありまして。ニュースでダイジェストで報道を見たのですが、質問者の所属する政党で露骨に質問内容が違っていて面白かったです。 与党側はいかに「理事長が信用のならない人間か」を強調し、首相との関係の発言が嘘である、という方向にしたいもの。逆に野党側は打倒安倍政権のため、いかに首相と結びつけるかという・・・どっちもそれが両党とも露骨で、それだけにこの問題がどれだけ政治的要素が大きなものかをあらわしています。 ただ、報道を見ていてちょっと危ないと思ったのはこの理事長がまるで「巨悪に立ち向かうドン・キホーテ」のような格好になっていること。違うんだって。この人、もともと自ら招いた疑惑が多すぎるし、差別発言や虐待に近い子供への指導など褒められる人間じゃない。 どちらかというと今回の件は悪党内での内ゲバ、北野武のやくざ映画の世界に近いことであり、これで見えてくる真相というのはどんな形であっても薄汚いものでしかないということ。 国会で今、時間を割いてやっているのはそういう世界です。
2017.03.24
コメント(0)
事実上の共謀罪法案が問題になっていますが、この法案成立賛成の意見に「反対派がいう事は極端すぎる」というのがあってぞっとしました。というのは、戦前の治安維持法も成立当時はそういう説明だったんです。 たとえば「外国の本を持っている」というだけでスパイ扱いされ拷問を受けた話。酔っぱらって政府の悪口を言っただけでとらえられた話。レコードで外国の音楽を聴いていただけで自宅にがさ入れのあった話・・・これは「治安維持法」という法律があったから「怪しい奴は何もしていなくてもしょっ引く」が可能だからこそできたこと。もちろん、法律成立当初はそんな風に使われるなんて多くの人は考えてもいなかった。 平時なら何も問題はない、というかもしれません。が、今回の共謀罪法案はテロを想定している。国内で例えばテロが起きたら、警察が怪しいと思った人間を片っ端から捕まえ、尋問する口実にできる。そうでなくてもこの国は地下鉄サリン事件の時、オウム信者を軽微な別件で拘束した過去がある。 今回も事件を起こす前に適用できるということは沖縄問題や反原発集会などで「今の政府はけしからん!ぶっつぶせ!」と言っただけで「ぶっ潰す=物理的破壊を意味する=テロ」とみなすことも可能になるんです。 法律は運用次第でどんな無茶も合法化してしまえる、そして、今の政府がそういう意思がなくても政権が変わったらどうなるかわからない、ということも考えないとなあ・・・
2017.03.23
コメント(0)
森友学園問題だけではありませんが、最近はマスメディアの報道より、当事者がYouTubeやツイッターなどに直接証拠となる資料や証言を公開して、それを後追いでメディアが報道するというのが多くなったなと思うことがあります。 たとえば稲田防衛大臣の証言も、国会ではあれほど激しく否定していたのをネットで公開された資料を突き出されて大慌てで訂正したり。あるいは「関係はない」と言っていた政治家が過去の動画でその学校で教育方針を賛美していた映像とか。 既存マスコミに対する不信と、直接当事者が無編集で公開するという信頼性の逆転現象だと思いますが、ただ怖いのは当事者であるという事はその当事者にとって都合のいいことだけを公開している可能性のほうが高いという事。また、第三者が入らないことで嘘の情報も簡単に流せるという事。この辺りはきちんと分けて考えなくてはならないと思います。 しかし、籠池理事長みたいな人の言葉を直接長時間聞くと頭がクラクラしますね。自分とあまりに「常識の基準」が違うので。きっと本人は今、悲劇のヒーローの気分なんだろうなあ。
2017.03.23
コメント(0)
もやしの業者が今の価格ではやっていけないと悲鳴を上げている、というニュースを見ました。原料の豆や燃料費の値上がりにも関わらず値段は昔から安いままのため、業者も倒産が相次いでいる、という状況らしく、「せめて一袋40円にしてくれ」という訴えの値段の安さに逆に驚くのですが。 ちなみに近所のスーパーで値段を見たら一袋20円ぐらいで。でも、わたしの感覚では20円も40円も変わらない気分で、それで業者が助かるなら構わない、と思ってしまいます。 また、スーパーでは安売りを強調する目玉商品として、赤字覚悟でもやしを安く売っている場合もあるとか。そうなると主婦などの感覚は「もやしは20円程度のものである」という相場感覚が染みついてしまう。20円から40円に上がっただけで、小銭程度の値上がりなのに「倍の値段!高くなった」と不満が出る。怖い話で。 正当な理由で値上げできないことで業者がつぶれることの方がよほど安定供給という意味ではこわいことです。同時にあまりに安すぎる価格は商品に関わる人の意欲やプライドも切り崩してしまう。それは不正や違法なことをする温床になりやすく、そっちの危険性があります。 でも、10円、20円を切り詰めている生活の苦しい人の味方の食材でもあるだけに、一概にいえないこともあるんだよなあ・・・
2017.03.21
コメント(0)
「教育勅語」理解の決定版!横路孝弘議員の稲田防衛大臣を諭すような国会質疑が素晴らしい 【前編】 これ、すばらしい内容の国会質疑なのでぜひ読んでいただきたい。ものすごく大切なことを言っていると思います。 稲田さんに代表される教育勅語を復活させようという保守系の人が必ず言うのは「親を大切にしようとか、兄弟仲良くといった普遍的なことが書いてあるのだから悪いことを教えるのではない」という。たしかにそうかもしてない。 が、大切なのは「どうしてそういうことを戦前、国民を戦争に追いやった.国家のために国民が死ぬことを当然とした教えの根幹になった教育の一つである教育勅語をわざわざ復活させ、子供たちに教えなくてはいけないのか?」ということ。たとえば親孝行とかみんな仲良くとか、そういったことは別に落語からだって教えることはできる。むしろ人情と人の業を面白おかしく、時に泣ける落語の方がよほどこういったものは伝わりやすい。 だいたい「兄弟は仲良くしましょう」「お父さん、お母さんを大切にしましょう」なんて言葉を暗記して唱えることが何の意味があるのか?例の幼稚園の光景でもあったのは動物に芸を教えるのと同じで何もわからない年齢の時に無理やり覚えさせられ、言わされているのはテープレコーダーと変わらない。 昔からある普遍的な価値観であればあるほど、教育勅語である必要はない。それこそ仏教の経典でも、キリスト教の聖書でも、その他世界各国の名作文学、映画、演劇、マンガやアニメやドラマでも教える、あるいは自ら感じ取ることはできる。にもかかわらずわかりにくい、いや、むしろ最後で「お国のために命を尽くせ」と書かれている教育勅語でないといけない理由はない。 何より、教育勅語を復活させたがっていた籠池理事長という人がどんな人間であったか?今回の事件で皆さんわかったと思うし、いざとなったらあっさりトカゲのしっぽ斬りをする保守系論壇人や政治家、日本会議という組織がどういうものであるか、すごくわかりやすい形で分かったと思う。彼らは教育勅語に書かれている道徳心すらないのだ。 そもそも論として、教育勅語は「朕󠄁惟フニ」から始まる、いかにも天皇の発せられた言葉のように思う人もいますけど、これって時の政府が当時国内で高まっていた自由民権運動を抑え込む、伝統的、儒教的価値観の復権のためにつくったものを「天皇のお言葉」としてひろげたもの。つまり、この時点で当時も天皇を利用したものであり生い立ちがすでに為政者のために作られたものであることが明白なんです。
2017.03.20
コメント(0)
世間に認知される、ということの大切さについて思ったこと。 前にラジオで精神科の先生がトークゲストで招かれていて、その中でうつ病の患者さんの外来が近年多い、という話題になった際、先生は「仕事のストレスによるうつ病の患者さんというのは昨今増えたわけではなく、うつ病が病気であるということが世間に広がったことが大きい。それ以前は「甘え」とか「酒でも飲んで発散しろ」で病気扱いされず、むしろそういうことを口にするのは恥ずかしいことだという社会風潮が強く、また、病院に行くものだという認識すらなかった」という話をされていました。 似たようなことは例えば家庭内のDVとか、学校の部活動での暴力的指導とか、ブラック企業の過酷な労働とか。これらも世間に認知される前から昔も苦しんでいた人はいた、けど、昨今広くニュースになることで同じ被害を受けている人が声をあげることができるようになり、結果「これはいけないことだ」と皆が思うようになる。 日本では「我慢」とか「忍耐」を美徳とする風潮がありますが、よく考えたら我慢すればするほど状況が悪くなることも多い。その精神科の先生も言ってましたが「たとえば骨折した状態で適切な治療をせず我慢し続けたらどんどん悪くなる。うつ病も同じで完全に心が壊れるまで我慢してしまうと回復も難しいという事をもっと知ってほしい。そのためにはもっと世間のうつ病に関する理解と認知が必要だ」と。 世の中にはいろんなことで苦しんでいる人がいる。苦しんでいる人はその苦痛から解放されることが救いであって、「みんな我慢しているんだからお前も我慢しろ!」は何の解決にもならない、という事は考えないとなあ・・・
2017.03.20
コメント(0)
今は個人のプライバシーの観点からなくなっているみたいですが、私が学生だった頃は学校の図書館で本を借りる際、本にそれぞれ貸出カードが添付されていて、借りる人はそのカードに日付と名前を書いてカウンターに提出、返す時は返却印を押してもらってまた本に挟んで元の本棚に~という流れでした。 そのため、その本を誰が借りたか、今まで何人借りたかわかるようなシステムで。この辺はジブリアニメ「耳をすませば」でも描写されています。 で、図書館によくあるものすごくスペースを取っている古典文学集、たとえば「芥川龍之介全集」「太宰治全集」みたいな本、これ、誰が借りてるんだろうとカードを見ると、今まで誰も借りた様子はない。蔵書日のハンコウがあるので日付を見るとその当時から30年も前。つまり、この本は30年間、下手したら誰にも借りられることなくずっとこの図書館にあったのかなあと。 この手の名作、古典ものというのは個人が購入する機会はめったになく、でも、学校図書館には必須といっていいほど置かれている。なんだか不思議な存在。 今でもあのころの学校の図書館に一度も借りられないまま置かれているのかなあ・・・
2017.03.18
コメント(0)
あれほど現政権寄り、自民党的保守大好きだった籠池理事長が先日の報道で「野党議員には話す」と共産党やら民進党議員だけに話をしたというところになんとも言えない皮肉を痛切に感じます。 この件が騒がれる前は理事長にとってのいわゆる「反日左翼勢力」とは現体制に反対するそういった人たちであった、しかし、今はあれほど当時自分の教育やら学校運営を支持してくれていた政治家や保守系論壇人が自分を守ってくれるどころか手のひらを反すという。 もっとも、この理事長自体が悲劇のヒーローなどとは全く思えず。むしろ土地購入の不明瞭さなど一番の疑惑の根源だけにそのあたりは同情できません。また、今は信じていた相手から裏切られた怒りに大暴れしている。だからこそメディアは単なる「面白いおもちゃ」として消費するのではなく、慎重に証拠や証言を集めて疑惑に迫るべきでしょう。 今回強く感じたのは彼や彼の教育に賛同した保守系政治家、論壇人が子供たちに唱えていた愛国思想というのが、強烈な自己愛をすり替えていた行為であることはよくわかりました。これは逆に左翼思想でも同じことです。過去の安保闘争の結果、左翼活動の反動で右派に転向した人がいるように。 いずれにせよ、思想と土地取引に関する金銭疑惑は切り離してちゃんと精査してほしいです。
2017.03.17
コメント(0)
「日報」 陸自が電子データを一貫して保管 “消去”指示か もともと報告書が紙だけで作成される訳はなく、特に海外からの日報のようなものは電子データとして作成される訳だから、送信側、受信側、書類作成側の最低3人の誰かはデータがあるはず。紙媒体と違ってテキストデータなんて何年分ため込んであっても余裕の容量にしかならない。わざわざ処分する理由はないわけです。 この状況ってとても危険です。たとえば現地で働いている自衛隊がひどい苦境を訴えたとしても「問題になる」と報告を抹殺されるというのと同じで。今回も現地の日報には「戦闘行為があった」と書かれていたにもかかわらず「自衛隊派遣先は非戦闘地域」という建前を守るために無視された、ということになる。このままだと現地で死者が出ても「事故死」扱いされることも考えられて。 しかも、今回の南スーダンからの撤退も「現地の仕事が一区切りした」という不自然な話。国連の報告では現地での戦闘が激化しているというのがあるのに・・・別に「隊員の安全が保証できなくなってきたから撤退」の方がまだ納得できる。 映画「機動警察パトレイバー2」の冒頭のようなことが本当に起きているんだなあ・・・
2017.03.16
コメント(0)
まさかこんなSF的展開になるとは思わなかったのが今放送の「けものフレンズ」。というか、もともとそういうアニメとして見ていなかっただけに余計にインパクトが強くて。 原作マンガなどのないオリジナルアニメをリアルタイムで見る面白さというのはこういう事なんだろうなと思ったのは、この手の謎とか考察、今後の展開予測を皆がほぼ同じ情報量から推測するしかなく。もちろん、このアニメもスマホゲームというもとになるものがあるのですがほぼ別物なので(しかもサービスはすでに終了している)本当に今後が楽しみで仕方ない! とはいいつつ、基本ゆるいほのぼの動物アニメなので、そこまで深刻なアニメじゃありません。というか、第1話から想像できないよ・・・自分がこんなに好きになるアニメなんて。 1クール作品であと2話で最終回ですが、どんな終わり方でも最後は泣いてしまいそう・・・
2017.03.15
コメント(0)
月額300円程度払うと地方のラジオも聞くことができるラジコプレミアムに入っています。で、普段聞いているラジオ以外の地方放送局のラジオを気まぐれで聞いたりしているのですが、驚くのが先日、長崎のNBCラジオ 『佐田玲子のレイコランドカフェ 』 という番組。たまたま初めて聞いたときに「放送950回」ということ。この番組は毎週30分の番組ですが950回という事はもう20年もやっている長寿番組なんですねえ・・・佐田玲子さんは兄のさだまさしさんのファンなので知っていましたが、こんなに長く番組をやっていたんだ・・・ 他にも地方ラジオでは20年以上やっている番組はゴロゴロあって。これって移り変わりの激しいメディア業界ではすごいことなんだろうなと。 で、この手の長寿番組を聞いて思う共通点は「どの番組も初めて聞いたのに数分で以前から聞いていたような心持になる」こと。これ、不思議な感覚で。特別過激なわけでない、かといって全く引っ掛かりがないわけでもない、何となく心に残って、翌週になったらまた聞いてしまうような。また、地方局なので方言も普通に使っている、それが味わいであり。 とくに今はタイムフリーで時間をずらして聞けるのでいろんな長寿番組を聞けるのは楽しいです。
2017.03.13
コメント(0)
しばらく森友学園関係の記事が続いてうんざりだと思いますので、映画の話を。アカデミー賞の発表で名前を間違えられた話題作?「ラ・ラ・ランド」を見てきました。実はこの手のミュージカル恋愛映画なんて見たことがない私が興味を持ったのは、映画評論家の町山智浩氏とジャズ評論家であり映画にも詳しい菊地成孔氏がまったく真逆の評価をしていたこと。片方が絶賛、片方はこんな映画を喜べない と・・・ これってゾワゾワしますよね。そして何より、まったくこの手のジャンルを知らない自分が見てどう感じるか?それこそ大傑作!とするか、あるいはちっとも面白くないか! 結論!・・・うん、普通に面白かった・・・以下ネタバレ有ります------------------------------------------------------- この普通に面白い、というのは「とても楽しい時間を過ごせた」という意味で。冒頭の高速道路でのダンスシーンから長回しワンカットの映像。極彩色な衣装と風景、ジャズというものを全く知らない私にもわかるキャッチーな音楽、夢を追いかけ、挫折しかけ、それでも夢を追い、ついにその夢に手が届いた2人が出さざるおえなかった結論、そしてラストで「あの時ああしていたら」という、それも詮無い夢。 映画に詳しい人にしてみると、いろんな名作ミュージカル映画のオマージュシーンがあちこちにあるそうですが、私にはわからなかった、けど、とても甘く、ほろ苦い結末は印象に残りました。 が、「傑作!」とか「興奮してもう一度見たくなった!」というような感情の高まりはなく。印象として昨年見た「君の名は」を見た感じでしょうか。 誤解のないようにいいますけど、美しく、豪華で、でも切ない、とてもいい映画です。特に私のようなミュージカルもジャズもわからない人間が素直に楽しんでいたので快作なのでしょう。ただ、上の2人の評論家さんのように極端な意見にはならない作品でした。 と、いうわけでむしろ私のように全くこの手のジャンルに関心がなかった人間が見分を広げる意味で面白い作品かもしれません。
2017.03.12
コメント(0)
普段は陰謀論的なことは怪しんでる立場なのですが、今回のタイミングはかえって不自然すぎて疑惑を大きくしているのではないかと思うこと。 金曜日、森友学園の理事長が記者会見を夕方のニュースで生中継していまして。最初は延々と自説を一方的に語る。もうこの時点でやばい内容でしたが、その後、記者との質疑応答の時間になった途端、ニュース速報のテロップ。映像が切り替わる。自衛隊の南スーダンから撤退の記者会見が行われた。テレビの中継はそちらに切り替わり、結果、そのあとの記者会見の中継はなくなりまして。もっとも、あの記者会見の内容を電波に乗せたら大変なことになっていたでしょうがw 大きな事件や事故が重なることはよくあります。それによって平時なら一面トップになるニュースの扱いが小さくなったり。でもその場合は自然災害や突発的な事件事故といった予測不能なタイミングで起きるからやむおえない。 しかし、今回はタイミングが露骨すぎる。しかも、南スーダンからの撤退は速報を入れて緊急で発表することでもない(実施は5月なので)し、この理事長の記者会見が今夜この時間に行われることは数日前に知られていた。 元々この森友学園理事長の記者会見も大手のどのテレビ局も一斉に流していた気持ち悪い状態だったんです。それが今度は一斉にそっちの映像に切り替わる。結果、どのチャンネルも視聴者が見たかった記者とのやり取りが見られない。 なんだろう。トカゲのしっぽ斬りをしようとしたらしっぽが暴れ出してあたりに毒液をまき散らして収拾がつかなくなってきたから情報の洪水を起こして押し流してしまおうというような荒業で。しかし、昔ならそれでごまかせたかもしれませんがネットがこれだけ普及した現代ではかえって不信感をもたれる。 ちなみにこちらに全文書きおこしがありますので、どれだけやばいかは皆さんご覧になってください【文字起こし】森友学園・籠池泰典理事長&長男の佳茂氏〜3月10日(金)記者会見での質疑応答【音声配信】 偶然のタイミングならべつにそれでいい。けど、これによって2つのニュースが相殺されることはなく、むしろ大きくなっている気がする・・・ *ちなみに私は自衛隊の南スーダンからの撤収には賛成ですし、むしろ今の中途半端な状態で彼らを任務にさらすのは危険だと思っています。でも、このタイミングでこういう情報戦・・・ともいえない稚拙な扱われ方をするとなると、それこそどれだけ今の政権が自衛隊員の命を軽視しているかと憤りを感じます。つい先日までは引き続き派遣延長するような方向で法案とか通していたのに・・・
2017.03.12
コメント(0)
きっと戦前も教育勅語ってこういう風に使われたんだろうな、と思ったのが例の森友学園問題で先日、理事長が記者会見を開いて語った事全般を見て感じたことで。 よく「教育勅語自体は悪いことが書いてあるわけではない」という人がいますが、でも、それを錦の御旗として他人に強要する、個別の事案を考えず「○○でなくてはならない、なぜなら教育勅語に書いてあるから」と根拠にする使われ方が戦前の教育だったんです。そして、これは使う側、立場の強い側にとってだけ一方的に有利な武器になる。 よく取り上げられる--------------------一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ以テ天壌無窮ノ皇運ヲ扶翼スヘシ (国に危機が迫ったなら国のため力を尽くし、それにより永遠の皇国を支えましょう)------------------- が天皇のために特攻攻撃や玉砕行動を肯定する教えになった。そういうことを経験したからこそ、この教育勅語は戦後否定される。 上の学校の理事長の言葉を聞いていると、表面上は「お国のため、社会のため、日本のため」と繰り返しているけど、記者からの質問で金銭関係の事や政治家とのつながりになると急に言葉を濁し、何も語らないに等しかった。つまり、こういう人が教育勅語という都合のいいもので子供たちを教育しようとする。 思想の右左関係なく「お国のため」と称して他人の自由や幸福を奪うことを肯定する人間に愛国者を語ってほしくない。ましてや、教育勅語の精神を踏みにじっていることに気が付かない人には。 私は、今の天皇陛下をとても尊敬しています。それは愛国心からではなく、たとえば災害時の現地への慰問や過去の日本と戦った国々への慰霊の旅、そして普段の柔和で優しいその立ち居振る舞いなど「尊敬できるとてもやさしいおじいちゃん」の印象です。 だからこそ、この手の人たちがこれ見よがしに見せつける「私はこれほど国を、皇室を愛していますパフォーマンス」が大嫌いで。個人でやる分なら自由ですが、立場を使って子供や他人にも強要するようになったら、そんな自慰行為に付き合えるか!という話です。
2017.03.11
コメント(0)
森友学園の理事長がYouTubeに自説を語る動画をUPして話題になっていますが。 で、内容を見たのですがこの人、基本的な論理矛盾が何も理解できていない・・・たとえばヘイトはだめだといいつつ、中国、韓国人を差別することを平気で語っている。わずか20分程度のメッセージの中で・・・ この人は典型的なアメリカンジョークの「私は差別と黒人は嫌いだ」というものなのだろうな・・・というか、冷静に考えればわかりますけど、国籍で人間の性格とか資質が分けられるわけがない。同じ日本人であってもこの理事長と考え方が違う人がいるのと同じように。 この人に限らず、自らを「日本人なら当然」「普通の日本人なら」なんていう人は怪しむ方がいい。自分の価値観以外は認めないということだし、自分が少数派であっても他多数を非常識と出だすから。 また、この人は「トカゲのしっぽきりにはならない」といっていました。どうやら自分がトカゲであったことの自覚はあるようですね。あと特定政治家との関与も。 あと、記者の前で先日大演説していましたが、お金のことに突っ込まれると言葉を濁し、話題をそらず姿勢が見え見えで、そこがきちんと説明できなければ何の信用も得られないよ。 今はネットで個人が意見を拡散できてしまう、だからこの手の人の口封じができない。この人を国会が参考人招致できないはずだわ・・・
2017.03.10
コメント(0)
森友学園問題でいろんな汚いことがボロボロでてきましたが、学校当事者が「通っている子供たちに罪はない!この子たちのことを考えろ!」というのは、完全に人質と同じだよな・・・ 周りを警察に取り囲まれた犯人がナイフを人質の首元に突きつけて「お前ら!こいつがどうなってもいいのか!」というような・・・ 実際問題いちばん迷惑をかけている理由である犯人がまるで人質のことを気遣っているように装って追跡を逃れようとする、こんな理不尽はなくて。 この手の論議のすり替えには気を付けた方がいい。
2017.03.09
コメント(0)
こういう社員は要注意 匿名の場所なので雑でいい加減なことを書いていると思っていますが、これを書いた人ってきっと人生の中心が仕事であったり、会社であることが皆同じだと思っているんだという事。そして、そうじゃない人間はダメなんだと思い込んでいるんじゃないかということがあり。 人間の大切なものの優先順位なんて人それぞれで。むしろ会社はあくまで生活費を稼ぐだけの場所であるというのは普通だし、そういう人にとって会社のイベントよりプライベートを優先するのは当然のことだと思っています。 これ、たとえばその優先順位を家族との関係の方が大切、って思う事って普通ですよね。会社では非常に優秀なんだけど仕事で深夜や休日出勤を行って、結果、奥さんや子供と心が離れ離婚した、という人を何人も知っています。その場合、この人は仕事を優先するあまり家族を不幸にした、視点を変えるとろくでもない人間です。 また会社の飲み会、一回に3~4000円かかる場合、そんなのに参加したくない、酒自体が好きじゃない、なんて人がいて当たり前です。会社のイベントを休日にやるのって人によっては無給仕事でしかなく。自宅で趣味に没頭したい、新作のゲームが遊びたい、見たいドラマがある、という理由で付き合いが悪いのは変じゃないし、むしろ会社の仕事がすべて、仕事のためにすべてを犠牲にせよということがおかしい人間だと、外から見ると思えます。 自分の仕事を優先するために他人にも仕事第一を強要する。しかし、自分は「会社のためにやっている」と思っているから気が付かない。こういうことを「公私混同」っていうのではないでしょうか・・・
2017.03.07
コメント(0)
ヤマト運輸が27年ぶり全面値上げを検討 個人の基本運賃含め、アマゾンら大口とも交渉 これはむしろびっくりなのは27年前から値上げされていなかった(消費税は別)ということ。むしろサービスの質が上がっているから価格は下がっていたと思った方が良くて。 怖いのは、この情報って昨今の「ネット通販の増大で運送会社が悲鳴」というニュースが知れ渡っていなければ利用者から反発があったと思うのです。基本、消費者って値上げには文句を言いますから。これだけ大変な状況であると知れていると「仕方ないね、大変そうだし」と理解が得られる。特に宅急便は手渡しで運んでくれる方の顔も見られるだけに。 しかし、世の中にはこの手の「お金に見合わないサービス過多によって現場が疲弊している割に儲けがない」としたら、企業努力として絶対に間違っている。ボランティアじゃないんだし、それによって社員の犠牲者が出ているとしたら立派な労災じゃないでしょうか。 人間は一度便利に慣れてしまうと、以前のサービスに戻ったら以前より大きな不満が出る。けど、各家庭への時間指定の宅配なんて考えてみたら狂気の仕事ですよねえ・・・
2017.03.07
コメント(0)
スージー姉さんが「なんでお前等日本人はイギリスに合わせないの?」って切り口上でいってきたから「何でイギリス人はより文明的で犯罪率の低い日本に合わせないの?」って言い返しといた。 この手の「考え方の根本が違う場合」というのは外国人だけではなく、同じ国の人の中にも存在します。コメント主が言っている「OSが違う」ということなのでしょう。これは例えばイスラム教の国ではもっと違うでしょうし。 で、こういう場合、思想ではなく客観的数字の結果を見ることが大切で。で、日本の性犯罪って他国に比べてとても低い。また、過去との比較でも急激に減少しているのはアニメ、漫画、ゲームなどの普及と反比例していることを考えると、むしろ抑止効果が高いのではないか?と考えます。 いずれにせよ「実際の性的被害者がいない」漫画やアニメの世界の規制がわかってもらえない人には、汚らわしい、排除すべきコンテンツですがそれを大切にしている人が2次元エロオタクという存在ですから、それこそ「余計なお世話だ」でしかありません。だいたい、そういう人からその手のものを取り上げてどこで性欲を発散させるつもりなのか?目の前からなくせば性欲が消えると思っているのでしょうねえ。そんなわけがないのに。 むしろ性犯罪大国に積極輸出してみるのはどうだろうかw
2017.03.06
コメント(0)
朝、会社の出がけに聞いているTBSラジオ 森本毅郎スタンバイ! で、番組のエンディングBGMが流れているときにニュースとして「北朝鮮が日本海に向けてミサイルを発射したという情報が入った、ICBM(大陸間弾道弾)の可能性もある」というのが流れたんです。 朝のさわやかなBGMをバックに・・・ なんだかものすごくシュールな、それこそ音楽ってここまで問題性をかくしてしまうのかと唖然としました。 でも、音楽のすごさってそういうところがあって、たとえば交通事故で人が車にはねられ吹っ飛ばされる映像も、珍妙な音楽とともに流すと面白映像になる。 そういう意味でニュースの時にBGMを流してほしくないです。
2017.03.06
コメント(0)
某大手のアニメまとめサイト(煽り系)でぎょっとしたまとめ。 昨今話題の「けものフレンズ」の同人誌をイベントで出すサークルに対して、そのサークルの過去の作品をならべて「同人ゴロ」とタイトルに付けていること。つまり、このサークルは流行りものにいち早く飛びついて売り上げを出そうとしている連中だ、という意味らしい(まとめられているコメントもそういう意見ばかり抽出している) 同人作家が今、いちばんおもしろいと思っているアニメの2次創作本を書くのって普通だよね?というか、今、すごく面白いから一気に書く、なんて並大抵の情熱ではできない。どんな理由があれ、一冊同人誌にまとめ、印刷し、サークル参加するというのは労力がいる。 このまとめを作った人間は普段から対立をあおり、BDなどの売り上げで作品をあざけり、大ヒットした作品には「覇権アニメ」などと言って他の作品をたたく材料にし、とにかくこういったことを繰り返している。プロの作品ならぎりぎり我慢できるだろう。しかし、同人サークルのような個人の趣味のサークル活動にまでこの手の誹謗中傷をすることはおぞましい限り。 それに同人の趣味とはだれが、いつ、どんなきっかけでアニメや漫画にはまって本を出すなんてわからないし、自分が好きになった作品が世間ではやっているものである可能性なんて当たり前のように確率は高い。むしろ世間ではやっているから見たら面白い!で、同人を描く、なんてことは普通。 たちの悪いのはこのまとめサイトの閲覧者が多いこと。こういう連中の目を気してに委縮してやりたいこともできなくなったら同人の楽しみなんて半減以下になる。こいつらは単にすべてを斜に構えてバカにしているだけだ。 「本当に好きならそんなことを気にするな」という言葉をこの手の連中は言うだろう。しかし、それは買いもせず唾を吐きかけるような相手が言うセリフじゃない。なによりこういうことを書くことでPV稼いでいる連中だ。 どっちが業界ゴロがわかるだろう・・・
2017.03.05
コメント(0)
学校教育で小学生から英語の授業を行う、そのために現在のカリキュラムに時間を追加するため、昼休みを15分減らして授業時間を捻出する、という構想があるそうで。 なんだか自分の感覚だと「これから確実に英語に限らず翻訳というのは機械翻訳が主流になる。そんな時代にあえて英語教育をやらせるのって、今の時代にそろばんを教えるようなものじゃないか」と思います。 最近のグーグル翻訳って昨年の改変で一気に進化してます。今まで単語単位での翻訳であったのがAIの進化で文脈から使われる確率の高い言葉をチョイスする。また、ネットで多く使われる用法をデータ収集することで今後も精度はどんどん上がっていく。また、SIRIに代表される音声入力技術も進化していて、現在でも一般の日本人が辞書を片手に必死に翻訳するより早くて正確。ってことは、この「各個人が英語力を備える」ことの価値がどんどん減っていくことは確実です。 さきほど「そろばん」に例えましたが、昔はものを書くのに筆を使っていたから書道は必須だった、けど、今では毛筆で書くことの方が稀。また、昔の商人はそろばんで計算していたから授業に使われていたけど、今はほぼ使わない。これと同じジャンルに「英語授業」というのも入るかもしれない、ということ。 だいたい、中高と6年も多くの日本人が英語教育をされたにもかかわらず、未だに一般英会話すらあやしいというのは、授業自体がおかしい可能性があるのです。だから、小学生に今の学校で教える英語の授業をしたとして本当に英語力アップになるか疑問なんだよなあ・・・
2017.03.05
コメント(0)
被害者にも落ち度がある論について。 たとえば、駅前の駐輪場に自転車を鍵をかけて止めて2時間後に戻ってきたら盗難されていたとします。これに対して「自転車のカギなんて通常のものは慣れた奴にはすぐはずされるのだからワイヤーチェーンなどしてなかったのが不用心」「そもそもあそこは盗難が多いのだから止めるべきではない」「そんな盗まれるような高価な自転車をこれ見よがしに駐輪するほうが悪い」「だいたい盗まれたくなければ自転車から2時間も離れるな」・・・ こういった言葉はいくらでも出てくる。で、この手の意見をいう人って必ず「もちろん盗んだ奴が悪いけど」と頭に言う。この言葉さえ付けばその後に被害を受けた人に、どんな傷つける言葉を言っても許されると思っているのだろう。 つい最近、女性シンガーの刺傷事件について舌禍が多いことで有名なアニメ監督が同様のことを言っていた。被害者にも落ち度があると。しかし、それは肉体的にも、精神的にも死の恐怖を味わった人に言う言葉だろうか? この件について非難を受けたこの人が書いた反論がさらにひどくて「お前らこの子がかわいいアイドルだから擁護してるだけで汚いおっさんだったら言わないんだろう」と・・・そういう問題じゃない。相手が誰であろうと被害者に過失がないのだから後つけで「こうしておかなかった被害者も悪い」なんて言えないし、その言葉で本当に心を病む被害者もいる。もしかして自分が悪かったのではなかろうかと。 少なくともこの事件の被害者は警察に届け出をしていて、警察の指示する対策を行った。彼女にできる最大限の防衛策(この場合、経済的な理由も含まれる)を取った上でのこの事件であり、非はミクロ単位で何もない。上のアニメ監督は「加害者が一方的に悪い」ことを最初に指摘している以上、あとは自分の言っているのは単なる暴言であることをわかってるのかなあ?この手の「○○しなかったのが悪い」ってのは「刃物を持ったファンがいることを想定して防刃チョッキを着ていないのが悪い」「こういう時のためにボディーガードを常に外出時に付けていないのが悪い」「襲われたときに護身術で相手を組み伏せられない技術のなさが悪い」「ストーカーはいつ現れるかわからないのだから外出するのが悪い」・・・いくらでも現実不能な解決策をこうしなかった側が悪いと出来てしまう。 なんだかこの手の人が言う「反論あることを覚悟で言いますけど」という枕詞は何を言ってもいい、都合のいい免罪符じゃないし、それで本当に多くの人から反論されて逆キレする人は使っちゃいけない言葉だよ。
2017.03.04
コメント(0)
どっちが多数派?大人がアニメを観るのに違和感ある人・ない人 このアンケートを見る前に一つ。アニメだろうとゲームだろうとゴルフや釣り、手芸だろうとどんな趣味も他人に年齢でとやかく言われる筋合いはないし、それを言わない、相手の趣味に興味がなくても当然だと思うことが大切だと。 たとえば同じ映画が好き、といってもホラー好きも大嫌いもいる。これらはジャンルが同じであっても嗜好は全く違う。 で、アンケートを見るとどの年齢も否定的なのは多くても60代で25%、つまり、過半数は別におかしいと思わない、という人。むしろ差別するほうが少数派ということ。 このアンケートだと60代までですが、これ以上の高齢層だと比率は変わってくるでしょう。が、その人たちは確実に消えていく意見。となれば大人がアニメを見るのは何もおかしくない。 というか、日本では鉄腕アトムがテレビで放送され大ヒットし、それで育った世代がすでに老人に差し掛かっているアニメの歴史がある。途切れることなく、脈々と。むしろその質、量、そして世界にもこの国を代表するカルチャーとして広がっていて今は供給過剰なぐらい。本数でいうと一般のドラマの数を超えるアニメが毎年制作されている。 そんな中で「アニメを見るのは子供」という考え自体がおかしくて。違和感を感じることはない。それにアニメが好きな人がほかの趣味をやらないかということはまったくなくて、たくさんある趣味の一つにアニメを見ている人だっているわけですから。 別にアニメに興味がない、というのはかまわない。けど、アニメだから見ない、ということで面白い作品を見逃していることも多いだろう。逆にアニメオタクの中には「実写だから見ない」ということで面白い邦画やドラマを見逃している人もいる。 アニメは単に表現手法。年齢とか関係ない。
2017.03.04
コメント(0)
慰安婦問題、朝日の「罪」は限りなく重い 一向に晴れそうにない「慰安婦=性奴隷」という冤罪 ここまで女性の尊厳を踏みにじる論文を見たのは久しぶりです。冒頭でISに連れ去られ、ひどい目にあった女性のことを例に出し、それをもって「戦争中の慰安婦はこういう人とは違う、だから性奴隷ではない」と・・・ これ・・・本気で思っているんだろうな。奴隷とはきっとこの人の感覚だと足に鎖をつけて地下で大きな歯車回しているような感覚というか。 ちなみに国際的な見方として「休廃業の自由」「住居の自由」「相手の選択の自由」「報酬の使用の自由」のいずれかが一つでも欠けた状態でのセックスワーク従事者は、たとえ借金の方に、という形であっても国家、民間関係なく性奴隷と定義されます。で、従軍慰安婦の女性はうら若い20代の女性が軍の施設内で休廃業の自由もなく、当然、居住地も拘束され、一日に何十人もの見ず知らずの外国の軍人の性の相手をしていた。これ、普通に考えて自分の意志だと思いますか? そんなエロ漫画で出てくる痴女みたいな女性ばかりだと思っているとしたら、それこそ頭が湧いている。 もし、本当にそういうことが一切ないのだとしたら、なぜ当時の被害女性が訴えるのか?女性が性的被害を訴えるというのは現代社会でもとんでもなくリスクがあること。相当な覚悟が必要。しかし、それを「お前たちは性奴隷ではない」となぜ被害者ではない側が決めるのか? つくづく思うのは、慰安婦問題がいつまでも和解できない最大の理由は、こういうことを平気で言える人がいるからなんだと思う。「何度も日本は謝ってるじゃん!」というけど、それを片っ端から無効化しているのが自分たちだと気が付いていないのだろうな。 レイプ犯が被害女性に和解金を払って示談になった後に「でもお前だって気持ちよかったんだろ」と言ったらどうなるか?国家の威信とか、尊厳の前に「人間として相手を見れば」どんな国も関係なく救われなければいけない人の優先順位はわかると思うし、少なくとも上のような論文は書けないはずですけど。
2017.03.03
コメント(0)
違反喫煙者に過料30万円 厚労省が規制強化案 飲食店は原則禁煙 禁煙の流れがここまで来ると、むしろ個人の自由を制限するようでなんだか嫌なものを感じます。 私はたばこを吸わないし、正直たばこの煙で飲食店などでいやだなあと思うことがあります。が、店側が許可している喫煙まで原則禁止とはどうかと思います。 分煙って店の中で行う事だけでなく「この店はたばこを吸ってもいい店」というのも立派な分煙であり、住み分けになると思います。 しかし、世の中の常識が変わったなあと思うのは、私の子供の頃は電車のボックスシートに灰皿があったり、たばこを吸うという行為がドラマや映画の当たり前の描写であった、ということ。と、同時に喫煙者は吸い殻を路上に捨てることは「当たり前」で、町全体が灰皿であった時代だったんだなと。でも、当時もたばこの煙に迷惑していた人はいた。言えなかっただけで。 どっちがいいかと言えば今の方がいいに決まっている。だからこそ、過剰な規制をするより、ちゃんとした分煙になっていればと思います。
2017.03.02
コメント(0)
■けものフレンズがどうにも面白くない いや、これは普通のことであり、むしろ「みんなが面白がっているものを楽しめない」なんてよくあることです。逆に言えばその多様性があるから世の中にはこれだけ多くのコンテンツがあるのだし。 というか、空気を読んで自分の感想を変えるのって意味がないと思う。面白い、つまらないを決めるのは自分でしかないのだから。 でも、面白がって見ている人のところに割り込んで「こんなのを面白がっているやつらはダメだ」というのさえなければ。あくまで作品の感想は自由だけど、楽しんでいる人を批判するのはおこがましいことだし、逆に「この作品の面白さがわからないやつは感性が鈍い」的な意見も同等におかしい。 人それぞれってそういうことだと思う。
2017.03.01
コメント(0)
ヤマトが昼の配達取りやめ検討 正午から14時、来年度にも実施 宅配便大手のヤマト運輸が昨今の荷物の増加と細かい時間指定配送に対応しきれず、また、働いている側も過酷な労働環境で悲鳴を上げている状態、そういう人たちの上で「パソコンでほしいものをぽちっとクリックすればすぐに届く」利用者が便利な社会ができていた、ということがまざまざと分かる状態だと思います。 よく町中で宅配便の制服を着て荷物を運んでいる方を見かけるのですが、それこそ走り回っている印象。日常的に走る職場なんてよく考えたら異常な状況です。 これ、たとえばお給料を倍に増やしたところで求人にも限界があり、人手不足は解消されないんだろうなと。そうなると単純に荷物の受付量を減らすしかなくて。それこそ「配達できる量を超えましたため、本日は受け付けません」となってもおかしくない事態だと思います。 これだけネットが普及し便利な世の中になったようで、その末端の物理運送が結局人力であるということに皮肉を感じます
2017.03.01
コメント(0)
全35件 (35件中 1-35件目)
1